typeP(XPモデル)や、VAIO Wが低スペックなわけ。。。
2009年は、typePをXP化することで、はじまったような気がする。
「typeP(Vistaモデル)は、ネットブックではない!」 とソニーが言い切るように、確かに、typePは、他のネットブックよりは、少々スペックが高かった。
そんなネットブックよりはハイスペックなtypePを、XP化することで、サクサク動作の快適性を求めて・・・
そんな中、ソニーより、待望の、typeP XPモデルが発売となった。
ところが・・・
誰もが、Vistaモデルとハードスペックは同じで、単純にOSがXPとなったものを期待したが。。。
実際は、typeP(XPモデル)のスペックは・・・メモリは1GB(オンボードなため、増設不可)、ストレージは、HDDでも最大80GB、SSDでは32GB。。。非常に残念なスペック。
が・・・実は、これは、ある程度予想できたものだった。
シングル・コア・プロセッサ |
↑このスペック。世の中のネットブックの最高スペック。どこのメーカーのものでも。
「Microsoftは、スペックが高すぎるネットブックに対しては低価格のOSライセンスを提供しない方針を採っている」
これ、決して公にされることはないことらしいが、業界では常識ともいえること。ヤラシイネェ。
この「シバリ」のせいで、各メーカーは、XP搭載のハイスペックネットブックを発売することができないわけだ。ハイスペックなら、Vistaを搭載するしかないってことだねぇ。
そして、、、満を持して、ソニー初のネットブック「VAIO W」
これも当然、ネットブックとしての、マイクロソフトからのシバリは、しっかり守られている。
が・・・
1GBメモリ→2GBメモリへの増設
HDD160GB→標準的な2.5インチ SATA しかも、簡単に交換可能
これは、当ブログでもイチハヤクご紹介したが、とにかく、この2点の意味するところは非常に大きい。特に、2GBメモリへの対応は。これで、将来的にwindows7へのアップグレードも可能になるわけだし(実際に、VAIO WにWin7をインストールしてみたが、1GBメモリでも動作した。。。オドロキ。)
とにかく、これって、マイクロソフトからのシバリに対する、ソニーのささやかな抵抗なような気がする。メーカーができないんだから、せめて、ユーザー側でなんとかできるように、「改造」の余地をお膳立てしておく。。。
とまぁ、こんなくだらないシバリも、windows7の登場により、吹き飛んでしまうんだろうが。
某情報筋からこんな話を聞いた。
「Windows7の正式版は、、、RC版などよりも、さらに軽くなっている!」
法人向けのボリュームライセンスWindows7は、9月1日発売と、もうすぐそこだが。それをイチハヤク手に入れた情報提供者からの話。
XP並の軽い動作といわれるWindows7。ネットブックのハイスペック化の救世主になりそうな予感がするのは、店長野田だけだろうか?