VAIO typeP(全Vistaモデル向け) BIOSアップデート→VT対応に!
昨日から、各種VAIO向けに、VAIO用アップデートシステムの「VAIO Update Ver.5」が公開された。いつもの、VAIO Updateから、最新のVer.5へアップデートできるので、まだやってない人は早めにやっておこー。
↑いきなりだけど、、、店長野田の初代typeP+Windows7 Ultimate+XPモード
で、、、Ver.5へのアップデートと同時に、typePだけ、BIOSのアップデートがあり、、、なんと、VT対応に!!!! そう、typePで、Windows7の一つの目玉機能の「XPモード」が使えるってわけだ。
ってことで、今回は、初代typeP+Windows7で、XPモードを試してみたいと思う。。。
使用した、typePは、、、初代typeP VGN-P90(CPU:Atom Z540)。
まずは、VAIO Updateを開いて、Ver.5にアップデート。そして、再度、VAIO Updateで、BIOSアップデートプログラムをダウンロードし、BIOSをアップデートしよう。
なお、とりあえず、BIOSだけをアップデートしたい人や、XP化などをして、VAIO Updateが使えない場合なんかは、
↑から、ダウンロードすれば、OK。なお、BIOSアップデートプログラムは、Windows7、WindowsVista、WindowsXPで、使用可能。ちなみに、店長野田は、VistaモデルにインストールしたXP上で、無事BIOSをアップデートできた。
無事、BIOSをアップデートできたら、いったん、再起動。VAIOロゴが表示されてる間に、F2キーを連打し、BIOSメニューを表示させる。
↑BIOSメニューを表示させたところ
右カーソルキーで、メニューバーで、Advancedを選択すると・・・
VTの設定画面が表示される。あとは、Disabledを、Enabledに変更して、メニューバーでExitへ移動し、Saveし、Shutdownすれば、BIOS設定完了。これで、VTが使用できるようになる。
続いて、、、
↑こちらより、XPモード用のアプリをダウンロードする。
ダウンロードするのは、2つ。(一応、まだ、正式版じゃない)
・Windows XPモード RC
・Windows Virtual PC RC
それぞれを、インストールするだけ。
では、早速、XPモードを起動してみよう。
スタートメニューから、XPモードを起動してやる。
↑フツーに起動できた。
Windows7 のエディションでは、Ultimateと、Professionalだけが、このXPモードを使用できるが、最大の特徴は、XPのインストールディスクが不要なところ。先ほどダウンロードした2つのアプリだけで、XPが起動する。
さて、、、無事に起動できたわけだが、気になるのが、typeP(CPU:Atom)という非力なパソコンで、XPモードが実用レベルかどうか。
ということで、、、まずは、XPモードの、起動時間などを調べてみた。
・起動時間 2分10秒
・終了時間 22秒
・休止からの起動時間 38秒
・休止時間 43秒
よくXPモードを使う人であれば、基本的に休止でいいだろうから、時間的には十分実用レベルってことがわかる。
ちなみに、起動、終了、休止からの起動、休止中は、、、typePのCPU稼働率は、80%~100%と、他の作業はしないほうがよさげ。
また、XPモードでの、動画再生(Youtubeなどブラウザ上での再生も含む)は、、、カクカクで、かなり厳しい。
さらに、テキスト入力すら、ややもっさり。
以上のことから、Atom搭載機種(typeP、VAIO P、VAIO X)では、、、 とりあえず、XPモードで、事務用ソフトなどの軽いアプリケーションを使う程度にしたほうがいいだろう。それでも、もっさり感は覚悟したほうがいいだろうね。
ということをふまえて、VAIO Pや、VAIO Xを購入予定の人は、OSを選ぶべきだろうねぇ。
要するに、XPモードを使うなら、+5000円のProfessionalが必要。XPモードがいらないなら、+0円のHome Premiumということ。また、、、CPUは、Z550が必須だろう。
さて、、、typeZなどの、高スペックVAIO向けのVT解放BIOSアップデートはいつかな?
●ちょっとおまけ
今日、VAIO X購入時に使用できる、3000円クーポンが配布されたね。
配布されるのは、typeSや、typePを買った人だけみたい。
両方買ってる人は、2枚同時に使えるんだろうか・・・