Brise Audio製 4.4mm5極プラグ-MMCXケーブル「UPG001」実機レビュー。

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昨日より、当店にて予約販売をスタートした、Brise Audio製4.4mm5極プラグのケーブル各種。
今回は、その中から、最も売れ筋と思われる、MMCXプラグ対応の「UPG001 Φ4.4mmバランス標準プラグ(Pentaconn)-MMCX」を実機レビューしてみる。
このケーブルは当店店頭では、2日前の11月12日(土)より試聴機を展示中。

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↑ケーブルは、少し堅め。バランスケーブルなのでもちろん4線式。
4.4mm5極プラグは、日本ディックス製Pentaconn。プラグケースが太めだが、「Brise Audioロゴ入りの」収縮チューブで、うまくまとめられてる。

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↑プレーヤー側は4線すべてがまとめられてるが、イヤホン側は当然、2又になっており、木製のケーブルスライダーで、調整できるようになっているのが面白い。
このケーブルスライダーは、素材を吟味し、バイブレーションスタビライザーとしての効果もあるそうだ。

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↑ケーブル自体少し固めだが、形状記憶してくれやすいので、特に、MMCXプラグへの負担が気になるその根元部分は軽く曲げてやると、そのまま保持してくれる。また、木製アジャスターで、軽く首元へ向かってしぼってやれば、安定する。やわらかいケーブルからのリケーブルでは、少々戸惑うだろうが、慣れてしまえばどうってことはない。

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では、試聴してみよー。

ソニーさんの試聴機にも必ずといっていいほど入っている、絢香の「三日月」からスタート。
1stインプレッションとしては、「ほー、よくボーカルが際立ってる。一歩前へ出てきて歌ってれてる感じ」。。。ソニー純正のキンバーケーブルMUC-M12SB1よりも。第一印象すごくいいね!

つづいて、がらっとジャンルを変えて、Sheffield Labの「Drum Improvisation1」。ドラムソロ。低音チェックになかなかオススメ。
へぇ、案外、低音はやわらかいんだねぇ。ここらへんは、かなりキンバーと違う印象。キンバーはどちらかというと、キレのある低音で、サッと出て、サッと引っ込むような、スピード感ある低音。ブリスは自己主張せずに、音全体を底上げするような働きをしているような低音。ボーカルをジャマしないのかな。この曲は、キンバーのほうが好きだな。

最近、録音状況がいいと感じてよく聴いてる、宇多田ヒカルの「花束を君に」。ピアノとボーカルだけの出だし。宇多田ヒカルのハスキーで、低音域が魅力ののボーカルパート。んー、ここは、キンバーのほうが好きかも。低音のキレが、ボーカルの輪郭もしっかりとし、聞きやすくしてくれてる。透明感すら。

Michael Jacksonの、Love Never Felt So Good。出だしの、、、ベースは、ブリスのほうがやわらかくて好きだなぁ。

田中彩子のモーツァルト:夜の女王のアリア~歌劇<魔笛>より。。。完全に守備範囲外のソプラノオペラ歌手の楽曲。情熱大陸で見て、番組終わる前に、moraで、DSDアルバムポチッとした^^;
https://www.youtube.com/watch?v=7MyUqiv2ATU
日本人でこんな歌声の人、いるんだね。
で、、、ブリスだね。こういう曲は。この方の声って、再生環境悪いと、耳につきささって、頭痛くなるんだよね。それくらいつきぬけたソプラノボイス。ブリスいいね。スコーンと抜けていく。

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キンバー、ブリスは、明らかに、方向性が違うケーブルだなぁと。
どっちがいい悪いの、優劣をつけるもんじゃないなと。今回のインプレッションも、両方のケーブルが手元にあるから、比較して「いちゃもん」つけられたわけで^^;どちらか片方しかなければ、それはそれでなにを聴いても満足してただろうし。。。
ムリヤリまとめると。
キレのいい低音、透明感、、、キンバー
まろやかな低音、伸びのある高音、、、ブリス
XBA-N3、Justear店長野田モデルND1、、、ウォークマンWM1Z。これらハードと、上記、楽曲などでの、店長野田のインプレッションでした。。。

当店取扱のその他のBrise Audio製品は、入荷次第レビュー掲載してく予定。

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Brise Audio 4.4mm5極関連ケーブルは、当店オンラインショッピングサイトで!

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当店ブログ「4.4mm5極プラグのキンバーケーブル3兄弟、まとめて実機レポート!」

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