VAIO X購入に向けて準備しよー<その1>
はたして、その2があるかどうかは、ナゾのままとして、、、
今日は、VAIO Xを注文して、実機をゲッツしてから(気が早っ)、悩まないように、数あるウィルス対策ソフトの中から、なにをいれればいいか? 実験結果も含めて、考えてみた。
↑知ってる人も多いかもしれないが、、、マイクロソフトが公開した、ウィルス対策ソフト
では、、、店長野田が、独断と偏見で選んだ、
「VAIO Xにインストールしたい、ウィルスソフト候補」
を、まずは、ご紹介。
なお、、、参考までにリンク&価格を載っけてるけど、amazonのリンク&価格です。。。
●エントリーNo.1 「ウィルス対策ソフトなし」
えと、ツッコミはなしで^^;
実際、店長野田の愛機、VAIO typeP様は、いまだに、ウィルスソフトなしで、ぶいぶい動いてます。定期的に、オンラインスキャンかけてるけど、メールは、Webメールでチェック、Webはお気に入り内のものしか閲覧しない。ってのを徹底しているせいか、全く感染なし。
仕事用データなども一切入れてないし、万が一落としても、困らないほど。(トリプルブート可能に完璧に仕上げているから、その点では精神的ショックはすごいが)
が、、、VAIO Xは、画面も大きいし、ビジネス用途としても、考えてるので、この時点で、候補からはずれてしまうわけだが・・・。
●エントリーNo.2「ESET NOD32 Antivirus 4」 3,852円 1PC 公式には7非対応
店長野田の前評判としては、イチオシ。ただ、1PCってのが。VAIO Xユーザーなら、必ずメインマシンを持ってるだろうから、VAIO Xのためだけに購入することになり、やや割高感な気もするが、、、そこは、VAIO X様。多少の出費は気にせず、貢ぐ気分で♪
そして、、、現在、7対応を謳っていないものの、いろいろな7をインストールしたVAIO(64bit含む)で、問題なく動作しているのを確認済み。。。
●エントリーNo.3「ウィルスバスター2010」 5,030円 3PC 7正式対応
店長野田、メインマシンのVAIO typeZ様で、ここ1年ほど使用している。過去記事でもご紹介したが、先日、最新の2010がリリースされたばかりで、しかも、一段と軽い動作になり、ESETにどこまで迫るかが、気になるところ。今回は、VAIO Xでの使用を前提としてるから、総合ソフトとしてでなく、ウィルス対策ソフトとしての検証なので、ファイアーウォール機能などは未使用とした。
●エントリーNo.4「ノートンアンチウィルス2010」 初回限定版4,392円 3PC 7正式対応
昨年まで、5年以上使ってきたノートンシリーズ。当店スタッフ内では人気が最も高いウィルス対策ソフト。バスター同様、こちらも2010がリリースされたばかり。GUIは、かなり刷新され、視覚的にバージョンアップしたんだなぁと感じさせる。
●エントリーNo.5「Microsoft Security Essentials」 無料 7正式対応
マイクロソフト製のウィルス対策ソフト。 以下、MSE。
アメリカ国内限定でダウンロード可能とし、βがリリースされていたが、つい先日、正式版として、日本でも公開されたばかり。その最大の特徴は、、、
「完全無料」
ただし、ファイアーウォール機能や、バックアップ機能などはなし。軽さがウリ。
はたして、ダークホースとなるのか?
●エントリーNo.6「マカフィー2009」 正式名称もリンクも価格も・・・省略^^; 7非対応
VAIOがなぜ、お試し版とはいえ、ノートンから、マカフィーに戻ったのか(過去マカフィーだったことあり)・・・個人的には、ここ数年のもっとも大きなナゾの一つだったり。
だって、、、バスター、ノートンが、年々軽くなっていってるのに・・・改善されないんだもの・・・。
モバイラーなら、typeP+マカフィーの最悪の相性をご存知かと。。。
とりあえず、VAIOにインストールされてるからってだけで、エントリー。。。
以上。6つの中から、VAIO Xに最適なのがどれかを、検証してみる。
え? ZERO?(中途半端だから、MSEでいいっしょ) カスペルスキー?(あくまで個人的に・・・以前、測定したときに、ネット転送速度にかなり悪影響だったから。検出率が高いのは知ってるけど・・・) AVG? あくまで、独断と偏見ってことで、、、ご了承くださいm(_ _)m
●いきなり結果
検証PC VAIO typeP Windows7化モデル(各種VAIOアプリすべてインストール済み)
なんとなく、VAIO Xにスペックが近いんじゃないだろうか?という、妄想の元、選定。
※起動時間 ネット接続をゴールとした
※typePのメモリ使用量 ウィルス対策ソフトだけじゃなく、全体でのメモリ使用量
起動終了後、5分ほど様子を見て、落ち着いた頃に測定
起動時間 | typePのメモリ使用量 | |
ウィルス対策ソフトなし | 48秒 | 700MB |
ESET | 58秒 | 710MB |
ウィルスバスター2010 | 55秒 | 800MB |
ノートンアンチウィルス2010 | 60秒 | 770MB |
MSE | 60秒 | 740MB |
マカフィー | 80秒 | 800MB |
typePをVistaで使用してる人にとっては、どのウィルス対策ソフトでも、恐ろしいほど速い起動時間に驚くのでは?Windows7ってすごいねー。
さて、この結果。。。数字だけ見ると、どれも似たり寄ったりにも思える。
ところが、数字に現われてない部分があるわけで。
実際に、ネット閲覧などをしてみると、マカフィーだけじゃなく、MSEも、もっさり感が。
また、バージョン2009では、バスターもノートンも、ESETの軽快さには遠く及ばなかったモノの、起動時間や、実際の使用感においても、ESET、バスター、ノートンとも、体感差がない。強いて言えば、ノートンは、CPUの使用率を見ると、結構、増減が激しい。
っていうか、1世代古いのに、善戦してるESETがすごいとも言えたり。
ということで、まとめると、ESETが、Windows7対応の新バージョンを発売してくると、状況は変わるかもしれないが、現時点では、バスター2010が良さそう。価格的にも、バスター2010は、3PCで5,030円だから、ESETより、かなりお値打ち。
また、すでに、ウィルス対策ソフトを使用していて、更新まで日数があったりする場合、とりあえず、MSEをいれておくのでもいいかもしれない。MSEは、正直、ウィルス対策ソフトを入れないよりは、まし。程度で考えた方がいいかもしれないが、なんせ、無料。とりあえず、お試しでインストールするのでもいいだろう。さらに、メインマシンを7化、もしくは、新たに7マシン購入を考えている人で、7のXP モードを使用予定の人には、XPモード用にMSEってのもありでしょ。(マイクロソフトは、XPモードでもMSEが使用可能なのを公言している)
●ご参考 店長野田はこうします。。。
バスター2010を使用しているものの、実は、3PC分使い切ってる状況。VAIO X分がないってことだ。ところが、ESETは、5PC(amazon価格14,430円)という製品がラインナップされているから、それを購入すれば、typePの分もまかなえる。
ということで、ESET 7対応版の登場を待って、体験版で性能チェックしてからになりそう。バスターの更新が10月31日ってのも、いいタイミングだし♪
●おまけ Vista最終モデル typeZではどうか?
検証PC VAIO typeZ VGN-Z92 Windows Vista Home Premium
Core2Duo T9900(3.06GHz) メモリ8GB SSD128GB(RAID0) 激速っす
起動時間 | typePのメモリ使用量 | |
ウィルス対策ソフトなし | 42秒 | 1.44GB |
ESET | 53秒 | 1.73GB |
ウィルスバスター2010 | 51秒 | 1.86GB |
ノートンアンチウィルス2010 | 58秒 | 1.81GB |
MSE | 50秒 | 1.65GB |
マカフィー | 63秒 | 1.62GB |
typePの結果とは、若干違うが・・・。typeP以上にどれも似たり寄ったりで。
しかも、これだけ速いPCだと、どれを使っても違いがわかりませーん^^;