TV Side PC TP1 レビューその2
さて、前置きなしで、早速、本題に。
TV Side PC TP1の心臓ともいえる、テレビ機能をチェックしてみる。
TV Side PC TP1のテレビ機能を支えるメインのソフトは、2つ。
・Windows Media Center
・VAIO Emotional Player
さて、この2つがそれぞれどんな役割を果たしているか?
●基本的なテレビ機能は、Windows Media Centerで十分だが・・・
Windows Media Centerは、Windows Vista「Home Premium」と「Ultimate」にのみ標準搭載されている。
このソフトさえあれば、基本的には、テレビだけでなく様々なコンテンツを楽しめるようになっている。TV Side PC TP1でも、同様にテレビの再生も録画もこのソフトでできる。
↑ちょっと話それるが・・・Windows Media Centerの設定やってるときに発見したこと・・・地元のテレビトクシマ(ケーブルテレビ会社)の選択項目がある。。。
↑で、早速、設定して番組表見てみると、なんと・・・地上波以外のいわゆる「ケーブルテレビチャンネル」の番組表が!
これって画期的じゃない? 少なくともソニーのAV機器でこんな芸当できる機種ないはず・・・他メーカーだとどうなんだろ?
さて、少し脱線してしまったが・・・・Windows Media Centerで、視聴も録画もできるってことは、じゃぁ、VAIO Emotional Playerはなにをするのか?
●VAIO Emotional Playerが、TV Side PC TP1のウリのひとつ
起動方法は、付属リモコンの「VAIO」キーを押して表示される、「VAIOリモコンランチャー」から。もしくは、Windows Media Centerの「VAIO」項目から。
↑VAIO Emotional Playerの起動画面
基本的には、プレーヤーっちゅうくらいだから、Windows Media Centerで録画した番組を再生するのが仕事。が、もちろん、ただ再生するだけじゃぁない。
録画された番組を独自の方法で解析することで、様々な機能を実現してくれる。これが、VAIO Emotional Playerの最大の特徴。ダイジェスト再生や、テロップ再生、CM再生なんかが、それ。ダイジェスト再生は、スゴ録にも搭載されている機能。スポーツ番組なんかにはかなり威力を発揮する。サッカーなんかは1試合4分くらいで見られる。まさにスポーツニュースを見てるよう。。。そして、TV Side PC TP1ならではの機能が、テロップ再生とCM再生。
↑テロップ再生。ニュース番組で試してみた。番組中表示されるテロップをこんな風にしっかりと抽出してくれる。この抽出したテロップを選択することで、その場面の再生ができる。
↑CM再生。ネットを使いCMのデータベースと照らし合わせて、見事にCMだけを抽出してくれる。さらに、ジャンル分けしたり、企業のホームページへジャンプしたりと、様々な情報を提供してくれる。
↑情報として、BGM、アーティスト、CDタイトル、CD発売日なんてものまである!
こんな風に、今まで見たこともない機能が搭載されたVAIO Emotional Player。ほんと、ソニーらしい!!!
●まとめ
テレビ番組をただ録画して見るだけでなく、その番組に付随する様々な情報をキャッチし整理することで、あたらしいテレビライフを提案してくれる。それが、TV Side PC TP1。是非、一台、自宅のメインテレビのお供にいかが?