VAIO typeT(TT90) SSDについて考える(前編~分解~)

typeZにも、後からSSD256GBが搭載可能というのが発表されて
から、もうね、SSDが気になって気になって(笑

ということで、やや個人的な感じしまくりだが、店頭にある、
SSD搭載モデル「typeZとtypeT」のうち 256SSDのtypeTを使って、
色々検証してみようかなと。それに、typeTは、まだまだ
ブログで紹介しきれてないことてんこ盛りなんで、
それも兼ねて。というのが、大義名分・・・。

20081005typet01.jpg
↑typeT搭載の、SSD256GB(RAID0)。HDDのようにケースに
 入ってるわけでもなく、むき出し状態。しかも、RAID0だから、
 これと同じものが、もう1枚、実はこの下に隠れてたりする。
 2枚構成ってわけ。

さて・・・SSDの検証はいいけど、なんで、分解が必要なのか?

説明すると長くなるんで、読んでいけば徐々にわかります・・・!
ひとまずは、続きを読んでいってくださいな。

まず、最初に・・・分解は自己責任でお願いします。
決して、このブログは、分解を推奨しているわけではないので・・・。

作業に入る前に、お祈りを・・・ 当然ACアダプタ、バッテリーは、
確実にはずそう。ついでに、はずした後、内部の帯電を放電する意味で、
電源スイッチを何度か、連打しておく。

●必要なモノ

 ・精密ドライバー:+の#1と#0のサイズ。とかっこよく書いたみたけど、
  100均の精密ドライバーセットで十分
 ・気合いと勇気  ←ただこれが書いてみたかっただけ(笑

●裏面のビスを、ひたすらはずす

 とにかく、長さもいくつかあるし、浅いビス穴に長いビスをぶちこんだ
 りすると、大変なので、はずしたビスは、間違わないように、
 きっちり管理しておこー。
 ↓の写真を拡大印刷でもして、はずしたビスを貼り付けるとか。。。

20081005typet03.jpg
↑の赤矢印がはずすべきビスのはず・・・関係ないのも含まれてる
かもしれないが、特に悪影響はないんで。
ここでは、全部で、21本をはずそう。が、何カ所か注意が必要な
ポイントがあるので、説明しよー。

ポイントその1

20081005typet04.jpg
↑電源スイッチ側のゴム足周辺。
ゴム足に隠れてるビス。ここは、男っぽく、思い切って、ゴム足を
力技で。両面テープではっついてだけ。1回はずしたくらいでは、
粘着力は問題なさそう。
このビスをはずすと、ゴム足の台座パーツがはずれる。
さらに、その台座の下に、はずすべきビスが一本隠れてる。
なお、反対側のゴム足は、はずす必要がないが、台座パーツは
ビスをゆるめてはずし、さらにそこに隠れてるビスも一本はずす。

ポイントその2

20081005typet05.jpg
↑PC Expressカードスロットのダミーカードをはずすと・・・

一本隠れてる。簡単にアクセスできるビスだけど、意外と盲点。
実は、一番最後まで、気づかなかった。手こずらされた;

ポイントその3

20081005typet06.jpg
↑パーム側手前に、フタをされた、ビスが合計3カ所ある。
 写真で、反対側にもう1カ所ある。

20081005typet07.jpg
↑これは、右写真のように、突起ブツで、ひっかけて固定してる
 だけ。できたら、小指の爪あたりの薄くて、堅くもなく柔らかくもなく
 なモノで、隙間につっこみ、そーっと手前へひっぱってやると、
 スポッとはずれる。。。はず。

と、これで、必要なビスは、すべてはずれただろう。

●キーボード面をがばっとはずそう

20081005typet08.jpg

パーム部手前から、そーっと、もちあげてやれば、はずれる。
が、すこしコツが。
向かって左側面のマイク端子とヘッドホン端子が、側面カバーに、
はまっているので、まずは、キーボード右側をかるーく浮かしてやる。
それでも、うまくいかなければ、左端子カバー(シルバーメッキ部)を
ガバッとはずしてやれば、OK。

20081005typet09.jpg
↑ここまで浮いたら、あせらず、フラットケーブルをはずそう。

20081005typet10.jpg
↑そのフラットケーブルは、マザーボード側に、ロックとかなく、
 ささってるだけ。とはいえ、ケーブルを傷つけないように慎重に。

このケーブルをはずせば、あとは、シリンダー部が、軽くツメで
固定されているのを注意しながら、そのまま、キーボード部を
持ち上げてやれば、ポロッとはずれる。

20081005typet11.jpg
↑じゃーん。ひとまずは、おつかれさまー。
 ~~旦_(- 。- )ままお茶でも。

●SSDをながめよー。

20081005typet12.jpg

右のどでかいのが、BDドライブ。その左下となりにあるのが、
SSD。なんかかなり小さく見える。というのも・・・元々搭載サイズは、
HDDでいうところの、1.8インチタイプ。だから、小さい。

20081005typet13.jpg
↑HDD搭載モデルの場合。

20081005typet14.jpg
↑フツーのノートは、(左)2.5インチ。右は、typeTの1.8インチ。
 両サイドの黒いのは、ラバー製で、緩衝の役目。

20081005typet15.jpg
↑SSD256GB。よく見て欲しい。向こう側にも、手前にも、
 接続端子が見えるはず。実は、128GBのSSDが2枚あるってことだ!

20081005typet17.jpg
↑ケーブルも、2台のSSDを接続するために、ものすごいことになってる。
 しかも、2台のSSD接続端子(SATA)よりも、マザボ側には、BD用の
 SATA端子が。となりのSSD用SATA端子とは、密着しているって
 言えるほど。

●SSDのRAIDについて、ちょっと考える。。。

20081005typet16.jpg
↑128GB×2のRAID0構成ってのは、その言葉どおり、128GBのSSDが
 2枚でできてる。ハードディスクが、2個のっかってるのと、同じってこと。
 それで、RAID0構成となってるってことは、マザボ側で、RAIDコントローラ
 が搭載されてるってことだ。

ここで、問題なのが・・・。

typeZや今回のtypeTオーナーで、とりあえずは、HDDにしておいて、
あとから、SSDへ自力で載せ換えようと思ってる人も少なくはないはず。
おそらく、ソニーのSSD換装サービスを利用するよりも、お安くできる
だろうし。

ところが、RAIDにするには、まず、VAIO本体をRAID対応にしてやって、
例の特殊なケーブルも必要。
また、↑の写真のように、2枚のSSDを固定する取付金具も必要だったり。

実際、HDD200GB搭載の店長野田のtypeZでは、BIOSメニューには、
RAID関係はないが、SSD256GB(RAID0)のこのtypeTには、BIOSに、
RAIDメニュー表示非表示の項目があるし、、RAIDカスタマイズメニューも
用意されてる。当たり前だが。

ということで、HDD搭載モデルや、SSDのRAID構成じゃないモデルの
場合は、自力で、SSDのRAID化は、ムリなのかもしれない。。。
んじゃぁ、RAID化はあきらめて、SSD化だけしようか???

明日は、、、RAIDの有効性を検証してみる。

20080930typet1.jpg
VAIO typeTについては、こちら

typeTぷちレビューはこちら

 

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