大きく進化!っていうか、上位モデルだろ?!的な、新型ウォークマンA30シリーズ、実機レビュー。ストア大阪で見たケースも交えて・・・。

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ソニーストア価格43,880円+税ウォークマンA30シリーズ 全5色
・NW-A37HN ソニーストア価格43,880円+税
(64GB ハイレゾ対応ヘッドホン付)
・NW-A36HNソニーストア価格33,880円+税
(32GB ハイレゾ対応ヘッドホン付)
・NW-A35HNソニーストア価格28,880円+税
(16GB ハイレゾ対応ヘッドホン付)
・NW-A35ソニーストア価格21,880円+税

(16GB本体のみ)

ソニーストア

本当はもっと早くブログにしたかったけど。なにせ、新製品ラッシュがすごかったもので。遅れたおかげで、発表から今日までの売れ行きを見ることができるわけだが。。。ヒジョーに売れ行きがよろしく。ってことで「大ヒット」なのだっ!!!
当店実績を見る限り、A20シリーズよりも、ヒットっす!

●開梱して、外観眺める

では、まず開梱からいってみる。

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↑タッチパネルになったことで、どうしてもスマホを意識してしまうため、余計に、小さく感じる。。。

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↑プリントじゃない、立体ロゴが、うれしい。

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↑タッチパネルモデルは、側面に物理キー配置が、ウォークマンではもう基本中の基本。ポケットの中、カバンの中でも、ブラインド操作ができる。
HOLDボタンは、物理キーを無効化する。加えて、WM1シリーズ同様、タッチパネル操作の無効、有効も設定で選べる。

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↑指紋は気にならない

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↑唯一の開閉カバー、microSDスロット。メディア取り出しは、Xperia同様に、爪の短い人にはちょっと厳しい^^;

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↑左の穴は、ヘッドホン端子。3.5mm3極ジャック。グラウンド分離出力は非対応。見た目がシンプルなのがいい。とても、ヘッドホン端子には見えないね。
真ん中は、WMポート。右は、ストラップホール。

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↑Xperia X Performanceと並べてみた。相当小さいね。

タッチパネル操作は、スマホ慣れした体には、ものすごく自然というか、当然な感じ。さらに、そのスマホ慣れした体には、とにかくコンパクトだし、軽いし。
質感もいいし、持ってて、ちょっとうれしくなる感じ。

●専用ケース全3種を眺めてみる

CKM-NWA30

シリコンケース CKM-NWA30 ソニーストア価格1,880円+税

ソニーストア

当店実績では、ケース3種のうち、一番人気。

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↑画面以外をすっぽり覆うタイプ。

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↑HOLDスイッチや、

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↑ヘッドホン端子、WMポート、ストラップホール、、、

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↑microSDスロットの部分も、くりぬかれてる。

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↑充電ランプもちゃんとくりぬかれてるね。

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↑出し入れは、ケースを少し引っ張ってのばして。。。

さすが純正らしく、ソニーロゴ、ウォークマンロゴもしっかりと入れてくれてるし、装着感、手触り共に申し分なし。極力、本体デザインを損なわないよう配慮されてる。擦り傷なんかを気にするなら、価格も手ごろだし、おすすめ。ボディカラーと違うカラーを選ぶのも、着せ替え感覚で面白そう。

 

CKS-NWA30

ソフトケース CKS-NWA30 ソニーストア価格3,250円+税

ソニーストア

Xperia用にも発売されており、そちらも人気。

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↑こういうソフトケース。フタがパカパカと開閉して、画面を保護してくれる。

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↑本体は、樹脂製のガードで、がっちりと取付。

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↑ヘッドホンの大きめのプラグやWMポートケーブル端子が干渉しないように、切れ込みも入れてくれてる。

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↑物理キー面は、むきだし。カバーを閉じたまま操作できる。

この種類のケース好きには、安定のクオリティじゃないだろうか。なにげに、カバー部分にはマグネットがしこまれてて、本体を取り付けてる樹脂製ガードにパチッとひっつく。
カバンの中でも、画面の傷を気にする必要もないし、多少の外圧からも守ってくれる。これなら、保護フィルムを貼らなくても。

 

CKH-NWA30

クリアケース CKH-NWA30 ソニーストア価格2,380円+税

ソニーストア

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↑名前のとおりの、本当に無色透明なケース。

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●操作性

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再生画面をホームとして、その上下左右に、機能ページや、音質設定などがレイアウトされてる。

再生画面

↑再生画面(ホーム)

この画面上、上下左右のスワイプで、画面遷移する。また、設定ページや、ライブラリーページは、画面下部に常時表示されてるアイコンからジャンプできる。
WM1シリーズとはちがい、再生曲のフォーマットやサンプリング周波数、ビットレートは、表示されない。それらは、再生画面からの設定→曲の詳細情報で表示される。

曲の詳細情報

↑あまり、A30ユーザーは、ビットレートなんかは気にしないという想定だろうか。ちょっとギモン。

ライブラリー1

↑ライブラリー(再生画面の上方)

ライブラリーでは、様々な「くくり」で曲をソートできる。
ハイレゾのくくりができたのもうれしい。
また、設定→表示項目の選択から、必要なものだけを表示することもできる。
個人的には、リリース年とか作曲者のくくりは不要だから、非表示にしてる。
後述する、ブックマークもここに配置されてたほうがわかりやすいかなと思う。
トップ部には、WM1シリーズにない、FMラジオ、語学学習、録音の各アイコンが配置され、タップすれば、それぞれのページへジャンプできる。

再生リスト2

↑再生リスト(再生画面の左方)

再生リストは、表示ルールを理解しないと、???ってなる。わかれば、便利。
ライブラリーでソートしたものがそのまま表示されるのが、再生リスト。
例えば、ライブラリーでアルバム単位でソートして再生をはじめたなら、そのアルバムまるごとが、再生リストに表示される。
プレイリストで再生したら、その再生リスト。
後述のブックマークで再生するなら、その同一ブックマーク内の曲がまとめて表示される。

ブックマークリスト2

↑ブックマークリスト(再生画面の右方)

個人的にかなり重宝してる新機能。
曲単位でもアルバム単位でも、ブックマークできる。これはプレイリストと同じ。
ブックマークリストは、全部で10個用意されてる。プレイリストのようにリスト名をつけたりもできない反面、手軽にポンポン追加して、削除してと、プレイリストのお手軽版。
曲やアルバムの一番右端の「・・・」アイコンをタップすると、ブックマーク追加できる。
気に入った曲、アルバムがあれば、ポンポンとブックマークリストへ放り込んでおけば、ホーム画面である再生画面から、左へスワイプ一発で即表示できるから手軽。

ラジオ

↑WM1シリーズにはない機能、FMラジオと、語学学習機能。

FMラジオは、サーチ、プリセットなど、基本的にラジオで必要な機能は網羅。
語学学習機能は、タッチパネルならではの使いやすい操作で、ABリピート、秒戻し飛ばし、スピード調整なんかが、1タップで可能。

ClearAudio+

↑各種音質設定(再生画面の下方)

WM1シリーズのようなダイレクトモードがないのがちょっと残念。
フラッグシップ機ほどではないが、贅沢な音質設定項目が用意されてる。
ClearAudio+は当然ながら、DSEE HX、イコライザー、DCフェーズリニアライザーなど。好みもあるだろうが、音質設定オールオフか、ClearAudio+ONで、ほぼ快適に楽しめるんじゃないだろうか。

これらの他、設定画面から、ノイキャンの設定(フルオートでだいたい良さそうだと思う)、Bluetoothの設定、録音の設定などが行える。

ともかく、タッチパネルは、、、画面が汚れるという最大の弱点はあるものの、画面内の表示へは、直接指を移動させて1タップで選択できるという直観的かつ手軽さがありがたい。画面と物理キーの間を視線が何往復もし、何度も十字キーを連打し・・・。今ではもうタッチパネルからは離れられない。
そのタッチパネル操作を最大限に生かせるように新たに開発したUI。
クロスメディアバーみたいに、ネーミングしなかったのはなぜだろう?シンプルでよくできたUIだと思うのに。。。

●音質インプレッション

やはり、気になるのは、旧機A20シリーズとの差。
A30、A20、じっくり比較試聴してみよー。
と思ったら、あまりの音質の差に、早々に、比較試聴終了^^;

そもそも、解像感が大幅に向上しており、高音のクリア感もいい。出力アップによる余裕からか、低音の質感もあがり、全体的に厚みを感じられる。モデルチェンジじゃなく、新たに追加された、完全上位の新モデルだ。
手持ちの「騒音音源」をスピーカーで流しながら、ノイキャンをテストしてみたが、やはり、フルオートで通常使用は問題なさそう。また、静かなところでのノイキャンON時でも、サーーっというノイズも感じられず、常時ノイキャンONでもよさそう。肝心のノイキャン効果もしっかりと感じられ、ノイキャンによる音質低下も気にする必要はないだろう。

さて、つづいて、MDR-1A、XBA-N3、N1で試聴してみた。
やはり、、、付属のノイキャンヘッドホンとは、数段音質が向上する。この3つとも、低音はさらにパワフルさとキレが増し、その結果、全域にわたって、クリア感が向上。オーバーヘッドのMDR-1Aだろうが、出力アップされたA30は余裕でドライブしてくれる。
付属のノイキャンヘッドホンでは、やはり、A30の全力再生とまではいかないようだ。ノイキャンの有無によって、是非、ヘッドホンを使い分けて欲しい。
おすすめは、、、ずばり、XBA-N3だ。

●まとめ

本体だけなら、2万円前半で手に入るコスパの高さ。
本体の価格差は、microSDでカバーできる、容量の違いのみ。
音質を求める人なら、好きなヘッドホンと、microSDを用意して、16GBにすれば、異常にコスパが高く高音質が手に入る。。。その好きなヘッドホンも出力向上により、選択肢の幅がぐっと広がったし。

なにより、タッチパネルと新UIによる快適操作と、先代より大幅に進化した、音質。A20ユーザーは、是非買い換えをオススメしたいし、ハイレゾデビュー機としても、超オススメだ。また、言うまでもなく、WM1シリーズオーナーは、2nd機として、オススメ。

ひじょーーーーに、魅力的なウォークマンだっ!!!

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