ピントが合わない!デジカメ初心者がテーブルフォトを楽しむために出来る簡単なモード選択
先日開催された、馬場先生によるソニーαセミナーテーブルフォト編に刺激を受けて、テーブルフォトの道を邁進中のスタッフ佐藤です!
テーブルフォトで撮影した写真は、肉眼じゃ見られない独特の雰囲気が醸し出されて、すこぶる楽しいのでございます。
上の写真は、NEX-5を使って撮影してみたのですが、いざ撮影しようと思うと、自分が思った位置にピントが合わせられない事態に。
原因は、撮影モードが「iAuto(おまかせオート)」(以下おまかせオート)になっていたから、、、
普段は便利だけど、細かいピント合わせに不向きな「おまかせオート」
NEX-5をはじめ、最近のソニーのカメラにはほぼ漏れなく搭載されている、おまかせオート撮影モード。これは、状況に応じて、カメラ本体が最適だと思う撮影設定に自動で切り替えてくれる機能で、撮影者が特に何も考えなくても、人物や逆光、夜景時にベストな設定をチョイスしてくれるという、普段使いには明らかに便利なモードです(小難しい設定はすべてカメラまかせに出来るのです)。
そこでいざテーブルフォトを楽しもうと思ったときに、このおまかせオート撮影モードで、意外なハマりポイントが・・・・・・。
AFモードが「マルチ」に固定され、思い通りの位置にピントが合わない
おまかせオートのままテーブルフォトを楽しもうと、撮影したいオブジェをセッティングして、レンズを向ける、、、すると、自動でマクロモードに切り替わります。ここら辺は流石おまかせオートでナイスシーン認識具合なのですが、いざ撮影しようと思っても、自分が思った位置にピントが合わせられません。
原因は、おまかせオートモードの時は常に、「マルチAF」で撮影されるから。
マルチAFは、カメラが自動的に被写体を探してピント合わせをしてくれる機能なので、そのまま撮影しようとすると、、、
本当は奥のオブジェにピントを合わせたいのに、手前に合ってしまうという事態に。
プログラムオート等にモード変更して、AFを中央orフレキシブルに変更する
そんなわけで、AFモードを中央重点かフレキシブルに切り替えてやれば万事OK。おまかせオート中は、AFがマルチに固定され切り替え出来ないので、プログラムオートモード等に変更してから、AFを設定してやりましょう。
中央重点AFにしておけば、必ず画面中央付近にピントが合いますし、フレキシブルにしておけば、ピントを合わせたい位置を、自分で決められます。
これで、自分が思った位置にピント合わせが出来るようになります。テーブルフォトの場合は、メインの被写体以外はボカしたい、、、っていう場面が多々あるかと思いますので、ちょっと気にして撮影してみると、いいかもしれませんよ♪