<新製品実機レビュー>復活の13型は、ハイコスパ「VAIO S13」だ!発売記念キャンペーンもスタート。
VAIO S13 ソニーストア価格154,800円(税込)→キャンペーン価格144,800円(税込)~
久しぶりの、「13型」VAIOの登場だ!
VAIOのモバイルノートは、元々は、11型、13型というラインナップだった。が、狭額デザイン採用により、外形ほぼそのままに、画面サイズが、12型、14型へと大型化したという経緯が。
今回のVAIO S13は、狭額デザイン採用の13型ということで、現在の、12型、14型である、VAIO SX12/SX14と同デザイン。これで、モバイルVAIOは、12型、13型、14型と、かなり細かく刻んだラインナップとなった!が、、、名称としては、、、VAIO SX12、S13、SX14と、、、今回のVAIO S13のみ、「X」が入ってない。ソニーファン、VAIOファンならお察しのとおり、S13は、グレードとしては、SX14/SX12より下位に位置することになる。
VAIO SX14/SX12・・・ハイスペックモデル
VAIO 13・・・コスパモデル
ということだ。
(妄想:光学式ドライブレスの、SX15なんての考えてないんだろうか?汗)
以上のことを踏まえて、実機交えつつ、見ていってみよー。
外観
↑いきなり、重ねて、「フットプリント」をチェックしてみた。
言うまでもなく、下から、VAIO SX14、S13、SX12。外形サイズは、完全に画面サイズに比例しているのがわかる。
↑黒がSX14、シルバーがS13。こうやって並べてみないと、サイズ差はわかりづらいほど、似てる。
天板は、VAIO SX14は軽量&高剛性&コスト高の立体成型カーボンファイバーで、VAIO S13はマグネシウム合金。
↑VAIO SX14の上に、VAIO S13を載せて比較。端子類の位置関係も、全く同じだ。
Type-C(Thunderbolt4)×2、USB A(3.0)×2、LAN、HDMI、ヘッドホン。
もちろん、充電は、Type-C端子を使った、USB PDだ。65W充電が可能。
↑タッチパッドのサイズは、S13の方が小さい。ちなみに、VAIO S13は、キーボードバックライト非対応。
キーボードは、もちろん、19mmフルピッチで、1.5mmキーストローク。打鍵感もいい。打ちやすい傾斜。
↑「X」なしモデルといえ、VAIO S13は、コスト髙の「180度フルオープン構造」のディスプレイを使っている。対面してディスプレイを見ることが多いビジネスシーンでは、この機能は重要。
↑VAIO Z、SX14/SX12で採用されている「片手で開ける新開発ヒンジ」は、、、費用対効果を考えてなのか、採用を見送られている。あれば便利だが、コスパモデルとしては、なしでも問題ないだろう。
↑付属のACアダプター。USB Power Delivery対応のACアダプター(VJ8PD65W2)。
1時間で最大17時間分の充電が可能な、急速充電対応。
やはり、重量、コンパクトさを考えると、VAIO Z、SX14/SX12付属の、
Type-C標準ACアダプター「VJ8PD65W」ソニーストア価格9,460円(税込)
にしてほしかったなぁと思う。
スペック
●CPU&メモリー
高性能コアであるPerformance-core(P-core)と消費電力あたりの処理効率に優れた高効率コアであるEfficient-core(E-core)、異なる役割のCPUコアを組み合わせた第12世代インテル Core Uプロセッサーを搭載。
・Core i7-1255U(1.70GHz)
・Core i5-1235U(1.30GHz)
・Core i3-1215U(1.20GHz)
から選択可能。また、ベーススペックでは、Celeron-7305(1.10GHz)が採用されている。
Core i7-1255U(1.70GHz)では、Core i7-1195G7[VAIO SX14(VJS144シリーズ)]比、136%のベンチマークをたたき出す。コスパモデルとは思えないスペックだ。
メモリーは、広帯域メモリー規格LPDDR4Xを採用。8GB、16GB、32GBから選択可能で、CPUとメモリーの組み合わせで、6パターン用意される。
・Core i7-1255U(1.70GHz)+ メモリー32GB(オンボード)
・Core i7-1255U(1.70GHz)+ メモリー16GB(オンボード)
・Core i5-1235U(1.30GHz)+ メモリー16GB(オンボード)
・Core i5-1235U(1.30GHz)+ メモリー8GB(オンボード)
・Core i3-1215U(1.20GHz)+ メモリー8GB(オンボード)
・Celeron-7305(1.10GHz)+ メモリー8GB(オンボード)
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●SSD
他のVAIOでもすっかりと定評のある、高速第四世代ハイスピードSSDと、コスパモデルのスタンダードSSDを選択可能。サイズラインナップも豊富。
・第四世代ハイスピードSSD(PCIe NVMe 暗号化機能付き)
2TB
1TB
512GB
256GB
・スタンダードSSD(PCIe NVMe 暗号化機能付き)
512GB
256GB
128GB
↑コスパモデルだけに、価格アップパーツは悩みどころだが、第四世代ハイスピードSSDと、スタンダードSSDでは、速度比2倍強。悩ましいところだ。
●その他
・4G LTE選択可能
・WiFi6 + MU-MIMO
・Bluetooth5.1。
・物理プライバシーシャッター付フロントカメラ(207万画素)
自動フレーミング機能など新搭載の内蔵カメラ機能
内蔵カメラ機能は、今や、必需品どころか、多機能高性能が求められる時代。
まず、「自動フレーミング機能」をみてみよう。「VAIOの設定」アプリで設定できる。
↑背景ぼかしONしたところ。しっかりと顔認識してくれ、背景はぼかしてくれる。
↑背景ぼかしOFFと比較すると、わかりやすい。
↑つづいて、自動フレーミングON/OFF。顔を上下左右に振っても追尾して、顔をアップにしてセンターにしてくれる。
ここまでは、顔優先AEという、顔の明るさを優先してくれる機能がONになっていたが、、、
↑顔優先AEをOFFにすると、このとおり。
その他、逆光補正や、ちらつき低減機能もある。
ビデオチャットでのカメラ映りを最適化する機能として活躍間違いなし。なんといっても、Web会議やSNSアプリに依存することなく、「VAIOの設定」から一貫した設定が可能というのがうれしい。
↑プライバシーシャッターを閉じてると、ちゃんとアラート表示してくれる。カメラトラブルかと焦ることなし。
「AIノイズキャンセリング機能」
イヤホンではノイキャン機能は珍しくなくなったが、、、VAIO SX14/SX12では、自身のマイクや、スピーカーから聞こえる相手の声にもノイキャン機能を使える。
↑ビームフォーミング技術で、PC正面の自分の声だけをクリアにする「プライベートモード(内蔵マイク、ステミニ端子のみに対応。外付マイク非対応)」に切替も可能。
まとめ
うまくまとまったVAIOという印象の、VAIO S13。
SXシリーズは、確かに、随所にこだわりの機能性能があり、まさに、ハイスペックモデルだ。
が、SXシリーズの良さもわかるが、そこまでこだわらないけど、速いモバイルPCが欲しいという、要望、、、特にビジネスユースには、ピタッとはまりそう。
第12世代CPU採用時点で、処理速度には不安はない。また、インターフェースも十分。
ディスプレイを13型としたことで、14型のSX14よりコストカットにつながってるはず。天板素材、片手では開かないヒンジ、ディスプレイは2Kのみ、LTEは4G、キーボードバックライト非搭載といった箇所を見直しさらに、コストダウン。
ビジネスでは重要な、カメラ機能やノイキャン機能は、妥協せず、SX14/SX12などと同等。
SXシリーズをベースに、許せる範囲で、スペック&機能を落とすことでコストダウンしたのが、VAIO S13なのだ。が、、、個人的にはもう一声、価格をがんばって欲しかったとは感じる。。。
<VAIO S13 発売記念キャンペーン>
※キャンペーン期間:2022年8月1日(月)10:00まで
■本体
・本体10,000円(税込)OFF
■プロセッサー+メモリー
・Core i7-1255U(10コア/12スレッド)+32GB(オンボード)26,000円(税込)OFF
・Core i7-1255U(10コア/12スレッド)+16GB(オンボード)12,000円(税込)OFF
■ストレージ
・第四世代ハイスピードSSD(暗号化機能付) 2TB38,000円(税込)OFF
・第四世代ハイスピードSSD(暗号化機能付) 1TB14,000円(税込)OFF
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VAIO S13 ソニーストア価格154,800円(税込)→キャンペーン価格144,800円(税込)~