白いまん丸パソコン”TP1 ”プチレビュー
ややスペック的に物足りなかったTP1が、大きくパワーアップして、
生まれ変わった。
大きな変更点は、3点。
・CPUのパワーアップ
・グラフィックスの強化
・ブルーレイドライブ対応
では、順に見てみよう。
まずは、基本カスタマイズとなる、ベース1~ベース5を整理。
ベース1 | Celeron | DVDスーパマルチ | 99,800円 |
ベース2 | C2D T8100 | DVDスーパマルチ | +30,000円 |
ベース3 | C2D T8100 | DVDスーパマルチ | +40,000円 |
ベース4 | C2D T8100 | DVD/BD-ROM | +55,000円 |
ベース5 | C2D T8300 | ブルーレイ | +80,000円 |
ベース1、2のみ、テレビ機能(地アナチューナー)なし。
ベース3、4あたりが人気か?
●CPU
45nmプロセス技術の新インテルCPU Core 2 Duoを採用。
・Core 2 Duo T8100(2.10GHz)
・Core 2 Duo T8300(2.40GHz)
カスタマイズ項目では、ベース1「地アナなしのCeleron」もあるが、
最低限、ベース2「Core 2 Duo T8100(2.10GHz)」は選んでほしいところ。
●グラフィックスの強化
従来、内蔵グラフィックスだったものが、ドーンと、NVIDIA GeForce8400M
GT GPU(256MB)へと、大きくパワーアップ。
標準搭載のため、テレビなしという使用方法では、逆にオーバースペック
気味になる。ただ、標準搭載のくせに、ベーススペックの価格が、99,800円
からスタートというのは、ソニーさんのがんばりをものすごく感じる。
といいつつ、ソニーさん的には、「ブルーレイでハイビジョン」か、「デジタル
チューナーVGF-DT1で、ハイビジョン」を楽しんでくださいよ!っていう
意図が見え隠れ?
●ブルーレイドライブ対応
・DVDスーパーマルチ
・DVDスーパーマルチ/BD-ROMドライブ
・ブルーレイドライブ(DVDスーパーマルチ機能込)
3つのパターンから選択可能となった。
BD-ROMドライブの選択が可能なのは、うれしい。
というのも、ベース4+メモリ2GBという、カスタマイズの場合、164,800円
という、かなり抑えられた価格で、ブルーレイソフトの再生が可能だから。
この選択を選ぶ人は結構多いんじゃないだろうか?
テレビは、地アナの録画のみで、ヘビーな録画でなければ、HDD250GB
でも実用的だし。
●まとめ
リビングの大画面デジタルテレビへ接続することで、ブルーレイプレーヤー
として使用でき、お手軽に地アナ番組の録画も可能。
NVIDIA搭載だから、大画面での3Dゲームなんかも十分楽しめる。
一見地味なモデルチェンジにも見えなくはないが、実際は、TV Side PC
として、ソートー熱いモデルに生まれ変わったんじゃないだろうか?