三代目全部盛りワイヤレスヘッドホンフラッグシップモデル「WH-1000XM3」、実物をチェック!
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWH-1000XM3 39,880円
10月6日(土)発売
発売前ながら、がっつりと体験する機会があったので、「WH-1000XM3」を、品定めしてみたいと思う。
今回で、三代目となる、全部盛りワイヤレスヘッドホンフラッグシップモデル。実機を体験してみて、よーくわかったのが、、、「高音質ノイズズキャンセリングプロセッサーQN1」だ!その威力がすごすぎて、思わず、↑トップ絵に、その回路を掲載してしまった^^;
●キャリングケースと付属品
と、いきなり、「QN1」の話をしながら、まずは、付属キャリングケースと付属品のチェックから。
恐らく、持ち運ぶことも多いであろう、この手の製品は、いかに効率よく、ストレスなく、収納できるかが、すごく重要。
初代から好評のキャリングケースは、二代目付属のキャリングケースよりも、細かい進化がほどこされ、さらに使い勝手がよくなっている。
↑ケース裏側は、メッシュポケットになっている。メッシュ部分が伸縮性があり、そこそこの収納力がある。また、メッシュだけに収納しているものが一目瞭然なのも、便利だ。
↑付属品は3種。ステレオミニジャックの有線ケーブルと、充電用の、USB Type-Cケーブルと、航空機アダプタ。
※充電端子が、今回より、USB Type-Cに変更されている。
↑航空機アダプタ収納部は変わらずだが、今回より、付属品収納部の仕切がついた。
前モデルでは、ヘッドホン本体とは仕切無しとなっていたため、ケーブル端子干渉による擦り傷を心配する声もあり、ケーブル類は、背面ポケットへ収納している人もよく見かけた。↑今回は、完全に付属品収納部と本体はセパレートされ、その心配が一切なくなった。ユーザーの声を反映したんじゃないだろうか?
↑引き続き、収納のお手本になる、わかりやすい「イラスト」付き。
↑印刷物なので、簡単に撤去できる。ほんと、親切。
●前モデルと外観比較しつつ
↑黒が二代目のWH-1000XM2、シルバーが最新三代目のWH-1000XM3
ぱっと見、似たような外観に見えるが、よく見ると、ありとあらゆるところが、進化している!
持ち比べると、、、少し軽くなっているのもわかる。275g→255gと、20gの軽量化に成功している。
まず、この比較写真では、ヘッドバンドの輪郭が、全然違う形になっているのがわかる。
WH-1000XM2は横長、WH-1000XM3は縦長。実は、この縦長シルエットのほうが、日本人の頭の形にはフィットするのだ。実際に装着してみると、耳の上あたりの無駄な空間が、ほぼなくなっていることに気づく。ヘッドバンドが頭の輪郭に沿っているので、装着した際のシルエットがすっきりする。
↑左が二代目のWH-1000XM2、右が最新三代目のWH-1000XM3
ヘッドバンドトップのクッション性もよくなり、頭への負担も軽くなっている。
よく見て欲しい。イヤーカップが、大きくなっている!耳周りの空間が広がり、圧迫感が大きく軽減された。
イヤーパッドも新しいモノに変更されている。耳に設置する面積が増え、圧力が分散され、より自然な装着感になっている。
↑操作ボタンも、変更された。装着したままの手探りボタン操作のため、指でさわったときの感覚は重要。前モデルの突起付きフラットボタンに比べ、ボタン全体が隆起している、今回モデルのほうがボタンの位置を把握しやすいと感じた。
↑ソニーロゴもより高級感(ロゴ下の、外部マイクも、形状が変更されている)
↑充電端子は、USB Type-Cだ。端子に裏表がなく、また、耐久性もあり、接触不良も起きづらい。この変更は大歓迎だ。
●では、実際に、試聴!
Bluetooth接続で試聴してみた。
WH-1000XM2オーナーであれば、聴き比べせずとも、WH-1000XM3を聴いただけで、音質の向上に気づくかもしれない。それほど、しっかりと音質が向上しているのだ。
冒頭でも書いたが、「高音質ノイズズキャンセリングプロセッサーQN1」がすごい。このプロセッサー、前モデルの4倍の処理能力を誇る。QN1は、ノイキャンの他、マイクで拾ったノイズをデジタル化するADコンバーター、DAC、アンプの4つの機能を担っているのだ。そのQN1搭載のDACとアンプは、モバイル最高クラスのS/N比、低歪率を実現している。さらに32bitのオーディオ信号処理を行うことで、音質向上に大きく貢献しているのだ。
前モデルに比べ、より繊細な描写力を感じた。ボーカルは艶が増し、低域は解像感の向上か、もこもこ感もなく、クリアで力強い。
ノイズ音源をスピーカーで鳴らし、聴き比べてみた。ノイキャン性能も大きく向上しているのを確認できた。
初代→二代目への進化を、大きく上回る進化を遂げた、三代目に仕上がっていると感じた。
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>当店ブログ「全部盛りワイヤレスヘッドホンフラッグシップモデル、第3世代「WH-1000XM3」、国内発表!」
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