ウォークマンNW-ZX2、エージングバッチリ機体と、箱出し機体を、同一条件で聴き比べてみる。

2015年3月7日

ソニー公称として、100時間のエージングが必要とされている、ウォークマンZX2。

「どれくらい変わるのか？」

オーディオの世界では、マユツバな都市伝説なことも多く、実際、購入いただいたお客様にも、エージングの話は伝えるけど、果たして、どれくらいの方が、信じてくれているのか？＾＾；

当店では、ZX2を、贅沢にも、2台展示することにしたので、たっぷりとエージングした機体と、箱出し機体を、比べてみた。

↑左が箱出し、、、っていうか、そんなもん、写真で見ても、実機見ても区別付かないし。（なんとか、外観では、シリアルナンバーで区別できる。。。）

本当に、再生時間「ゼロ」の箱出し機体と、おそらく、エージング150時間は超えてるであろう、当店店頭機体で、聴き比べてみる。

ヘッドホンには、MDR-1Aをチョイス。ケーブルは、もちろん、店長野田自作の、ZX2専用4極プラグケーブルで。

結果は・・・

「おどろくほどの、違い」

いや、、、違うというのでは不正確だ。格段にエージング済み機体のほうが、「高音質」まちがいない。CDと、ハイレゾを聴き比べるよりも、違いがわかりやすい。

箱出し機体では、もこもこして、キレが悪い低音。なのに、やたらと前へ出てきて、カドが立ちすぎてる高音・・・などなど。
エージング機体では、すっきりとしたスピード感のある低音に、のびやかかつ艶やかな高音。ボーカルの音も、非常に自然。

言い出すときりがないくらい。

ここからは、店長野田の思い過ごしかもしれないが、100時間エージングのときよりも、今のほうがよりよくなってる気がしてる。目標時間の100時間まではきっちり管理してたけど、目標達成以降は、再生時間はさっぱり把握してない。じゃぁ、120時間なのか、150時間なのかと言われても、わからない・・・。
100時間超えてもなお成長していくのだろうか？ZX2は。。。

もし、、、どこかの店頭で、発売日近くの早いタイミングで、ZX2を試聴し、、、たいしたことないな。好きじゃないな。なんていうふうに判断した方は、是非、是非、、、もう一度、ZX2にチャンスをあげてほしい。さすがに、いまのタイミングなら、どこの店頭でも、100時間以上は再生されてるはずだから。。。

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