新型最上位ウォークマン「NW-ZX2」、情報かき集めてみた。ZX1とのスペック比較表もあり。
※使用している画像は、ソニーオフィシャルYoutubeの映像をキャプチャーしてトリミングしたものを使用。(ソニーショップは、使用できる画像のガイドラインが非常に厳しいもので^^;)
日本時間の昨日、CES2015にて、最上位新型ウォークマンNW-ZX2が発表されたわけだが。
あちこちから、情報をかき集めて、まとめてみた。
まずは、Youtubeの画像を元に、外観を眺めて見よう。
↑右側面に配置されてる、物理ボタン類。すべてが本体輪郭内側に納まっているボタンになってる。ボリュームの+-が、印象的だ。
また、ストラップホールも配置されてるあたり、日本人好みだよね。
↑最初フルフラットかと思った背面、、、ZX1同様、電源コンデンサーのスペース確保と思われる、ぽっこりが。
ウォークマンロゴが下部に移動し、ゴールドになってるのも目新しい。
↑ぱっと見では、ZX1のブラックモデルかと。NFCの位置も同じだね。
↑ヘッドホン端子部も、ぽっこりしてる。
↑PHA-3ライクなデザインで、ヘッドホン端子部も、PHA-3同等のパーツじゃないだろうか?底面には、他に、WMポートと、microSDスロットが配置されてる。
↑スマホの大画面に慣れたせいか、女性が持ってるのを見ても、大きく感じない。。。
では、NW-ZX1とのスペック比較表を。。。
NW-ZX1 | NW-ZX2 | |
OS | Android4.1.1 | Android 4.2 |
画面 | 4.0型(854×480) TFTカラー液晶 |
4.0型(854×480) TRILUMINOS Display for mobile |
サイズ(mm) W×H×D |
60.7×122.8×15.3 | 65.1×131.2×18.5 |
重量 | 139g | 235g |
内蔵メモリー | 128GB | ← |
microSD | × | 対応 |
対応音声フォーマット | WAV、FLAC、DSD(DSD 2.8MHzまで 24bit/176.4KHzのPCMに変換)など | ← (DSD 5.6MHzまで 24bit/176.4KHzのPCMに変換。フィルター2種、ゲインアップ機能搭載)など |
Bluetoothコーデック | SBC | SBC、LDAC |
オーディオ機能 | S-masterHX DSEE HX Clear Audio+ Clear Bass VPT イコライザー |
← |
ワイヤレス | Bluetooth Wifi a/b/g/n NFC |
← |
ハイレゾ再生時間 | 最大16時間 | 最大33時間 |
内蔵スピーカー | あり | なし |
充電時間 | 3時間 | 4.5時間 |
発売日 | 2013年12月7日 | 北米 2015年春 |
価格 | 71,130円 (ソニーストア価格) |
北米 1,199.99ドル (約14万円) |
NW-ZX2は、NW-ZX1の後継機種ではなく、上位モデルにあたる。
上位モデルだから、、、価格が全然違う^^;
北米価格と比較しても、約2倍の価格設定に。
サイズ&重量アップは、上位モデルであることを考えても無問題な範囲だろう。
内蔵スピーカーも、、、正直なくてもいいし。ヘッドホン抜いたときにびっくりさせされることもなくなるし。ヘッドホン抜いたときに自動的に再生止まるようにできたらうれしい。(知らずに再生しっぱなしでバッテリー消費ってのは避けたい)
ウォークマンAで、はじめて対応となった、microSDも、当然のごとく対応。現在128GBのmicroSDがあるから、内蔵128GBとあわせて、256GBストレージってことに。まぁ、それでも足りないって人も多いだろうけど。(店長野田のハイレゾのみの楽曲でも、それじゃ足りないけど^^;)
DSDが、、、まさかの、、、PCM変換再生に;ネイティブにできない理由が知りたいなぁ。とはいえ、ZX1では、DSD2.8MHzだったものが、ZX2ではDSD5.6MHzまで対応になったり、レベルが低めのものも少なくはないDSD楽曲を、ゲインアップする機能が追加されたり、、、PCM変換時のフィルターが2種類(音色に影響)搭載されたりと、DSD再生機能がかなり強化されている。
ZX1の弱点の1つ、バッテリー持ちに関しても、ZX2では、ZX1の2倍の容量のバッテリーを搭載することで、ハイレゾ再生33時間と、ZX1の2倍の連続再生時間を確保。充電時間は2倍にならず、1.5倍に抑えられてるのも好感。
ソニー独自の新技術「LDAC」に対応したのも、特筆すべきところ。
Bluetoothは、apt-xという、高音質伝送方式があったものの、ハイレゾを意識するとそれでもまだまだ役不足で。「LDAC」は、SBCの約3倍の情報量を伝送できるため、従来、ハイレゾなのかどうかよくわからなかったBluetooth伝送が、ハイレゾ試聴に実用的になるかも。
今のところは、同時に発表されてる、MDR-1ABTってのが、唯一のLDAC対応ヘッドホンのようで。
●まとめ
スペック見る限りは、、、DSD機能の進化、microSD対応、、、LDAC対応。バッテリー持ちが2倍に。これで価格が2倍。
こういう表現すると、どう見ても「買い」ではないと思えるが。
そこは、、、やはり、「音質」でしょ?
実際に、試聴したライターさんたちのインプレッションを見ると、やはり、ZX1をはるかに上回る音質だそうで。
アルミ+銅のハイブリッドシャーシーの採用や、電源&回路のブラッシュアップなど、相当の音質向上が施されてるという。
すでに、資金確保に動き始めてるソニーファンな方々も見受けられるが^^
やはり、ウォークマン最上位モデルとして、大きな期待してもいいんじゃないだろうか?
まずは、日本での正式発表を待とう!