四国唯一、クオリア006展示ですっ Part2

さて、昨日に引き続き、Part2です。

一晩じっくりQUALIA006堪能させていただきました。
しかし、見事な仕上がりです。

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今回は、リアプロジェクションテレビであるQUALIA006が、

・なぜ、プラズマや液晶テレビが大流行の中、発売されたのか?
・リアプロジェクションテレビってなに?

を中心につぶやくという、つぶやき日記史上初の超まじめな内容でお送りします。

それでは、スタートっ

■まず、最初に、リアプロジェクションテレビって知ってますか?

第3の薄型テレビとも言われるのが、リアプロジェクションテレビです。
ソニーは長年他社を大きくリードして、リアプロジェクションテレビ(以下、リアプロ)の開発に力を入れてきました。欧米では日本と比較にならないほど、リアプロは普及しています。
そのリアプロの完成形とも言われたのが、

グランドベガ

KDF-60HD900.jpg

です。コール徳島店では、ワールドカップをピークに60型が売れに売れまくりました。
(ソニーさんより、表彰されたくらいです)
とまぁ、知る人ぞ知るのが、リアプロなんですが、そもそもどんな方式なんでしょう?

■リアプロの方式を超簡単に勉強してみよぉ

プロジェクションっていうくらいなので、プロジェクターが関係します。
白いスクリーンに、ぴやーっと光を照らす、アレですよ。アレ。それがプロジェクターです。
スクリーンの正面から照らすので、フロントプロジェクション方式とひそかに呼ばれます。
これに対して、スクリーンの背面(裏側ですね)から、照らす。これが、リアプロジェクション方式です。

テレビでいう画面が、スクリーンで、テレビの中にプロジェクターが入っている。そして、スクリーンの裏から、ぴやーっと照らす。
これがリアプロです。こう言ったほうがわかりやすいですね。

プロジェクターは暗いところで見たほうがいいですが、リアプロの場合、プロジェクター自身は、真っ暗なテレビの中に入っているので、部屋の明かりをほとんど気にしなくていいんです。それに、照らす距離をながーくすれば、画面はでっかくなりますよね。

ということで、リアプロは、

 ・テレビと同じように、「手軽」
 ・プロジェクターのように、「低価格で大画面にできる」

というテレビにとって非常に重要な2つの特徴をもちあわせています。

「リアプロって、実は、すごいんです」

■リアプロのQUALIA006はどうすごいの?

 ●やはり、なんといっても、「ソニー独自開発」の新デバイス、「SXRD」搭載でしょう。
SXRDロゴ2.jpg
 「シリコン・クリスタル・リフレクティヴ・ディスプレイ」の頭文字からきてるようです。
 アルミニウムミラーが配列された単結晶シリコンを駆動素子とする 反射型液晶ディスプレイデバイスのことです。なんのこっちゃ?^^;

 SXRDの特徴は・・・

 ・映画フィルム並みのきめの細かさ
 ・ハイビジョン映像を100%表示できる、高解像度
  (メーカー問わず、液晶&プラズマテレビのほとんどはフルHD対応ではありません。
   ハイビジョンを100%表示できないということです)
 ・応答速度のはやさ(5ms以下です。最近の液晶テレビが、8ms~16msです)
   (これは数値が大きいと残像が目立ちます。)
 ・とにかく、明るい

 (やっぱり、独自開発の超高性能を売りにするのが、ソニーらしい)

0219_a.jpg

 ●スクリーンだってがんばっています

 SXRDがすごくても、結局人が見るのは、スクリーン(画面)です。やはりスクリーンがよくなくちゃ・・・
 スクリーン.jpg
 従来と単純に比べても2枚多くなっているのがわかると思います。
 内側から簡単にご説明を。

 ・まず、プロジェクターからの光は、フレネルスクリーンが受けます。
  入ってきた光をいったん交通整理をし、光の向きをそろえて、すこ
  しでも多く次のスクリーンへと届けます。
 ・新たに採用された、Vレンチキュラースクリーンは、向きの揃った
  光を受けて、今度は、均一に、垂直方向へ光を拡散します。この
  おかげで、寝転がってみたり、ソファやいすなど、目線の高さが
  変わっても画面が暗くなりません。
 ・さらに次に、Hレンチキュラースクリーンが水平方向に光を拡散し
  ます。これがないと、画面正面から、少しでも左か右へ動いただ
  けで、画面が真っ暗に見えてしまいます。
  (このスクリーンだけで、なんと重さ60kg!!!!!だそうです)
 ・最後に、AR.tスクリーン。光の反射を抑えるコーティングがほど
  こされた、スクリーンです。これは、ソニーのお得意技術で、パソ
  コンのモニターにもよく採用されていました。

 ところで、このスクリーンのおかげで、広い視野角が確保されているわけですが。
光の発生源であるランプがハイパワーになったのも大きく貢献しています。

 ●ランプだってがんばっています

 巨大な画面をあれだけ明るく照らすからには、とてつもなくおっきいランプを想像しがちですが・・・
 じつは、こんなにちっちゃなランプなんです。しかもたった200Wです。
ちっこいランプ.jpg

■いよいよ、QUALIA006本体をチェックチェック!

●薄型・大画面
 大画面なのは、もう十分すぎるくらいおわかりかと。
 さて、「薄型」についてですが・・・いまや、テレビとくれば、液晶、プラズマという時代です。
 ですから、QUALIA006が薄型かと聞かれると・・・こまります。

 「ブラウン管36型テレビの奥行きで、面積4倍以上の大画面!!!」

 ということです。やはりそれなりの奥行きはあります・・・

■見た目
 いいですね。おしゃれですね。見た感じは、液晶プラズマのすっきりとしたデザインそのまま。
 設計者の方々のかなりの苦労がうかがえます。。。

■おおとりは、「画質」ですっ
 最後の最後までひっぱりましたが、いよいよ画質です。
 42型プラズマと40型液晶と比較しながら、鑑賞してみました。

映画館のスクリーンに映し出した映像の、輪郭がソフトで、やわらかぁ~い雰囲気がよぉく出ています。DVDやハイビジョン放送で、映画みるなら、絶対、リアプロおすすめです。
リアプロはスクリーンに映った映像を「間接的に」見ることになるため、どうしても液晶やプラズマのような、「輪郭ガツンの境界ビシッ」のような映像にはなりえないです。
ただ、それが、逆に上に書いたようなやわらかい絵作りにつながっているんでしょうね

SXRDの効果でしょうか?ドットが本当にきになりません。きめ細かい映像です。
シネマブラックプロという「絞り」を使った、黒再現性向上の機能ですが・・・
これは、液晶のほうが黒つぶれしてないように見えてしまいます。こんなもんなんでしょうか?
そして・・・液晶テレビQUALIA005で、驚愕した赤の再現性。
そこまではいかないにしても、まちがいなく、

 「赤色 キテマス」

赤に関しては、もうはっきりくっきり、間違いなく、他のテレビと比べると、赤の再現性がいいです。

で、いきなり店長の画質どっちがいいでshow(さぶい;;

 1位 QUALIA006
 2位 40液晶
 3位 42プラズマ

ということです。また、どうしても早い動きの映像を見たときに気になる「残像」も
極力抑えられていました。

で、最後に、

四国で展示してあるのは、コール徳島店だけですからっ
シツコイ

以上っ。超長編まじめな、店長つぶやき日記 でしたっ

P.S. 後日、ソニー主催の勉強会に参加してきて、さらに情報仕入れてきます。
    さらに・・・つぶやきトップ右下のラクガキボード 遊んでください^^

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