かなり使えるHDメディアストレージ”HDMS-S1D”<基本編>
デジタル一眼レフカメラ”α”や、サイバーショットの
アクセサリーという位置づけの
ハイビジョンメディアストレージ”HDMS-S1D”。
ソニースタイル価格49,800円と、やや高め感なこの製品。
実際に使ってみたが、意外にも、こいつ、やるな!ってな印象。
イメージががらっと変わってしまった。
●パソコンいらずで、写真データ保存・閲覧ができるヤツ
この”HDMS-S1D”は、80GBの内蔵HDDを搭載してて、
写真データを、ガンガンぶちこんで、テレビ(もちろんハイビジョン
テレビが望ましい)で、大きな写真として見てしまおうっていうモノ。
もちろん、貯め込みまくった写真データは、他のメディアにコピーも
できるし、当然、画質なんかもそのまま。
↑ソニー自慢のx-Pict Story ブルーレイレコーダーにも搭載。
そして・・・一番注目してほしいのが、x-Pict Story。
せっかく保存した写真データも、ペラペラめくるように見るだけじゃぁ、
楽しさも半減。そこで、ソニー自慢のx-Pict Storyで、特殊効果
つけて、音楽までつけて雰囲気たっぷりで見れば、そりゃぁ、
同じ写真でも、楽しさ倍増するってもんだ。x-Pict Storyについては、
明日!
[店長野田が、昔書いたx-Pict Storyネタはこちら]
●開梱&外観
では、早速、開梱してみよう。
↑そのまま山積み展示しててもいいように、箱には、
外形寸法や重量、対応メディアなどの他、「できること」
も印刷されてる。
↑付属品一式
リモコン、ちょっと長すぎる。。。
ACアダプタも本体に比べると、ちょっとでかい。電源部
を内蔵できないもんだろうか。。。ちとジャマ。
ハイビジョン接続のための、D端子やHDMIケーブルは
別売りなので、買い忘れないように!
付属の接続ケーブルは、黄赤白のコンポジット&ステレオ
ケーブル。なぜに、音声ケーブル必要なのか?それは、また明日。
↑ソニー的マイブームな、ピアノフィニッシュ加工。
全面ピカピカ。。。
↑メモステ、メモステDUOは、一つのスロットで兼用。
SD、マルチメディア、xD-ピクチャカードは、兼用。
CF、マイクロドライブは、兼用。
ディスクは、DVD&CDのコンボドライブ。
もちろん、USB端子からも取り込みOK。
(ちなみに、USB端子には、USBキーボードを接続できる
ってのが、うれしい)
↑豊富な端子類。
解像度の設定も、スイッチ切替になっててわかりやすい。
LAN端子を接続することで、PCとの写真データのやりとりも
できる。また、PCとのやりとりは、USBケーブル(別売り)
を使ってもOK。
●接続&写真取込み
では、早速、テレビと接続してみよう。
↑贅沢に、有機EL”XEL-1”と接続♪ 強烈に美しい!
やはり、接続するテレビは、HDMI対応のハイビジョンテレビ
が、オススメ。
美しいだけじゃなく、HDMIケーブル一本だけの接続ってのが
スッキリしてイイ!
まず、写真データの取り込み作業だが、強烈に簡単。
対応のカードメディア、ディスク、USB機器をつないで、
↑前面右側にある、まん丸の「取込み」ボタン
↑取込みボタンをワンプッシュ。あとは待つだけ。。。
ブルーレイレコーダーのように解像度変換したりせずに、
まんまコピーされる。
いったん取り込んだ写真データは、2回取込まれることはなく、
1枚も新規取込みのデータがなければ、
↑こんな表示がされる。親切。
●写真整理
↑リモコンのホームボタンを押せば、表示される。
いわゆる、「メニュー」は、いたってシンプル。トップの項目は、
わずか4つ。
一番よく使う、フォト一覧を見てみる。
↑フォト一覧。日付ごとの「アルバム」に、自動分類される
日付ごとに自動分類された複数のアルバムも、↑のように、
一つに結合することもできる。
たとえば、2006/10/26~11/1までのラスベガス旅行の写真を
ひとつのアルバムにまとめる。なんてこともOK。
だから、写真整理といっても、アルバムの結合くらいしかすることない。
●写真整理<上級編>
日付ごとの自動分類&アルバム結合だけでも十分だが、タグ検索
なんていう便利な機能もついてる。
写真ごとに、「タグ」とよばれる「付箋紙」みたいなものをつけることで
「タグ」検索が可能になる。
たとえば、ラスベガス旅行での写真に「ラスベガス」というタグを
つければ、「ラスベガス」で、タグ検索すれば、該当する写真データ
だけを瞬時に検索できる。アルバムをまたいでの検索が可能になる
っていうことだ!
タグをつける手間はかかるものの、その後の楽ちん検索のことを
考えれば、その手間もたいしたことではないはず。
そのときに、USBキーボードが活躍するってわけだ。
基本は、↑このソフトキーボードをリモコンの十時キーを駆使して
入力する。
●いきなりまとめ
デジカメは、コンパクト、一眼に限らず、撮影したデータの管理は、
従来どうしても、パソコンに頼るのが基本。
この”HDMS-S1D”があれば、完全に、パソコンレスでの管理が
可能になるというのは、大きい。なんせ、とにかく操作が簡単楽ちん
だから。
また、パソコンのヘビーユーザーでも、何百枚ものデジカメデータを
管理するのは一苦労なはず。そんなヘビーユーザーでも、
この”HDMS-S1D”の便利さは魅力あるのでは?
さらに、明日ご紹介予定の、”閲覧機能”のx-Pict Storyや、
”x-ScrapBook”で、簡単に「見る楽しさ」が倍増するはず。
是非、一台、「リビングのテレビ」の横に置いておきたいアイテムだと
思う、店長野田でした。。。
かなり使えるHDメディアストレージ”HDMS-S1D”<写真再生編> »
につづく・・・