言いたいことはわかる。見た目が・・・なんだろ?でも、中身はすげーんだぞ!新「VAIO Z」発表!
本日15時、、、VAIO社より、、、待望のオリジナルVAIOが、なんと2モデル発表となった!
発表されたのは、、、先に「VAIO Prototype Tablet PC」としてお披露目済みの、改め「VAIO Z Canvas」と、、、全くのサプライズというか、一切情報漏洩してなかったと思われる「VAIO Z」だっ!
店長野田が、こよなく愛する、ソニー印時代の「Z様」。同じように呼んでもいいのか?その価値があるかどうか、品定めしながら、見て入ってみよう。
(すでにTwitterを追っかけてくれてた方、、、「ぉい、もう買っちゃってんだろ?」っていうツッコミはご遠慮くださいm(_ _)m)
では、いってみよー!
ソニー時代のVAIO Zといえば、言わずと知れた、モンスターモバイルVAIO。
薄軽モバイルPCという筐体に、「低電圧じゃない」ノートPC用のCPUを搭載し、かつ、スタミナバッテリー。
その後、モバイルVAIOは、「低電圧版CPU」を搭載した、Proシリーズ、Duoシリーズへと変化した。確かに、低電圧版でも、VAIO Zを上回るスペックをたたき出していたし、それが時代の流れだしと自分自身言い聞かせてきた。そんな中、ソニー印VAIOは、消えていき、VAIO社VAIOとなった。。。
今日、、、VAIO社より、「VAIO Z」が発表となった。
あの、伝説のVAIO Zの復活なのだ。
「VAIO Z」はモバイルPCの常識を超えるCPU、専用グラフィックスプロセッサーに匹敵する性能を持つIrisグラフィックス、通常のSSDより3倍高速なSSDなど、圧倒的なレスポンス(処理能力)を持ちながら、バッテリー駆動時間最長15.5時間を実現。 またノートPCの標準的な形状である”クラムシェル形状”の使い勝手をまったく損なわず、タブレットPCとしても使えるマルチフリップ機構を採用。デジタイザースタイラス(ペン)入力機能、ドキュメントスキャン用の8M CMOSセンサーと併せてPCの新しいワークスタイルを提案します。さらに、スペック上の数字として現れない本質的な使い勝手やモノとしての品位を追求。手に触れる部分の質感、剛性の高い安心感のあるボディ、静かで打ちやすいキーボード、フィーリングの良いタッチパッドなど、細部に渡ってこだわり尽して開発しました。 |
↑プレスリリースより
テキストから受ける印象は、悪くないはず。
具体的なスペック見ても、TDP28Wの第5世代Core i Uや、最大16GBメモリーという、マッチョっぷり。画面は、フルHD(1920×1080)を超える「WQHD 2560 x 1440」という超高解像度。WQHDはすさまじく消費電力が高いと言われるが。にもかかわらず、バッテリー持ちは、15時間オーバーという、常軌を逸するロングライフ。もう、基本スペックでは文句はございません。ありがとうございますm(_ _)m
さて、、、ここで、問題となるのが、クラムシェルPCとしての使い勝手を損なわず、いかにタブレットPCとして使えるか?どこまで快適な2-in-1 PCになれるか?
Duoシリーズのようなサーフスライダー、、、液晶がくるっと360度回転しキーボードの裏側へまわりこむ、通称「さばおりスタイル」、、、液晶センターに軸を設けてくるっと反転するスタイル。タブレット変形のスタイルは、各社様々。開発陣は、すべてを吟味に吟味を重ね、結果、選んだのが、VAIO独自である、Fit Aシリーズの液晶回転ギミックだ。
Fit Aシリーズが発表されたときも、衝撃が走ったこのギミック。ヒンジがラバーという、ありそうでなかった機構。が、シンプルであり、軽量である、この機構は、ある意味、2-in-1 PCとしては、完成形なのでは?とすら思えた。
↑Fit Aシリーズ同様の液晶回転ギミック採用となると、、、VAIO Z全体のデザイン、外観は、おのずと決まってしまう。
が、、、いざ操作してみると、致命的とすら感じる点があったのだ。。。
画面回転しないようにロックがついているだが、これを忘れたまま、クラムシェルスタイルで液晶を閉じ、、、そのまま、液晶を開くと、、、グリンと液晶が回転しつつ開いて、キーボードをごりごりっとやっちゃうのだ。
やはり、、、VAIO Z開発陣、、、しっかりと、改善してきちゃったのだ。
↑VAIO Zの液晶回転ギミックのスライド式ロック。
その改善策、、、おどろくほど簡単。
液晶の回転をロックするレバーを、、、自動ロックにしただけ。
↑液晶を開いてタブレット用途にした状態。
この状態から、液晶をクラムシェル用途にするために閉じると、、、指さししている小さなスイッチが押されると同時に、、、ロックがカチッと自動でかかるようになってるのだ。ものすごく当たり前なんだけど、Fit時代には思いつかなかった。目からウロコ。。。
Fitでのキーボードがりっと事件は、非常に多くの方からご指摘いただいていただけに、この改善策は非常にうれしいのだ!
ということで、個人的にも非常に気になっていた点が改善された、シンプルかつ軽量な、Fit式液晶回転ギミックが搭載となったわけだ。
VAIO Zであるために、マッチョな基本スペックを搭載しつつ、シンプルなタブレット変形ギミックを搭載したのが、、、VAIO社渾身のオリジナルVAIO=新VAIO Zなのだ!!!!
とまぁ、ここまでで、納得しちゃった、VAIO Zファンな方は、ぽちっといっちゃうんだろうけど。。。やっぱり、デザインがねぇという声はあるだろうなぁ。。。
↑さて、問題です。Fit13Aと、新VAIO Zですが。。。どちらがどっちでしょう。
・ヘアラインがあって高級そうなのが、Zっぽいけど、実は、そっちじゃないほうがZ。
・液晶画面額縁の下側が、薄い方がZ。
タブレットでのペン使用時に、手を乗っけるとき、あったかくて気持ち悪いよね。バックライトの熱源は普通のPCは液晶下部にあるためなんだけど。Zは、熱源を、液晶上部に置くことによって、快適なペン操作を提供してくれてる。こんな細やかな心遣い。。。泣ける。。。
とまぁ、見ての通り、、、中身はすごいが、見た目はFitという声も、否定できないっていうか、その通りだと思う。ぶっちゃけ、、、Zを名乗るからには、見た目も重要というのもごもっともだよねぇ。
っていうか、、、前のZもそうだけど、なんか、賛否両論巻き起こすよねぇ。前のは、なんで、光学式とっぱらったんだ!グラフィックスがなんで外付なんだ!妥協のVAIOだ!とか。。。でも、結局、当店実績では、VAIO最高売上記録は、まだ、破られてないっすからねぇ。
あ、そうそう、、、重量も、ツッコミどころですかね。1.34kgって。
でも、あばたもえくぼ。ってことじゃじゃだめっすか?^^;
いや、実際のところ、、、液晶がすごいのと、バッテリー持ちがすごいのと、、、過去のZではなかった、タッチパネルに、タブレット変形ギミックに。これで、200gアップくらいっすからね。個人的には、バッテリー持ち10時間くらいにおさえて、バッテリーで軽量化できない?とか思ったりするけど。
でも、15時間持つなら、1泊2日の出張だって、ACアダプターいらないから、実質、軽くなったっていう考えもありかと。1.34kgは、MacbookAirより軽いんすからね!Zよりずっとスペック劣るんすからね、Airは。
とまぁ、いろーんな意見飛び交いそうなほど、話題性ありまくりの、新VAIO Z。まだまだ、、、まだまだ、語るところが多いので、次回につづく。。。
では、そろそろ遅刻しそうなんで、VAIO meeting 2015会場へ向かいます!
(渋谷 コインスペースより。。。)
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店長野田がぽちっと買った、VAIO Zスペック
ブラック
i7
16GBメモリー
512GBSSD
3年ワイド
5%オフクーポン、3年ワイド無料クーポン、、、ソニーカード決済3%引きで、、、
298,366円(税込)なり。。。
↑買ったって事は、、、VAIO社VAIO Z、、、「Z様」襲名だっ!!!
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