男の男の1DKシアター。。。

本日インストールの「男の1DKシアター」。

・賃貸マンショのため、原状回復が必要になるような工事不可
・できるだけ大きな画面
・できれば壁掛けテレビ
・Dolby Atmosにしたい
・ケーブルは隠したい
・愛用のフロントスピーカーとターンテーブルを使いたい
・録画はいらない。
・ソースは、ストリーミングと、PS5
・(本宅が別途あるとのことで、長くは住まないかもしれないため、、、お安く・・・)

という、なかなか、こだわりのある方で。
賃貸マンションのため、詳細な建築図面もないとのことで、現場下見時に、採寸&コンセント類位置チェックなどなどを行い、プランニング。建築的に一切手を加えられないという、縛りは、、、猛烈に難しい。。。

実は、冒頭の写真に、、、様々な工夫(苦労)が写り込んでいるんだけど・・・

・搬入経路、部屋サイズなどなどを考慮し、限界サイズの75型BRAVIA(GoogleTVで、別途ストリーミング機器も不要)
・テレビ反対側の収納庫内へ、機器設置も考えたが、ターンテーブル使用頻度が高く、すぐに操作できるテレビ下へ、機器全て設置。(収納庫からの長尺HDMI引き廻しも、コストがかさむ要因だしねー)
・AVアンプとターンテーブルが置ける奥行きのあるスタンドを装備した、壁寄せスタンドをチョイス。意外と、奥行き足りないんだよね。
・上記2つを並べて設置できる幅のスタンドを装備したものが「この世に存在しない」ため、「切り売りしてくれる石屋さん」で、分厚い御影石ボードを用意し、足りないスタンド幅をカバー。(オーディオボードと名の付くものからすると、破格)
・↑破格だったので、施主様気に入り、フロントスピーカー用に白い御影石も注文^^
・お持ち込みスピーカーのサイズを考慮し、その上部に設置できる、Atmos用イネーブルドスピーカーをチョイス(ソニー製)
・配線は、フローリング床と同系統色の「モール」を駆使し、隠蔽処理。
・遮光をご希望されていたこと、下見時に、建築構造上、中域から高域が、かなり残響がひどかったこともあり、厚手のカーテンを設置→遮光は当然ながら、音響的にも大きく改善(ちょっとびっくりしてる笑)

あまりお見せするものでもないので、ぼかしてます。。。

寸法面で、かなりシビアだったので、作成した図面をにらめっこしまくり、細かいところまで追い込んで設計。

そして、本日、お引っ越しと同時に、設置。音響調整込みで、店長野田含め、2名で、3時間半の作業時間でした。(想定より1.5時間早かった)

かなりコンパクトなお部屋で、反響、残響が心配だったものの、厚手の遮光カーテンの効果などもあり、非常にいい音場が作れたんじゃないかと。これからの季節、ラグマット敷くのも、さらに、吸音効果が高まりいいかも。
ターンテーブルと、AVアンプの組合せが、意外と面白かった。レコードの音を、「360」にしたり、音響効果を付与するのも、これはこれで、アリだなと。。。

ご一読感謝。。。