デジタル一眼×ビデオカメラ=「世界初交換レンズ対応HDビデオカメラ NEX-VG10」実機さわってきました。。。
長文だぞぉぉぉぉ!!!!
↑NEX-VG10に、パンケーキレンズを装着したところ。。。こう見ると、フツーのハンディカムに、でっかいハンドルをくっつけた程度にしか見えないコンパクトさだったり。
昨日の東京出張では、ソニー高輪オフィス(店長野田の元職場ね^^)へお邪魔し、NE
X-VG10他を一足早く情報提供いただいた。
いつもならOKの、プレゼン内容の撮影からなにから、、、すべてNG。VAIO Pでひたすらテキストメモ打ちまくり大会。
とはいうものの、実機をさわる時間は撮影OKだったのがせめてもの救い。。。
●新たなトレンド、ボケ動画のススメ
デジタル一眼での動画撮影では、すっかり他メーカーに置いてけぼりの、ソニーα。(きっと近いうちに動画対応してくれるでしょう^^ニヤリ 海外発表のαを見てると・・・どうやら・・・再ニヤリ)
そんな中、キャノンはしっかりとEOSで動画対応し、、、「一眼ならではのボケを動画にも最大限活用したい」という、ビデオクリエイター達の心をつかみつつある今日この頃。
高価な放送局用、業務用ビデオカメラをのぞいて、民生品レベルのビデオカメラでは、一眼カメラのようなボケ撮影は不可能だけに、動画対応EOSのように、ボケ動画撮影ができるのはメリットは大きいだろう。。。
↑民生品レベルのビデオカメラで、こんなの撮影できるはずもなし。。。
>USAキャノンの動画をキャプチャ
が、、、EOSに限らず、一眼カメラでの動画撮影では、一般的に、、、↓こんな致命的な弱点が・・・。
フォーカシング中の作動音が録音される。フォーカスが遅い。。。など。
また、フォーカシング中に露出が変化したりする場合もあるらしい。。。
さらに、連続撮影可能時間が、、、30分未満のものがほとんど。(動画という負荷のかかる処理をする際の熱を、十分発散させるまでの対応はしていないことが理由らしい。また、欧州の関税率の問題もあるとか。)
確かに、↑のUSAキャノンサイトで公開されてる動画は、完全にフォーカス固定。実際、キャノンも、動画撮影時は、事前にフォーカスを合わし、撮影中は固定することをオススメとしているようだ。ということで、カメラもパンなどせずに、基本固定ってことになるよね。
ということで、民生品ビデオカメラじゃできないことを、かなりの制限があるけど、できちゃうところに、魅力を感じる人も多いんだろうね。ボケ動画は本当に美しい♪
●ソニーが出した答えは、交換式レンズ対応のビデオカメラ
そこで、、、民生用HDカメラでは世界初となる、交換式レンズ対応の「NEX-VG10」の登場というわけだ!
↑で書いた、一眼カメラ動画撮影での弱点は、、、動画を撮るのが仕事のビデオカメラでは、あってはならないこと。あたりまえのように、その弱点は存在しないってわけだね。
とすると、、、あとは、、、ボケ動画。
★ボケ動画=交換レンズ×大判センサー
これは、当たり前。
NEX-VG10では、、、α NEXにも採用されている「Eマウントレンズ」と、「Exmor APS HD CMOS」という、大判センサーを採用。
これにより、一眼カメラ並の美しいボケを、、、動画で見事に表現可能にしたわけだ。
↑一般的にビデオカメラに採用されている(右)センサーと比較すると、NEX-VG10に採用されているセンサー(左)は、実に、19.5倍!!背景がキレイにぼけることで、見せたいモノがグッとひきたつ!
レンズは、、、もちろん、Eマウントの他、マニュアルフォーカスには限定されるものの、既存Aマウントレンズがすべて使えるのも魅力!!!カールツァイスレンズとか、Gレンズ装着しちゃえば、、、そりゃもう、、、びゅーてぃふるな映像が!
また、、、マニュアルフォーカスに関しては、このクラスのビデオカメラを使用する人なら、問題ないだろう。むしろ、撮影テクニックのひとつとして、背景ピンから、手前の被写体ピンのように、撮影中にフォーカスを変化させたりするから、AFを使わない人も少なくはないだろうし。
●NEX-VG10の基本性能
やはり、画質、音質の性能も気になるところ。
●画質
1,420万画素APS-C CMOS
AVCHD 24Mbps 1,920×1,080フルHD記録対応。
連続撮影時間は、、、基本的に、メディア残量、バッテリー残量いっぱいまで可能。
バッテリーは、NP-FV100使用時に315分以上。
32GBメディアで、最高画質FHモード(24Mbps)で3時間の連続撮影が可能。
対応メディアは、メモステPRO-HG、SD、SDHC、SDXC
ハンディカム史上最美画質と思って間違いなし。
静止画は、1,420万画素の撮影が可能。ただし、RAWには非対応。動画撮影中の静止画撮影はできない。従来のハンディカム同様に、PHOTOボタンで撮影。顔検出やスイングパノラマ(3Dも)の機能は非対応。Dレンジオプティマイザーや、オートHDR、重ね合わせ技術の手持ち夜景や人物ブレ軽減などの機能は搭載。1秒7コマの高速撮影も可能。一眼レフカメラ並の性能を持ち合わせている。
●同梱レンズ
α NEXと同時に発表され、発売は、2010年秋とされていた、11倍ズームレンズ「E 18-200 F2.5-6.3 OSS(SEL18200)」が、同梱されている。ちなみに、カメラ本体のみの販売はなし。
>レンズ単体で買うなら、、、ソニースタイル価格 なんと79,800円
かなりイイお値段のレンズが同梱されている。差し引くと、本体価格は、約120,000円ということに。。。
この同梱レンズは、35mm換算で、32.4-360mm(動画時)、27-300mm(静止画時)。7枚羽の円形絞りを採用している。α NEX同様、カメラ本体には手ぶれ補正機能は持たないため、レンズ依存になる。同梱レンズは、ハンディカムのアクティブモード対応(広角側で従来の10倍の手ぶれ補正効果がある)また、静音設計のモーターを内蔵し、撮影時に音を拾いにくい。実際に、使ってみたが、、、フォーカスの動き方が、すごくなめらかだった。
↑手との比較でわかるだろうが、意外と小さい。大きく見えるのはレンズのせい。。。
↑胴長に見えるボディは、実は、液晶の横幅にあわせているのと、、、大容量バッテリーをすっぽりとボディ内に納めるため。指での測定だけど、約6cmほどの深さがある。 かなり本体はコンパクト。
●音質
ずばり、イイ! PCMレコーダー並の性能を持っているそうな。。。
重要なマイクは、、、
4つのマイクカプセルから構成される、「Quad Capsule Array」という舌かみそうな、ややこしいネーミング^^;
音の定位がとりやすく、左右の音をしっかりと録りわけ可能。実際の撮影映像で確認させてもらったが、非常にステレオ感があった。
●操作性
視認性の高い、ソニーフォトフレームでも採用されている「TruBlack」液晶を採用。92.1万ドットの高精細液晶。タッチパネル式ではない。
電子ビューファインダー(EVF)は、115.2万ドット。液晶モニターと同等の情報量を表示可能。
上は、液晶モニター。下は、EVFを、マクロレンズ装着のα NEXでのぞき見撮影したところ。(画質が悪いのはゴカンベンを)
見ての通り、情報量は同等。。。
↑液晶開けて、本体側面に操作系が。
ボタンとコントロールダイヤルが配置。操作性はイイ。
●まとめ
NEX-VG10が、本格的なボケ動画の火付け役になるのは間違いないだろう。
α NEXという爆発的ヒットモデルとなったカメラと、同じEマウントを使用してるのも、ソニーさん、商売上手。さらに、Aマウントレンズをアダプターを介して使用できるのも、αユーザー層にとっては強烈に購買欲をそそる材料だろう。
これほど、手軽に一眼レフ並の美しいボケ動画が撮れるとなると、、、ビデオ編集でさらなる撮影動画のレベルアップを考えたくなるモノ。このNEX-VG10には、なんと、あの、ソニー製ビデオ編集ソフト「Vegas Movie Studio HD platinum Ver.10」のシリアルキーが同梱される!!!NEX-VG10を購入すれば、あとは、ソフトをダウンロードさえすれば無料!
当店でのオススメビデオ編集ソフトは、プレミアから、Vegasへ完全移行しており、ビデオ編集するならVegas!としているだけに、このハンディカムで標準ソフトとなったのは本当にうれしい。
なお、、、体験版のダウンロードができるので、NEX-VG10の購入検討している人は、お試ししてみては?
>Vegas Movie Studio HD platinum Ver.10体験版はこちらからダウンロード
おしまい。。。
●関連リンク
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