リビングシアターが多い中、シアター専用ルームを新築自宅に持てる、贅沢さ。
大画面&サラウンドを楽しむためだけの、部屋。映画好きのあこがれ・・・。
今回は、そんなシアター専用ルームのご紹介。
『シアター専用ルーム』
こう聞くと、さぞかし、高級機器をそろえた、ゴージャスシアターと思うかもしれないが。シアターのための専用ルームってだけで、金がかかってなきゃいけないってわけでもない。確かに、一部屋占有するだけでもセレブって話もあるが^^;
では、、、さらっと、今回の専用ルームができるまでの様子を見てみよー。
↑まず、スクリーンの設置。
今回設置する、当店オリジナルAVラック「RISHRAQ」は、スペシャルオーダー版。これ、設置時に職人仕事が必要だったりする。そのために、さっさとスクリーン回りの作業を終わらさないといけない!
↑今回は、垂れ壁を設けて、スクリーンボックスを隠す手法をとった。
↑垂れ壁の向こうには、スクリーンの他、ダウンライトも仕込んであり、間接照明として利用する。
つづいて、スピーカーケーブル&HDMIケーブル配線。
もちろん、新築だから、建築時に先行配管済み。あとは、通すだけ。
↑サラウンドスピーカーは、埋込タイプ×4。埋込用開口も建築時に作業済み。
↑プロジェクター用のHDMIケーブルは、太い配管が必要。
↑HDMIケーブルを傷つかないようにカバーして、慎重に配管に通した予備線へ巻き付ける。
↑予備線を慎重に引っ張り、無事HDMIケーブル配線終了。同じ要領で、スピーカーケーブル×4本を配線する。
テレビ無しのスクリーンオンリーのシアターだから、これで、スクリーン回りの作業は一時ストップ。オリジナルAVラックRISHRAQの設置を待つ。
その間に、サラウンドスピーカーを設置。
↑ケーブルをつないで、サラウンドスピーカーを開口部に埋込む。固定は、ドライバー一本でちょちょいと。
↑これが埋込タイプのスピーカー。天井内に納まる部分。ドライバーを回せば、赤い部分が回転して、広がり、さらに締め付けることで、天井へしっかりと固定される仕組み。単純だけど確実な方法。
RISHRAQの到着時間まで余裕があったから、ややスローペースでやってたけど、ここまでの作業は、店長野田とくらもっちゃんの二人でやって、1時間足らず。
さぁ、次は、プロジェクター天吊だ。
と、、、ここで、スーパートラブル発覚!
なんと、、、プロジェクター天吊金具取付用の、天井補強が、作業されてないことが判明!
が、天井埋込スピーカー開口部から、補強材を放り込めそうで、、、
↑ホームセンターで材料をそろえて、プチ大工仕事。
↑なんとか、、、天吊終了(途中経過を思いっきり省いたけど、まじ大変だったんだから・・・。今日は中止して帰ろうかと思ったくらい^^;)
↑そうこうしてるうちに、RISHRAQ到着!
↑さぁ、職人さんの出番だ!
↑高速カンナがけ!(わざと、シャッター速度遅くしただけだったり^^;)
で、現場まで来て、なんの作業やってるかというと・・・
↑かすかな隙間を、ぴっちりと埋める!部屋との一体化!さらなるクオリティアップ!
↑はい。ってことで、仕上がってます!
今回のスペシャルオーダー版RISHRAQは、変形5連スタイル。
両サイドとセンターには、、、
↑フロントスピーカーと、ウーハーが仕込まれてる。(センタースピーカーは無し)
また、通常は、サランネットを使い、スピーカーを隠すが、今回は、カッシーナの椅子の座面にも使用されてる生地を、贅沢に使ってみた。音響的に影響はない上に、手触り見た目ともに高級感がある。初めて使用してみたが、定番素材として使用できそう。
ウーハー両サイドは、AV機器収納部。レフシャインガラスを使った重厚な扉は、ダブルダンパーで、じわぁっと開閉する。(アンプ手前の茶色いところは、吸気口兼ケーブル口)
↑RISHRAQならではの、吸気口兼ケーブル口も、当然装備。密閉性のいいRISHRAQは、熱がこもりがちだが、吸気口と排気口を設けることで、真夏でもAV機器に優しい。また、吸気口は、ケーブルを通せるから、扉を閉めたままでも、PS3のコントローラを充電しつつ使用したりできる。
以上、、、スペシャルオーダー版RISHRAQな、シアター専用スモールルームでしたぁ。おしまい。。。