VAIO typeZのメモリ4GBを有効活用しよー!
VAIO typeZ発売初日の当店実績でも、4GBメモリを選択した
人は、なんと、全体の88%という、驚異の数字。
ところが、32bit Windows(フツーは32bit)では、OSで使用
できるメモリ容量は、3GBまでというのは、すでに有名な話。
↑Vista SP1以降、とりあえずは4GBは認識できるようになったものの、
実際に使用できるのは3GBまで・・・1GBもったいねー
ところが、、、今年の5月12日のPC WATCHで、特別レポートとして、
とりあげられたが、なんと、この使用できない1GBの悲しいメモリ
残量を使用できるという、とんでもないソフトが存在する!!!
その名も、「Gavotte Ramdisk」 だ!
VAIO typeZを購入したら、真っ先に試してみたかったこのソフト。
まずは、こちらから、Gavotte Ramdiskをダウンロード。
(ちなみに、フリーソフト。無料!)
●では、早速、設定してみよー。
まずは、解凍し、ram4g.regをダブルクリックし、レジストリに設定を
書き込む。
次に、本体ソフトとなる、「ramdisk.exe」を起動するが、このとき、
Vistaならではだが、右クリック 管理者として実行 ってするのを
忘れないように。
メモリの未使用容量にあわせて、1GBを選択し、右のInstall Ramdsikを
クリック。(↑では、すでにインストール済みのため、グレーアウトしてる)
以上。
※PC WATCHの記事では、BOOT.INIファイルを編集するようなことが
書かれているが、少なくとも、3台ほどtypeZで試してみたが、
特に、その作業は必要なかった。
マイコンピュータを見てみると・・・↓
約1GBのRAM Diskが表示されてる!!!
メモリを、ドライブとして割り当ててるだけに、こりゃぁ相当アクセス速度
はえぇだろうな。それに、typeZ様は、DDR3っていう、速いメモリを
採用してるし。。。
ってことで、ベンチマークとってみた。
↑左:HDDでは速い部類になる7200回転のHDD 右:RAM Disk
一瞬、目を疑ってしまった。あまりの速度差に。
比較のHDDだって、7200回転っていう速いタイプなのに、
読み込み速度は、HDD約60MB/sに対して、RAM Diskはなんと約3.8GB/s!
60倍強の速度。
実際に、600MBほどのデータをコピーしてみるものの、信じられないほどの
速度。確かに、RAM Diskだから、電源を切ってしまうと、クリアされてしまう
から、一時的な保存場所としてしか使用できないが、
どでかいファイルを編集したりするときなんかには、おもしろいかも。
確かに、仮想メモリーとして、割り当てるのもいいかもしれないが、
※マイコン右クリックプロパティ→システムの詳細設定→詳細設定タブ
→パフォーマンスの設定→詳細設定→変更
から、仮想メモリの割り当てを設定できる。
設定のときに、再起動が必要だから、一度割り当てると、高速ドライブとして、
使用したり、仮想メモリとして使用したり、、、といった切替がメンドイ。
ってことで、Vistaの機能、「Ready Boost」として、使用するのをあえて
オススメしたい。
ドライブのプロパティから、再起動なしで、設定できるのが便利。
ってことで、4GBメモリを搭載しているユーザーは、試してみては?