新型VAIO Z様 レビュー<外観編> [VAIO Z様]
店長野田購入決定の、新型Z様。今回から、数回に分けて、レビューをお届け。
と、冷静に書いてるようで、実は、ものすごい興奮状態。なんせ、ついさっきまで、新型Z様をさわりまくってたんだからねぇ^^
それでは、<外観編>ってことで、いってみよー。
●レビュー用新型Zのスペック
Windows 7 Home Premium 64ビット?
Core i5-520M?
メモリ4GB(2GB×2)?
SSD 約128GB(Serial ATA)(RAID 0: 64GB×2)?
13.1型ワイド(16:9)解像度:WXGA++ 1600×900ドット?
DVDスーパーマルチドライブ?
USB(USB 2.0)×3?
WiMAX、WLAN、Bluetooth?
FeliCa?
Webカメラ?
重量:1.36kg
●ファーストインプレッション~薄っ、軽っ~
某秘密基地にて、、、
ソニーの担当さんから、、、
「はい、どうぞ。新型Z様ですよ」
と、手渡された瞬間。。。。
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↑シリンダー側を持ってみると、、、やたらと薄く感じる
「薄っ」
でも、、、新型Z様は、シリンダー側の最厚部で7mm程度、現行Z様より薄いだけ。。。どうして、そんなに薄く感じたんだ?
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左が新型、右が現行Z様?
それほど、気になる違いとは思えないが・・・。
答えは、簡単。
新型Z様の最厚部は、当然バッテリー側。そのバッテリーが、少し本体からふくらんでいる。で、、、現行Z様は、ふくらみがほとんどない。。。が、これは、、、表現の違いなわけで。?
実際は、新型Z様の場合、バッテリーがでっぱってるんじゃなくて、本体が、へっこんでるわけだ。?
つまり、新型Z様は、バッテリーを除く本体が、現行Z様より、「薄い!」。そのせいで、シリンダー側からがしっとつかむと、ふくらみを乗り越えて、現行Z様よりずいぶん薄くなった本体部分に指が触れ、「薄く」感じるわけだねぇ。
で、、、今度はパームレスト側。こっちが最薄部で、、、現行Z様よりも、たった3mmほど薄いだけ。
それでも、持った瞬間、現行Z様オーナーだからこそわかる、「薄くなったぞ!」という感覚。
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裏返したところ。。。奥が現行Z様で、手前が新型Z様
でも、やっぱり、違いは3mmだけ。体感できるほどの差ではないはずだけど、、、?
で、ひっくり返して裏面を比べてみると、なるほど。。。?
新型Z様に比べると、現行Z様は、シャーシーがずいぶん、ふっくらしたデザイン。そのため、パームレスト側からつかむと、ふっくら部分が手のひらにあたり、、、たったそれだけで、新型Z様より分厚く感じてしまう。。。
ってことで、新型Z様は、わずかに薄型化されたおかげと、人間の錯覚を引き起こす、うまいデザインのおかげで、、、「ずいぶん薄型化されたように思える」わけだ。
しかも、そのすいずん薄型化されたという感覚が、ずいぶん軽くなったとも感じさせる。持った瞬間、軽くなった!って素直に思えるほどに。。。
ということで、、、だまされちゃいけませんよ!薄く軽く感じるのは、錯覚ですよ!
といいつつ、一言。。。「数字なんかはあくまで、目安。感覚が一番大事!」
●キーボード
新型Z様のキーボードはとにかく美しい。
「アルミの一枚板を押しだし成型で加工→一枚一枚削りだして成型」
という手の込んだ工程ににより、高級感あふれる仕上がり。横方向のヘアラインが、ソリッドな質感を演出。さらに、軽量化と高い堅牢性を両立。
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↑シリンダー部分まで一体成型&削り出し。とことんこだわったデザイン。美しすぎ♪
一体型は、見た目だけじゃなく、剛性アップにも大きく貢献している。。。
キーピッチは、19mm。ストロークは2mm。現行Z様は、ストロークは2.5mmだったから、0.5mmほど浅くなっている。VOMで、バックライト付きが選択可能だが、その機能のスペース確保のために短くなったようだ。っていうか、0.5mmで、バックライトがつくのか?!と感心してしまったが。?
実際に打鍵してみたが。。。なんの問題もなし。全く同じかと言われると、やはり、0.5mmと言えど、違いはわかる。が、ストロークが短くなった分、キーのラバーを調整し、また、ボディ剛性があがったこともあり、打鍵感は少し堅くなった印象。Z様オーナー以外なら、並べて打ち比べしないと、違いはわからないだろうけど。。。
また、パームレスト近辺のキーは、格段に入力しやすくなっている。?
スペースキーなどの最下段キーと、パームレストの盛り上がり部分が、ビミョーに感覚が広がったおかげで、特に使用頻度の多い、スペースキーの「空振り」が皆無となった。
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↑空振りしてるところ。パームレストに手を置いて、真上からスペースキーめがけて、親指をふると、、、慣れないと「空振りしてた」
現行Z様は、パームレスト頂上からキーボード側へ一気に落ちているデザインだが、新型Z様では、なだらかに曲線を描いて落ちているデザイン(↓の写真で比較どうぞ)。そのおかげで、手前のキー群が非常に入力しやすく改善されている。改善というか、偶然?計算?計算だとしたら、本当にすばらしい。よくぞ、こんな細かいところにまで配慮してデザインしたなぁと、心底感動!
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上:現行Z様、下:新型Z様
発表当初より、気にしてた人が多すぎるくらい多すぎた、パームレストの材質について。。。?
個人的にも、なぜ、金属製(キーボード面と同じ材質)じゃないの?と思った。
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↑マクロ撮影してみた。VAIOロゴや、インテルステッカーの位置で、場所はわかるかと。
どうがんばっても、樹脂であることは、隠せない。さわればわかる。ただ、、、なんというか、安っぽさは感じさせない。かなり、ひいき目で見てしまっていることは、否定できないというか、むしろ、そうだと思うが、、、見た目ギリセーフ!という印象^^;(是非、実機で確認してください。。。もしくは、、、店長野田を信用する?!ムリ?^^;)?
見た目OKなら、話は一気に変わってくる。。。?
樹脂製パームレストの最大のメリットは・・・「電波を透過させること!!!!」
金属パームレストの場合、電波が通らないため、FeliCaポート部は、、、↑こうなる。別パーツとなって、継ぎ目が^^;?
が、、、電波透過可能な樹脂製パームレストの場合、↑こうなる!明らかに、見た目すっきり。?
また、今回新型Z様は、FeliCaポートだけじゃなく、3×3の無線LANアンテナもここに配置してるという。金属パームレストではできない芸当だ。従来は、パームレストの下には、アンテナは配置できなかったわけだが、樹脂製にすることで設計の自由性が増す!
そして、、、↑この写真を撮影したときには気づかなかったが、トリミングのときに、、、げ、現行Z様のパームレスト、汚ねぇ;(お見苦しく、ゴメンナサイ)?
とまぁ、偶然なわけだが、金属製の場合、仕上げにもよるけど、皮脂汚れが目立ちやすい傾向。(X様もすんごいけどね^^;)新型Z様の樹脂製パームレストでは、、、まったく目立たない。さらに、周囲の温度にあまり左右されないから、、、真冬にさわってひんやりしてて、びっくり。ってこともなさそう。
●その他、言い出したらキリないほどの、盛りだくさんの改善点
では、、、一気にいきます!
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↑液晶ヒンジ部の改良。本体重量とのバランスがとれ、液晶を開く場合、本体側を押さえなくても、「本体が浮かない」(左が現行Z様、右が新型Z様)。些細なことに見えて、毎日の使用では、すごく助かるはず。
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↑裏面から見たところ。メモステスロットの位置が改善。メモステをさしっぱの状態でバッグなどに収納しても、これくらい奥まったところであれば、まちがってでてくることはなし。
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↑指紋センサーが浅くなってる。現行Z様は、深すぎて、かなり強く押し気味にしてこする必要あり、頻繁にこする場合、ちょっと大変だった。それこそ、、、すっ。そんな感じでセンサーが認識してくれる。
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↑画面上部のクッションゴムが、、、少しデザインを意識してか、横長のバー状になり、目立たなくなった。従来は、写真左のような、ポッチ状のものが、横一列に4つならんでた。バー状のほうが、液晶がたわむこともないし。
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↑LAN端子、むき出しに!こういう書き方すると、悪くなったように思うかもしれないが^^;?
会社で、無線禁止ってとこ多いでしょ?毎日、LANケーブル指すたびに、キャップを開けて、、、いっそ、キャップをむしりとってやろうと思った人もいるはず?!?
少し奥まった配置にすることで、キャップがなくても外からの影響を受けにくくしてる。ありがたやー。
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↑これは、、、賛否両論、真っ二つに意見割れそう。?
・ドック未使用派としては・・・シャッター式だと、勝手にあいてたりするんだよね。使わないのに、いちいち閉めるのがめんどくさい。?
・ドック使用派・・・毎日ドック使ってるのに、キャップ式はめんどくさい;
シャッタースペースすらとれないほど、中身ぎっしりなのか、、、コストダウンのためなのか、、、?
未使用派の店長野田としては、、、歓迎ですが^^;
●外観まとめ
外観編というわりには、ずいぶん、機能面のことにも触れたが、「機能美」という言葉があるように、使いやすさ=美しさだったりもするしね。
キーボードの一体成型&削りだしがポイントで、そこから、全体の雰囲気が決まってるように思える。高級感とはまた違う、質の高さが感じられる仕上がり。?
また、「Zを超えるのは、Zだ!」と開発チームの意気込み、心配りがヒシヒシと伝わってきた。
電源すらいれずに、かなり長い間眺めてたが、、、それだけで、「買い!!!」と言い切ってイイほどのできばえに、感動すら覚えた店長野田なのでした。。。
つづく・・・