VAIO typeT フルモデルチェンジで新登場!!!早速ぷちレビュー
モバイラーのみなさん、きっと、待ちに待ってたことでしょう。
その期待に十分応えてくれるくらい、旧typeT(typeTZ)から、
さらに、大きくパワーアップしたtypeT(typeTT)。
(旧typeTとの区別のため、ここでは、typeTT、typeTZとして
表記。ご理解よろしく)
VAIO typeT VGN-TT90 174,800円~ 絶賛受注開始中!!!
おなじみの某秘密基地で、すでに実機をさわった、店長野田が、
その時の写真も交えて、ぷちレビューをお届け!
(typeTZとの比較写真もあり!!!)
●Centrino2搭載など、メインマシンを超えるスペック
↑マイクロソフトのプレス発表時にスクリーンに映し出されたロゴ。
って、そんなのどうでもいいか?^^;
Centrino2搭載は、いまさら当たり前で、とりあげるほどでもない。
が、今回のtypeTTにとっては、実に、一挙2世代分のパワーアップ
となり、その意味は、ものすごく大きい。
旧typeTZは、Centrino(Napa)で、その次のインテル規格は
Centrino(Santa Rosa)。typeTTは、さらにその次のCentrino2(
Montevina)ってことで、2世代分の進化はかなり期待ができる。
>Centrinoの規格うんちくについては、店長ブログをどうぞ
・CPU、メモリ
CPU Core2Duo | FSB | 2ndCache | TDP | 価格 |
SU9400(1.40GHz) | 800MHz | 3MB | 10W | +10,000円 |
SU9300(1.20GHz) | 800MHz | 3MB | 10W | +0円 |
VAIO初の、Core2Duo SU9x00が搭載された。TDPがなんと10W。
typeZなどのTxx00や、Pxx00では、35Wもしくは、25Wだったことを
考えると、ものすごい省エネCPUってことがわかる。
ただし、FSBは、現在最速の1066MHzよりは劣るし、2次キャッシュも、
同じく6MBの半分となっているが、超モバイルPCであることを考慮
すると、バランスのとれたCPUと思える。
メモリ容量 | 構成 | 価格 |
4GB | 2GB×2 | +10,000円 |
3GB | 2GB+1GB | +5,000円 |
2GB | 1GB×2 | +0円 |
また、メモリは、typeZと同じく、DDR3という高速メモリ。
標準で2GB搭載。そのため、4GBへのアップグレードが1万円と安め
の設定に。また、3GBという、Windowでの使用可能上限ちょうどの
設定があり、無駄がない反面、デュアルチャンネル転送という、
より高速な機能が使えないところは要注意。ただ・・・デュアル
チャンネル転送に関しては、最近では、体感できるほどのものでは
ないという話も・・・。
が、4GBが1万円と安めの価格だし、「メモリ4GBを有効活用しよー!」
みたいな使い方もできるので、やっぱり4GBがおすすめか。
実際に、使ってみたけど、typeTZにくらべても、ソートー速くなってる
のが、体感できる。ややもっさり感のあるtypeTZよりは、確実に
サクサク感がありあり。
・ドライブ
今回のtypeTTの、一番の目玉といってもよさげ。
256GBも含めたSSDや、ブルーレイ。そして、従来よりも高速タイプの
1.8型HDD、大容量320GBHDDまで、チョイス可能という充実ぶり。
実に、20ものバリエーションから、選択可能。が、選ぶのが大変なんで、
表にまとめてみた。
BD | DVD | HDD320 | HDD250 | なし | |
SSD256 | 205,000円 | 155,000円 | 157,000円 | 152,000円 | 140,000円 |
SSD128 | 135,000円 | 85,000円 | 87,000円 | 82,000円 | 70,000円 |
SSD64 | 55,000円 | 57,000円 | 52,000円 | 40,000円 | |
HDD160 | 77,000円 | 27,000円 | |||
HDD120 | 72,000円 | 22,000円 | |||
なし | 5,000円 | 0円 |
見方のポイント。
縦列は、ファーストドライブ。SSDか1.8型HDDかなし。HDDは、typeTZ
の4200回転に対して、typeTTでは、5400回転と速くなった。
横列は、セカンドドライブで、光学式ドライブか、2.5型HDD5400回転が
選択できる。どうせなら、typeZなどで選択できる、7200回転も用意
されてたらなぁ。
やはり、もっともセレブなのは、SSD256+BD。他パーツはベーススペック
のままでも、379,800円と、強烈な価格。おそらく、これを選ぶ人は、
CPUもメモリも最上位を選ぶだろうし。それだけで、399,800円!!
プレミアムカーボン、ワンセグ、指紋まで選んで、
3年保証ワイドつけて・・・433,800円!大変なことになってきた!
店長野田的には、SSD256オンリーのゼロスピンドルもいいかなぁと。
プレミアムカーボンに、CPU&メモリ最大、ワンセグと指紋に3年ワイド。
これで、368,800円。typeZの価格になれてきてしまってるだけに、
これくらいなら、ありかなぁと思ってしまう。いやいや、それでも、
めちゃくちゃ高いだろ?って言うんでしょ?わかります。。。^^;
セレブな価格のSSDだけど、一度使うと、その劇速っぷりに、離れられ
なくなるかも。
ということで、typeTTの目玉は、ストレージの豊富さと、確実に
速度アップした基本スペックだ!
●デザイン&外観
↑シルキーブラック
ぱっと見、おおおおおっと、うなってしまったのが、このキーボード面。
パームレストから、キーボードトップを超え、液晶裏側のバッテリー
境界まで一気に伸びた、一体成型のデザイン。
↑シリンダー中心に横に伸びる溝が、バッテリーとの境界。
パームレストから、ここまでが、一体成型。お見事
↑ノーブルテキスタイル
とっても美しゅうございます。
デザインだけじゃなく、モバイルPCとして重要な軽量化もバッチリ。
旧typeTZとは、サイズも重量もほとんど変わってないものの、
大幅なスペックアップを考えると、なんとか、重くならないようにと、
ソートー配慮されてるはず。重量は、1,140g~1,470g(大容量バッテリー
搭載)確かに、軽い。
↑左:typeTT 右:typeTZ サイズ表記どおりほぼ同じだが・・・
↑お、、、厚みがかなり違う。。。どうやら、スペック表に記載されてた、
(突起部含まず)に、typeTTのゴム足が当たるらしい。
↑パーム側が薄いが、真ん中からバッテリー側にかけて、ふくらんで
いるため、「底が擦らないように」ゴム足で傾斜をつけたためっぽい。
まぁ、この辺はしょうがないかと。
(左右に見える黒い物体は、擦り傷ができないように、テーブルに
敷いた、ウェス。typeTTとは無関係です。。。)
↑左:typeTT 右:typeTZ
typeTZは、直線的なデザインで、シャープな感じ。それに対して
typeTTは、四隅が、ビミョウに面取りされてるし、曲線がデザインに
とりいれられて、やわらかな印象。あなたはどちらがお好み?
↑この四隅の面取りが、やわらかな印象を与えるだけでなく、
実は、ぱっと見、数値より小さいサイズに感じさせる。確実に
目の錯覚だが・・・。うまい!
↑アンテナは、画面向かって右上に配置。ボディーカラーとおそろで、
アンテナロッドも先端部もカラーが統一。
伸ばしきらなくても、好きなところで固定されるし、くるくる回らない
から、収納時に、先端と穴の形状を合わせるように回転させる
煩わしさもない。親切設計。
●インターフェース類
続いて、端子類を。
↑左側面。奥にHDMI端子が配置。パーム側には、左から、
i.LINK、USB×2、マイク入力、、、そして、ノイズキャンセリングヘッド
ホン用端子。
USBは2個あるものの、右側面にはないため、、、マウスの接続が、
ぐるっと回って、このUSBへ。個人的には、かなりこういう設計は嫌い。
typeTZは、ゼロスピンドル仕様にしたときに限って、右側にUSB端子
が追加される。typeTTでも、同様に3個目が追加されるが、場所
は不明。
そして、、、VAIO初のノイズキャンセリングヘッド用端子。これは、
カスタマイズ時に、ノイキャンヘッドホンを選択したときに限り、
この端子となり、通常は、フツーのヘッドホン端子になるとのこと。
実際に、エアコンの吹き出し音がゴーッと鳴っている場所で、試聴
させてもらったが、ウォークマンなどと同様に、しっかりとノイズは
クリアになった。電車や飛行機など、乗り物での移動時などには、
かなり重宝するだろう。
そしてそして・・・・・・・・・
「Sound Reality」搭載!!!
くーっ(涙 typeZには、搭載されていない、VAIO自慢の高音質
チップ。猛烈に悔しい!
そして・・・なぜ??????
と、真っ先に思った点・・・ワイヤレスWAN非対応!
ん~、これは、モバイルPCにとっては、痛いんじゃないだろうか?
技術的に搭載ができなかったとのことだが、PC Expressカードか、
USBを使えばいいわけだが、、、typeZのように、内蔵して欲しかった。
●モバイルPCに重要な液晶ディスプレイ
映りこみ・・・外で使うモバイラーには、非常に気になるところ。
typeZで搭載の、クリアソリッド液晶。外光を拡散することで、
映りこみを和らげるという発想。
もちろん、typeTTにも搭載。
↑かなり映りこみがしやすい環境を作ってのテスト。
左:typeTT 右:typeTZ
typeTZは、くっきりと撮影者の店長野田の姿がわかる。
typeTTのほうは、かなりぼんやりとなっている。
実際、照明や、太陽光でも、ぼんやりと反射させるため、
気になりにくかった。
が、視野角も広く、使用者も見やすい液晶ってコトは、まわりの人
からも、見やすいってこと。のぞき見を防ぐためにも・・・
↑プライバシーフィルター VGP-FL13 ソニースタイル価格10,500円
プライバシーフィルターで、自己防衛したほうがいいかもしれない。
このフィルターは、typeTZと同じもの。(9/30 15時現在、Webのほう
では、一部、typeTTが対応と書かれてたり書かれてなかったりする
が、VAIOカスタマーに確認済みなので、ご安心を。)
さらに、typeTZの6ビットパネルから、typeTTの8ビットパネルへと、
大きく進化。ブルーレイの視聴にも十分耐えうるスペック。
もひとつ、液晶関連の情報。
↑この、白い丸いやつ。
じつはこれ、照度センサー。実際に指でふさぐと、液晶の明るさが、
しゅわぁーっと落ちて、指をはなすと、しゅわーっと戻る。
このしゅわぁーがポイント。バシッバシッと、変わると、目障りだし。
なにより、しゅわぁーだと、なんか高級感あっていいっしょ?(笑
これって、些細なことだけど、すごく便利なはず。
モバイル利用の場合、少しでもバッテリー消費を少なくするため
に、画面の色数16ビットに落としたり、ドライブ電源切ったり、、、
それらを、バッテリーモード時の設定に予めやっておくが。
明るさは、どーにもこーにも。なんせ、ディスプレイの明るさって
のは、まわりの環境にあわせてのことだから、その都度、
調整するのがベスト。でも、ついついめんどくさかったり、忘れたり。
それに、BRAVIAでも、そうだけど、蛍光管を使ったフツーの液晶
パネルの場合、輝度を落としたところで、そんなに省エネになら
ない。が、typeTTのLEDバックライトの場合は、話は別。
輝度を落とせば、省エネに直結だ!
●メッセージ刻印サービス
最後に、ウォークマンや、最近ではサイバーショットで大好評の
メッセージ刻印サービスの話。
開始は、10月下旬。残念ながら、今typeTTを注文しても、この
サービスは受けられない。注文時に申し込む必要があり、
あとからは、対応できないとのこと。
まだ、詳細は公開されてなさそうだけど、一足先にソニスタさん
より、少し情報をもらったけど。書いていいかわからないので、
ここでは、ナイショってことで。
が、ソニースタイルUSAに、同じようなサービスを発見!
ここから、右下の「NEXT STEP」をクリックするとOK。
これって、意味なくテンションあがるのは、店長野田だけで
しょうか?
詳細の発表を待て!!!!
ということで、ぷちレビューはこのへんにして、あとは、実機が
届いてから、実機レビューをお届け予定。
(ぷちレビューのくせに、長くなってすいません。最後まで読んで
いただき、感謝感謝<(_ _)>)