<ソニーストア大阪取材>α9Ⅲ、いろいろ気になる操作面を、MENU画面見ながらチェックしてみよー。

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11月23日(木)、ソニーストア各店舗でのα9Ⅲ先行展示開始日にあわせて、突撃してきた!
横浜では撮影体感をメインに堪能してきたが、操作面ではチェックしそびれたところが多かったもので。

MENUのスクリーンショットを参考にし、見ていこう。

新ボタン「C5」。「連写速度ブースト」機能が割り当てられているけど、変更可能。

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↑おそらく、右手中指あたりで操作するのを想定していると思われる「C5」。いろいろな機能を自由に割り当てできる「C(カスタム)」ボタンも、初の、5個目だ!

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↑デフォルトでは、「連写速度ブースト」機能が割り当てられている。

「連写速度ブースト」には、後述の「Hi+、Hi、Mid、Lo」の連写設定とは、完全に独立した連写コマ数を割り当てできる。
1枚撮影モード、連写モード関係なく、C5ボタンで、連写速度ブースト状態で撮影できる。

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↑C5ボタンは当然、他のCボタン同様、様々な機能に割り当て変更が可能。

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↑連写速度ブースト機能に割り当て可能な、コマ数/秒は、120、60、30、20、15、10、5

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↑ドライブモードダイヤルの「Hi+、Hi、Mid、Lo」に割り当て可能なコマ数は、

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・Hi+:120、60、30、20、15、10、5
・Hi、Mid、Lo:30、20、15、10、5

これら割り当てによっては、連写速度ブースト時のほうが、少ないコマ数にもできるわけだ。

シャッターを切る前の瞬間をさかのぼれる「プリ撮影」

シャッターボタンを半押ししながら被写体を捉えた後に全押しすると、半押ししていた最大1秒前までの連写画像を記録することができるプリ撮影。

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↑出荷時で、Fnメニュー内にショートカットが配置されており、さっとON/OFFが可能。

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↑設定はドライブモードの項目から。

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↑プリ撮影記録時間は、なんと0.005秒という一瞬前から、1秒まで。最大120コマ/秒で1秒なので120枚がプリ撮影される計算。プリ撮影時には、ファイル形式や画像サイズの制限がなく、クロップもされない。反射神経に自信があれば、1秒もいらないはずで、、、余分な撮影が節約できる。

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↑プリ撮影スタートのトリガーは、シャッター半押し、AF動作アサインボタン、その両方。

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↑横浜での体験撮影時にもご紹介した1枚。120コマ/秒で、プリ撮影すれば、こんなのが簡単に撮影できてしまう。

ノイズを抑えた撮影を可能にする「コンポジットRAW撮影」

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一度にRAW画像を複数枚連写撮影し、PC上でImaging Edge Desktopを使って画像をコンポジット合成し、中高感度でも解像を維持しつつ低ノイズな、JPEG、TIFF、そしてRAW形式で出力する。

これも、最高120コマ/秒での高速連写性能のおかげで、1枚シャッターを切る間隔で、複数枚撮影が可能だ。

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↑コンポジットRAW撮影をするには、いろいろ試してみたが、カスタムボタンやFnへのショートカット登録ができないようで、MENUを開いて、、、

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↑ノイズ低減用撮影を入切で、対応するしかなさそう。

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↑RAW記録方式としては、ロスレス、非圧縮ともに選択可能。

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↑重ね合わせするための複数撮影枚数は、4、8、16、32の4パターンから選択できる。α9Ⅲだからこそ、32枚だろうが一瞬で撮り切れる。

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↑コンポジットRAW撮影時に表示される、アイコン。

フォーカスエリア「XS」「XL」が追加!

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待望の、フォーカスエリアのスポットサイズに追加だ。「XS」「XL」。
特に、XSは、随分前から、もっと小さいスポットが欲しいという要望があっただけに!

電源OFF時の遮光幕

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↑メカシャッターレスのα9Ⅲだが、、、いくら覗いても、本来あるはずのものが、やっぱりあるようで、ないようで、よくわからん。

実は、

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↑セットアップメニューのアンチダスト機能で、

「電源OFF時の遮光幕」

というのが、今回新たに用意されている。これまでのα7シリーズでは、「電源OFF時のシャッター」という表示で、シャッターをセンサーの保護膜代わりに使える設定があった。(対応機種のみ)(個人的には、シャッターも大事なものなので、それを保護膜代わりに使うのは、賛成できなくて、、、常にOFFにしている。ちなみに、出荷時はOFF)
α9Ⅲでは、そのメカシャッターがない代わりに「遮光幕」が用意され、設定すると、その遮光幕が電源OFF時に降りてきて、センサーをガードしてくれる。まぁ、遮光幕なら、使ってもいいかなぁとは思うが、出荷時の設定がどうなってるかは調査不足で不明。

外観

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↑シャッターボタン周りが改良されている。α7RⅤでは、シャッターボタン単独で傾斜することで、人差し指に無理がない体制で操作できていた。α9Ⅲでは、シャッターボタン配置部自体に傾斜をつけて、より自然な配置になった。

また、グリップは少し深くなり、よりホールドしやすくなったと感じる。こればっかりは、手のサイズによる個人差や好みはあるだろうが。

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↑左側面に集中する端子類。一見、α7RⅤと似ているが、α1同様に、LAN端子があるのが特長。

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ということで、、、ソニーストア大阪での短時間実機レポートでした。
やっぱり、フィールド撮影してみないなぁ。次回実機にさわれるのは、発売日当店展示のときだろうなぁ。。。

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2024年1月24日(水)発売
11月16日(木)よりソニーストア先行予約販売受付中
11月23日(木)よりソニーストア各店舗にて先行展示開始

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発表直後の当ブログ

<イベント取材>「α Special Event 2023」in 横浜。ちょっと理解ができない「α9Ⅲ」。。。

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11月23日(木)よりソニーストア各店舗にて先行展示開始

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<イベント取材>「α Special Event 2023」in 横浜。ちょっと理解ができない「α9Ⅲ」。。。

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