Android BRAVIAで再生する「Dolby Atmos対応動画」を、サウンドバー、AVアンプで再生する。。。eARCは本当に必要か?
たまぁに、ご質問受けるけど。
BRAVIAで、Netflixのドルビーアトモス対応コンテンツを、AVアンプやサウンドバーで、アトモス再生するのは、eARCじゃないとだめ?
※大前提として、、、BRAVIAで、アトモス出力対応していることと、音声出力設定(工場出荷時のままでOK)がちゃんとしてること。OKだと、Netflixアプリで、「Atmos」対応コンテンツに「Atmos」の文字が表示される。設定が間違ってると、表示されない。Netflixアプリは意外と賢くて親切なのだ。
っていう話を、今回はしてみる。
まず、テレビと、サウンドバーやAVアンプとの接続は、どちらも、ARC対応HDMI端子を使うのが必須。テレビから、放送波やNetflixの音を、サウンドバーやAVアンプへ送る必要があるから。
ここで、eARCとは、なんぞや?
eARC・・・ARCの拡張版。これまでの5.1chサラウンド以上のたくさんの情報量を送るためのもの。例えば、、、ドルビーアトモス(←この表現が誤解を生むんだけど。一般的にはこういう表現にとどめられてる)とか。また、必要なケーブルは、HDMI2.1という、8Kや4K120pに対応した、最新のものが必要。
※HDMI2.1ケーブルって、最近になって、やっと種類も増えてきたし、価格もこなれてきたところ。まだまだ、珍しいケーブル。
じゃぁ、アトモスには、eARCで、HDMI2.1ケーブル必要じゃね?ってことになる。
が、これ、実は完全には正確な説明ではなくて。。。
↑サウンドバーHT-X8500の取説抜粋
↑AVアンプSTR-DN1080の取説抜粋
その答えは、サウンドバーHT-X8500やAVアンプSTR-DN1080の取説見ればわかる。
ドルビーアトモスは、、、「ドルビーデジタルプラス」と「ドルビーTrueHD」の拡張規格。
Netflixは、ドルビーデジタルプラスの拡張版としてのドルビーアトモスを配信してるため、取説を見ると、「ARC」でOK。HDMI2.1ケーブルじゃなくてもOK。ってことになる。BRAVIAの音声設定で、eARCがOFFでもOK。
ちなみに、TrueHDアトモスのほうは、市販のUHDで使われたりしてる。
ってことで、
「Android BRAVIAで、Netflixのアトモスコンテンツを再生する時、サウンドバーとAVアンプが、アトモス対応でOK」
無理して、HDMI2.1ケーブル買わなくてもいいんだけど、「HDMI2.1ケーブル必須の4K120p」に対応したPS5の登場で(もちろん、4K120p表示しないなら、HDMI2.1ケーブルじゃなくてもOK)、急激に種類が増えたし、値段も下がってきたから、買ってもいいかも。
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もっと書きたいことあるけど、小難しくなりそうで^^;
一点だけ、追記。
「HT-X8500付属のHDMIケーブルは、eARC対応です」バージョンは非公開です。
ソニーさんへ電話問い合わせたしたときの回答。
すべての現行品のサウンドバーならOKじゃないかと。
サウンドバーの場合は、BDレコーダーなど、TrueHDなどのHDオーディオ(冒頭で書いた、5.1chサラウンド以上のたくさんの情報量のこと)対応の機器を、テレビに直接接続することが多いんじゃないかと。そうなると、テレビからは、eARC経由じゃないと、その音声をフルには楽しめない。だから、付属のHDMIケーブルが、eARC対応ってのは、ソニーさんグッジョブなのだ。