VAIO S11とほぼ同サイズなのに、12.5型液晶搭載だし、なにより、フルサイズキーボードをどうやって搭載してるのか?!という、フシギな「VAIO SX12」発表!
●VAIO SX12
・VAIO SX12 119,800円+税~ >製品ページ
・VAIO SX12|ALL BLACK EDITION 201,800円+税~ >製品ページ
・VAIO SX12|勝色特別仕様 216,800円+税~ >製品ページ
●VAIO SX14
・VAIO SX14|勝色特別仕様 201,800円+税 >製品ページ
本日、12.5型のVAIO SX12が発表された。ソニーストア最速お届けは、7月19日(金)。119,800円+税~。
VAIO S11の後継機種として誕生した、VAIO SX12。VAIO S11は、画面やキーボードサイズが小さいことを理由に、サブマシンとして使用されることが多かった。が、VAIO SX12は、小型軽量ながら、メインマシンとして使ってもらいたい!という、設計陣の熱い想いがこめられた、「メインマシンの最小形」として誕生している。
●本体幅ギリギリまで攻めた、キーボード
店長野田は、フルサイズキーボードをサブノートPCに搭載したことに、注目したい!
開発陣の、まさに血と汗と涙の結晶!
しかも、
↑横幅をコンパクトにするためといって、特殊なキー配列にすることなく、「正々堂々」とした、標準的なキー配列のキーボードを、「フルサイズ」のまま、サブノートPCに搭載!
ん?なにか違和感が・・・と気づいた人はするどい!
側面には、もちろん、各種端子類があるわけだが、キーボードがその端子類の上にのっかり、本体自体が分厚くなっているんじゃないか?それほど、本体端ぎりぎりに配置されている。
↑しかーーし。先代VAIO S11とほぼ同厚。な、なぜだ???
↑VAIO S11
↑VAIO SX12
わっかるかなぁ?この違い。
VGA端子が、S11よりも、SX12のほうが、よりボトム部のほうへ沈み込んでいるのだ。ほんの少し。
VGA端子の上にキーボードが載っかれるように、すこしでも、上方スペースを確保しているのだ。
↑上側がVAIO S11、下側がVAIO SX12の、ボトムシャーシー。
S11は、端子上側がオープンになっているが、SX12では、クローズドになっており、より端子類が沈み込んでいるのがわかると同時に、シャーシーの強度アップにもなっていることがわかる。
もちろん、端子自体への配慮も忘れない。
↑例えば、有線LAN端子。ギリギリまでローハイトにすべく、LANケーブルを接続したときに、コネクター部の「かどっこ」が可動式カバーと接触する部分に開口を設けることで、その分薄くした。こだわりがすごいんじゃぁ。
↑左側:VAIO S11、右側:VAIO SX12。LANカバーだけでなく、ケンジントンロック、SIMカバーにいたるまで、徹底的にローハイト化。もー、ほんとに、こわわりが・・・
↑上側:VAIO S11、下側:VAIO SX12。S11で背の高いパーツが、SX12ではなくなっているのがわかる。
そして、本体を分厚くしないというこだわりは、基板にまでおよぶ。。。
通常、基板は高密度化とともに、両面実装することで、フットプリントを小さくしているが。
SX12では、基板までもボトム側へ沈み込ませるために、電子パーツの背の高いものは、反対側へ移動したり、、、
↑上側:VAIO S11、下側:VAIO SX12。
もしくは、ローハイトのパーツに変更したり・・・。
これら、地道とも思える努力の結果、VAIO本体厚みはほぼ変えずに、各端子にかぶらせるようにキーボードを配置可能となり、結果、サブノートPCサイズながら、標準的レイアウトのフルサイズキーボードを搭載することができたのだ!!!!もちろん、そのキーボードは、静寂タイプで、バックライト搭載、フッ素含有UV効果塗装で耐久性も高く、英字キーボードの選択も可能。妥協なし!
個人的には、サブノート最大の弱点は、タイピングだと思っている。やはり、快適にキー入力するためには、キーピッチ19mmである、フルサイズキーボードじゃないと。たしかに、経験上、慣れればどうにかなっていたのは確かだが。それでも、フルサイズキーボードであるにこしたこたぁないと思う。これまでは、小型軽量のために、キーボードを犠牲にしていたが、VAIO SX12では、それまでをも妥協しない!
一見地味とも思える、フルサイズキーボード搭載こそが、VAIO SX12の最大の特長なのだ!!!
●狭額デザインで、12.5型ワイドディスプレイを搭載
サブノートPC主流の11.6型ディスプレイよりも一回り大きい12.5型ディスプレイを搭載。
映り込みの少ないアンチグレア液晶。
●897g以下!!!!の軽量ボディ!
12.5型ディスプレイ、フルサイズキーボード搭載しつつも、897g以下。
●堅牢性の要、カーボンウォール天板
天板に採用されているUDカーボン素材(VAIO SX14にも採用)は、東レ株式会社との共同開発によって実現。高弾性UDカーボンが「面」で強度を確保する「カーボンウォール天板」により、大画面・狭額縁でも従来モデルと同等以上の剛性を保ちつつ、かつマグネシウム合金で実現した場合より、軽量化を実現。
●VAIO TruePerformance
VAIOの真骨頂。CPUの性能を極限までひきだす、VAIO独自のチューニング「VAIO TruePerformance」。
これにより、Core i7で、25%、Core i5で、15%のパフォーマンスアップとなる。
●最大約14.5時間のバッテリー
バッテリー持続時間は、最大14.5時間。
1時間の急速充電で最大11時間。
USB PD充電で、3.5時間で満充電
一般的なスマホ充電器で、約7.5時間で満充電=VAIO独自の「5Vアシスト充電」
●充実のインターフェース
・4K対応HDMI端子
・VGA端子(D-SUB アナログRGB端子)
・有線LAN端子
・USB Type-C
・USB×3
・SDカードスロット
・ヘッドセット対応ヘッドフォン端子
※HDMIと、VGA or Type-Cへの同時出力可能(自ディスプレイとあわせて、3画面出力対応)
●SIMフリー対応LTE
使用頻度低いなら、スマホとの、USB or Wifi or Bluetoothテザリングで十分。
が、1日に何度も、ネット環境外での接続が必要な場合は、15,000円のオプションで、LTEモジュールを選択すべし。SIMフリー対応なので、使用スタイルにあわせた、データ通信プランを選択し、契約できる。
LTEでの接続は、スマホテザリングに比べて、最初の接続が驚くほど早い。ストレスフリーで快適。
●VAIO SX12 カラバリ
ブラック/ブラウン/ピンク/シルバーの、4色。
SX14で好評のブラウンに加え、VAIO社VAIOでは、珍しい、ピンクが新たに加わった。
●VAIO SX12|ALL BLACK EDITION
非常に質感の高い、ALL BLACK EDITIONも用意される。
↑天板のVAIOロゴは、光沢ブラック。
ボディは、質感の高い、マットブラック。
↑背面オーナメントは、ブラック×ヘアライン加工。
↑ブラックのフラットアルミパームレストは、国内メーカー(株式会社東陽理化学研究所)との協業により、とことんこだわり抜いて作りあげられたもの。
↑無刻印ブラックキーボードも選択可能。漆黒のPCだ!!!
●<台数限定>VAIO SX12|勝色特別仕様、VAIO SX14|勝色特別仕様
↑公式VAIOホームページより
↑光を受けて表情が生まれる、勝色カーボン天板
UDカーボン天板に、勝色透明塗料を使用。UDカーボン独特の繊維目を活かした仕上げ。
↑二つとない勝色 藍で染めたアルミパームレスト
キーボード面を凹凸のない一枚板で構成するフラットアルミパームレストを、自然藍を含んだ染料を用いてアルマイト染色。自然藍由来の多様な色素と、アルミ表面のヘアラインが合わさり、一様ではない、偶然が生み出す、深い趣を与える
染色に使われる自然藍は、長年に渡って藍染め文化を育み、その技術の発展を先導してきた徳島県産の「阿波藍」。これを大分県佐伯市の精密板金加工メーカー・長尾製作所が編み出した独自の手法によって染色しています。自然の色素と職人の技により染められるこのパーツは、一点一点が異なる色合いを持ち、まさに唯一無二の存在となります。
↑専用化粧箱は、勝色に染め上げられる。
化粧箱天面のVAIOロゴは、「箔押し」というこだわり。
↑こだわりぬいた、勝色特別仕様のクリーニングに最適な素材の、クロスが付属。
先端テクノロジーを駆使した日本製素材、東レ「ウルトラスエード」が、最適だと。。。
さらに、専用色に染め上げた。
↑美しく時を刻む100%藍染ヌメ革ケース
勝色特別仕様に合わせて、牛ヌメ革を用いた専用レザーケースもご用意しました。革本来の持つ表情を最も生かした「ヌメ革」、これを日本の職人技を駆使して、100%自然藍により「勝色」に染め上げています。
ただ古びているのではなく、使い込むほどに味わいを増す、ユーザーと共に歩んでいくケースです。
勝色レザーケース VJ9C01AK / VJ9C01BK ソニーストア価格24,000円+税
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●個人的まとめ
これまでも、VAIO Pや、VAIO S11|red edition他、、、サブノートPCと呼ばれるサイズのVAIOを数々使ってきた。確かに、その軽量から来る、持ち運び時の楽ちんさときたら。
が、、、実際にタイピングするときは、どうしても、キーピッチがせまく、ついつい肩をすぼめるかのような姿勢に。
ところが、VAIO SX12では、まさかの19mmピッチフルサイズキーボード搭載。もう、鼻息フガフガ状態だ。さらに、VAIO S11とほぼ同サイズながら、VAIO SX14のごとく、狭額デザインで、これもまさかの、12.5型ディスプレイ搭載と。もう、物欲メーターぶっ壊れるかと・・・。
ところが、、、ディスプレイ解像度が、、、フルHD1920×1080。。。惜しい。実に惜しい。
確かに、この画面サイズで、フルHDオーバーのものは、聞いたことがない。ディスプレイメーカーさんも、作ってないんだろう?でも、現在、14型で4K解像度、、、その前は、VAIO Z様でWQHD 2560 x 1440を使っていたせいか、現行VAIO S13やS11のフルHDでは、どうしても満足できず。唯一、このフルHDってだけで、今回は購入見送ることに。ま、こういう要望は、少数派だろうから、フルHDが無問題っていう、「モバイラー」にとっては、「スキのない、優等生な、メインとして使える、サブノートPC」と感じるんじゃないだろうか?
大画面高解像度モバイルPCなら、VAIO SX14、サブノートサイズなら、VAIO SX12か。
VAIO S13は、コスパのよさを推して、継続販売で、S11は、、、さすがに販売完了。
A12、SX12、S13、SX14、S15、、、なかなか、優等生なノートPCラインナップが出そろったんじゃない?VAIO社VAIO!
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●VAIO SX12
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