●MUC-B20SB1(ロック式3.5mmステミニ×2プラグ)ソニーストア価格25,880円+税
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●MDR-A1、h.ear on用4.4mm5極プラグケーブル MUC-S12SB1 ソニーストア価格23,880円+税
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●MMCXプラグの4.4mm5極プラグケーブル MUC-M12SB1 ソニーストア価格23,880円+税
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※ソニーさん的には、4.4mm5極プラグを、バランス標準プラグとしてるけど、まだまだ、浸透してなくてピンと来ないので、しばらくは、長ったらしいけど、わかりやすい、4.4mm5極プラグっていう表記にするので。。。
ウォークマンWM1シリーズ、据え置き型ヘッドホンアンプTA-ZH1ES、ポタアンPHA-2A、、、今日現在、これらだけが、、4.4mm5極プラグを採用している。つまり、それら機器専用のヘッドホン用ケーブルとなる。 (ソニー以外からも出るんだっけ?)
ラインナップされる、バランスケーブルは、ヘッドホン側のプラグ違いで、以下の3種類になる。
・ロック式3.5mmステミニプラグ×2
・MDR-A1&h.ear on用4極3.5mmプラグ
・MMCXプラグ(当ブログでも何度か書いてるが、ソニーさんはMMCXとは言ってないが、どう見てもMMCXなので、そう言い切る)
これらを使用することで、バランスで楽しめるわけだが、それに加えて、音質に定評があり、ソニーファンにも馴染みのある、キンバーケーブルが採用されているのも、大きなポイントだ。
●改めて、バランス接続、バランス駆動とは?
ウォークマンWM1シリーズ最大の特長とは?
「バランス対応」
Zは金色がぁ~、S-Masterがぁ~、、、まぁ、いろいろあるけど、まぎれもなく最大の特長は、バランス対応なのだよ。
ところが、、、WM1シリーズを持っていながら、アンバランスで音楽を楽しんでいる人も少なくはないと聞く(当店調査による)
ここで、声を大にして言いたい。
「WM1シリーズは、バランスで聞くべしっ!」
そこで、あらためて、バランス接続、バランス駆動について、おさらいしようと思う。
左:アンバランスのイメージ・・・力強さに欠け、ピンボケ感がある
右:バランスのイメージ・・・マッチョのような力強さながら、隅々まで細やかな描写感がある
・バランス接続・・・スピーカーのように、左右のケーブルの+-が独立して、4本で接続する方法。(普通のヘッドホンは3本で接続)
・バランス駆動・・・左右それぞれに2個、合計4個のアンプを使って駆動する方法。(普通のヘッドホンは、合計2個のアンプ)
とまぁ、これだけじゃ、どんなメリットがあるんだかさっぱりわからない。
↑これを見てね・・・。
かなりの長文だけど、これ読めば、WM1シリーズ持ってる人は、アンバランスで聴く気が起きなくなるはず。。。
●MUC-B20SB1(ロック式3.5mmステミニ×2プラグ)
●MUC-B20SB1(ロック式3.5mmステミニ×2プラグ)ソニーストア価格25,880円+税
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対応ヘッドホンは、↑MDR-Z7と、MDR-Z1R。
3兄弟の中でも、最も対応ヘッドホンが大柄なこともあってか、8芯Braid(編み)構造で見た目もかなり派手なケーブル。8芯の上から被覆処理ということをせずの、編みっぱなしになってるせいか、意外にやわらかく、見た目ほどは取り回しに苦労しない。
その8芯Braid(編み)構造は、
「最小限に抑制。ノイズのレベルを下げるとともにケーブルの持つ電気的特性を最適化することで、原音の持つ音の透明感や音楽性をあますところなく再現します。」
という。
ってことで、試聴を。
MDR-Z1Rと、TA-ZH1ES、、、そして、プレーヤーには、先日のアップデートでまさかのUSBデジタル出力に対応となった、HAP-Z1ESの贅沢な組み合わせで。
MDR-Z1Rは、4.4mm5極プラグのケーブルが付属しており、比較がしやすい。
・絢香 三日月
・Michael Jackson Beat It
・SHANTI Aqua’ Lullaby
このあたりを試聴。
付属ケーブルと、キンバーの違いは、はっきりとわかる。
まず、気づくのが、低音の違い。ズンドコと迫力ある低音というわけではなく、様々な楽器、ボーカルにも必ず低音成分はあるわけだが、そのそれぞれの低音が、しっかりとした土台として存在するため、楽曲全体が安定し、厚みが感じられる。安心して聴ける。
ボーカルもずいぶん印象が違う。透明感が増し、よりナチュラルに。音の輪郭もやわらかくなり、高音の刺さりがなくなる。
全体的に、解像感が増し、ギターの弦の生々しさがすごい。Z1Rでは特に感じる空気感が、さらに磨きがかかる。
Z1Rを持ってる人には、是非ともすすめたいケーブル。
●MDR-1A、h.ear on用4.4mm5極プラグケーブル MUC-S12SB1
●MDR-A1、h.ear on用4.4mm5極プラグケーブル MUC-S12SB1 ソニーストア価格23,880円+税
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対応ヘッドホンは、、、MDR-1A/Limited Edition、h.ear on(MDR-100A)
これらヘッドホンは、片出しケーブルながら、3.5mm4極プラグを採用し、グラウンド分離となっていることから、リケーブルによりバランス接続対応となる、コスパが高い機種。
MUC-B20SB1同様の、8芯Braid(編み)構造ながら、透明被覆処理された少し細めのケーブルとなっている。
付属のアンバラケーブルしかなく、比較対象となるケーブルがないが・・・。 とりあえず、試聴インプレッションを。
バランスらしい左右の音の定位の良さはもちろん、キンバーらしいクリアな音色。厚みのある低音。バランスとキンバーの両者がなせるクオリティ。オーバーヘッドタイプにこのケーブルなら、取り回しも全く不便なし。がっつりオススメ。
●MMCXプラグの4.4mm5極プラグケーブル MUC-M12SB1
●MMCXプラグの4.4mm5極プラグケーブル MUC-M12SB1 ソニーストア価格23,880円+税
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公式サイトには付属品が表記されてないが、取説には、「ケーブルサポーター」という名称で、付属しているのが、↑これ。MMCXコネクター自体はストレートになっており、ハンガータイプのイヤホンに使用するときにかぶせることで、ケーブルをL字風に曲げ、耳にひっかけやすくする。
んー、もう少しクオリティーが欲しかったな。いまひとつ、コネクターとのサイズ面でのフィッティングが甘くて。でも、これがあるとないとじゃ、かなり違う。
もひとつ、付属品があって。
↑クリップ。
イヤホンには、やはり、少々負担のかかる重めのこのケーブル。
このクリップで、重量分散。
ケーブル自体は、↑MDR-1A用のMUC-S12SB1 と同仕様のものだと思われる。ぱっと見、より線のピッチも全く同一に見えるし。
XBA-N3/N1/Z5などで、試聴してみた。
MMCXプラグ採用のため、他の2本のキンバーケーブルと比べて、かなり汎用性が高い。他社のイヤホンでもMMCX採用のものが非常に多いため、様々な組み合わせで楽しめるだろう。
間違いなく言えるのは、ソニー製イヤホンにはオールマイティーといえるケーブル。MUC-S12SB1同様に、どっしりした低音に加えて、伸びやかで、クリアな高音。やはり、バランスのキンバー、しかも、純正ってことで、ソニー製イヤホンにはベストチョイスなケーブルだろう。
と、せっかく褒めちぎってるところに水をさすが、、、店長野田のJustearチューニングモデル「ND1」には、残念ながら、あわない。おおざっぱに言うと、低音がききすぎて。。。ってことで、今のところ、今日から展示開始した、Brise AudioさんのUPG001ってのが、よさげ。後日、実機レビューします。もちろん、先日、Pentaconnプラグに交換した、Justear純正の元4極銀ケーブルもお気に入り。
さて、、、ここで、MMCX用ケーブルとして、登場した、キンバー、ブリス、JE純正。キンバー、ブリスともに、やはり、重量のせいで、取り回しに難あり。少しだけ気を遣ってあげることで、その気持ちのいい音色を楽しめるわけだが。
それらに比べて、JE純正のケーブルはすごい。キンバー、ブリスともに、音作りが違うから、優劣はつけられないが、、、その取り回しのしやすさときたら・・・。よくこんなに細くてしなやかなケーブルでこれだけの音が出るよなぁ。
あ、、、ずいぶん脱線したけど。繰り返すけど、このMMCXキンバーは、汎用性が高い。そのため、3種類のキンバーの中でも、群を抜いてご注文が多い。(当店ソニーストア実績に基づく)市販のイヤホンならオールマイティーに使えるだろうから、リケーブル好きなら、一本リファレンスケーブルとして持っておいて損はなし。
もちろん、ケーブルは1本だけ。と思ってる人に、その1本としても、オススメできる。
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●MUC-B20SB1(ロック式3.5mmステミニ×2プラグ)ソニーストア価格25,880円+税
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●MDR-A1、h.ear on用4.4mm5極プラグケーブル MUC-S12SB1 ソニーストア価格23,880円+税
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