ソニーの新型テレビ「BRAVIA」チェックチェック!全機種編
どこのソニーショップも待ちに待った、ソニーの新型テレビ、「BRAVIA」
その全貌をソニーショップならではの、裏情報も含めて、バッサリと斬っちゃいます。
これから、テレビ購入を検討の方々、是非ご参考にしてください
「BRAVIA」は、液晶テレビの3ラインナップに加えて、
プロジェクションテレビ1ラインナップの
合計4ラインナップ、8モデルの構成。
プラズマテレビは今回ラインナップから消滅することに。日経新聞をにぎわした、「ソニープラズマ撤退騒動」も間接的に正しかったのか?
今回は、全機種編として概要を、そして、X編 V&S編 E編と、
全4連載でお伝えしていきます。
それでは、えこひいきなしの、本音トークスタート!(ソニー関係者の方々、覚悟!)
さてさて、まずは、どんなラインナップがあるのか見ていきましょう。
●BRAVIA X 40型、46型(11月上旬発売)
・ BRAVIAの最上位モデルとして、
QUALIAに匹敵するパフォーマンス!
・フルHDのソニーパネル
・QUALIAを除く全メーカーすべてのテレビにも勝る色再現性のライブカラークリエーション、
・
デジタル多チャンネルでも簡単操作のXMB
店長野田の個人的に最大の注目ポイントは、ずばり、
「ライブカラークリエーション」
です。
テレビって、色すべてを再現できてないんですよね。
QUALIAを見たことがある人なら、わかると思いますが、赤や、
緑がこんなに鮮やかに表現されてるテレビ見たことない!
それぐらい、QUALIAって色表現が豊かなんですよね。それもそのはず、
QUALIAだけがテレビ放送されている、すべての色を100%再現できるんですよね。
どんな高級機種であっても、他のテレビは約80%
の色しか再現できないんですよね。
それが、今回のBRAVIA Xは、実に、90%
以上も再現することに成功したんです。
その技術が、「ライブカラークリエーション」 です。
他メーカーのテレビと是非比較したいところ。
残念ながら、発売が11月なので、まだ実物を見ることができません。
私は、ソニーショップの特権、発表会にてすでに見てます。確かに色鮮やか!
コール店頭では、11月6日に入荷&
店頭展示予定です。もうすこし、お待ちくださいっ
さて・・・
価格が高いです。1インチ1万円なんていう言葉が世の中に浸透しつつある今日この頃。
とても、そんな金額でのご提供はムリです。
それと、ちまたでは、賛否両論の折りたたみ式リモコン。
折りたたんだ状態で基本的な操作はすべてできてしまう。
これはよくできてるのですが、ジョイスティックがイマイチ。
手先が器用な人、ゲーマーなどには、全く問題なしですが、
お年寄りなど手先がイマイチ不器用な人には、ジョイスティックの真ん中を押しての「決定」
という操作が難しい。
決定したつもりが、上下左右どれかになってしまったり。
●BRAVIA V&S 32型、40型(発売中)
・ 価格的には普及モデルなのに、
惜しげもなくソニーパネル搭載。
・圧倒的台数を販売した実績の「ハッピーベガ」の後継機。
・ハッピーベガすべての機能、性能をひきつぎ、
ソニーパネルで画質は大幅アップ
・VとSのちがいはデザインのみ。
(スピーカーの形状はちがいますが、 聞き比べても正直違いはわかりません)
Vは、黒を基調とした、
モダンなデザイン。 シルバー色のテレビがほとんどの中、
ひときわおしゃれなブラックデザイン。おしゃれなリビングには、絶対オススメ。
実際、 デザインだけで、Vをご指名買いされるお客様多いです。特に、
若いお客様には、人気です。
Sは、今主流のシルバーデザイン。
Vよりも気持ち横幅が小さく、 今お使いのブラウン管テレビをワンサイズアップしての購入にオススメ。
さて・・・
Sはともかく、Vは、ここまでデザインにこだわったんだから、
性能面でももっとこだわって
ほしかった。ハッピーベガの液晶パネルをソニーパネルに変更し、
デザインを一新しただけ。
これが、価格を大幅に抑える要因になったのは、よくわかりますが。。。
HDMI端子とi.LINK端子がない。これが最大の弱点。いっそ、
Sとの価格差をもっと大きくしてこれらの端子をつけてほしかった。
もっと贅沢言えば、ハッピーベガの上位機種だった、
HVXシリーズのパネルをソニーパネルに変えて、Vとする。これで、
オールOKだったのにねぇ。。。
●BRAVIA E 42型、
50型
・
全世界でソニーがダントツシェアをほこる、 第3の薄型テレビ、
プロジェクションテレビ。
・強烈なコストパフォーマンス
・3LCDのソニーパネル搭載で、売れに売れた、 前シリーズのグランドベガ
(42型、 50型、 60型) を上回る高画質。
グランドベガの最大の弱点、画面下の、通称 「はかま」。このせいで、
デザインは・・ ・
このはかまが必要な理由は、光学ブロック。これを40%にまで体積を小型化し、
ぱっと
見た感じでは、とてもプロジェクションテレビとは思えない、
ナイスなデザイン。
さらに、よくぞここまで!というほど、
超低消費電力の196W。
たった100Wのランプ1個で、よくここまで高輝度、高視野角を実現できたものだ。
開発陣には頭がさがります。
さて・・・
ランプ時間は、大幅に長くなった。でも、交換用ランプの価格もあがった。
価格を据え置きにしてほしい。
世の中は液晶、プラズマテレビに目が慣れてる。そこへ、
リア投影方式独特のスクリーンによるざらつき。コストの問題はあるにせよ、
QUALIAではそのざらつきを全く感じさせないのだから、
もう少しなんとかしてほしい。
ここまで安くしなくていいから、画質面へもう少しコストかけてほしかった。
以上っ。とりあえず、BRAVIA X発売まで、
購入は控えたほうがいいのでは?
次回は、BRAVIA V&Sのチェックです。
(Xは展示してからです。。 。)