<実機レビュー>美しさと速度を兼ね備えた、「勝利」のための、FullHD 240Hzゲーミングモニター「INZONE M3」。これが、240Hzの威力かっ!
ゲーミングモニター(FullHD 240Hz)『INZONE M3』ソニーストア価格85,800円(税込)
※12月1日(木)発売
FINAL FANTASY ⅩⅣプレイヤーの店長野田が、実際に、そのFF14をプレイしてみての実機レビュー。
本日12月1日(木)発売の、FullHD 240Hzゲーミングモニター「INZONE M3」。
最大の特長は、240Hz対応。正直、240Hzという、高リフレッシュレートは、全くの未経験。120Hzまでは、BRAVIAや、既発売の上位モデル「INZONE M9(4K 144Hz)」で馴染みのある数字だが。
特徴
まずは、その特徴をさらっとおさらい。
↑一般的には、60Hz=1秒/60フレーム。つまり、1秒間に60枚のパラパラ漫画で、動画を見ている。
対して、240Hzともなれば、その4倍。1秒間に240枚の画像で、動画としている。画面(カメラ)の移動時や、高速に動く敵が、よりスムーズに見える。見落としづらくなる。さらに、応答速度1ms GTG対応なので、速い動きの中でも残像感を低減し、クリアな映像表現が可能。
↑処理落ちなどによる、ちらつき(ティアリング)や、かくつき(スタッタリング)。これらを軽減しないと、情報見落としなどで、「勝てない」!!
それらを軽減すべく、可変リフレッシュレート(VRR)方式の、NVIDIA G-SYNC CompatibleとVRR(HDMI2.1)のどちらにも対応。
↑ゲームによって、映像の味付けがことなることもあり、ゲームごとに、情報のしやすさの輝度や色味は異なる。
非常に細かい画質調整設定が可能な、INZONE M3では、白飛びや黒つぶれを軽減し、敵を見つけやすくできる「ゲーミングアシスト機能」を搭載。
↑ゲームごとの画質設定は、PCソフトウェア「INZONE Hub」で、細かく調整でき、かつ、ゲーム(アプリ)ごとの画質モードを保存できる。ゲームを起動するだけで、その専用画質設定に自動切り替えしてくれるのだ。
↑敵の視認はしやすく、画質も当然美しい!
↑独特の三脚風スタンドが、周辺機器のレイアウトの自由度をアップしてくれる。
●『INZONE M3』特徴(※は、M9との違い)
・27型(IPS液晶、ノングレア)
・フルHD/240Hz※M9は4K 144Hz
・可変リフレッシュレート(VRR)技術:Adaptive-Sync (VESA DP), NVIDIA(R) G-Sync(R) Compatible, Variable Refresh Rate (HDMI 2.1)
・応答速度(GTG):1ms(高速モード)
・バックライト:エッジ型LED※M9は直下型LED部分駆動
・VESA DisplayHDR:DisplayHDR400※M9はHDR600
・インターフェース:DisplayPort x1 (Ver. 1.4)/HDMI x2 (Ver. 2.1)、USB Type-C x1 (DP Alt Mode, Upstream)、USB Type-B x1 (Upstream)/USB Type-A x3 (Downstream)、ヘッドホン出力 x1 (3.5mm Jack)
・Display Portケーブル同梱※M9は非同梱
・M9より小型ACアダプター※M9は、消費電力が多い、高画質の直下型LED部分駆動のため、大きめACアダプター
↑サイズ差は、写真以上に感じる。
※本体外観は、全く同じ。
FF14をプレイしてみた
●今回の機器環境
↑VAIO Z様と、外付けGPUボックスを、USB4ケーブルで接続。
↑外付けGPUボックス内には、グラボ「GeForce3070」。USB4の転送速度をもってしても、3070のスペックはフルには発揮できないらしいが。3060相当には働いてくれるらしい。
●初期設定
※PCと接続して、まず最初に、↑「システム→ディスプレイ→ディスプレイの詳細設定→リフレッシュレートの選択」から、240Hz(店長野田の環境では、239.86Hzだった)を選ぶのを忘れないように。
↑INZONEモニターの機能でリフレッシュレートの表示ができる。確かに240Hz接続ができている。
↑つづいて、FF14の場合は、ゲーム内でも設定が必要。システムコンフィグから、フルHD240Hzを選択する必要がある。
これで、FF14で、2K240Hzプレイの環境準備は整った!
ところで、FF14など、高リフレッシュレート対応ゲームの多くでは、常時設定したリフレッシュレートで出力しているわけではない。ほぼ動きがない場合などでは、レートをぐっと下げ、ハード負荷を軽減する。
グラボのアプリで、実際に起動しているアプリのリフレッシュレートをリアルタイムに表示してくれる機能があるので、チェックしてみる。
↑少々みづらいが。何にも動きがないシーンで、、、149Hz。いや、これでも十分高いんだが。。。
↑実際にダンジョンに潜って、ドンパチやってると、、、確認できた数字で、221Hz。す、すげー。見たことない数字だ。
リフレッシュレートについては、どうにも、画像でお伝えすることができないので、店長野田の文字での感想になるが。
普段プレイしている60Hzと、120Hz(INZONE M9)で比較しても、、、す、すげーーー、画像がヌルヌル動くぜー。見やすいぜー。目がちかちかしないぜー。カメラ(視点)を高速移動しても、周りの風景や、敵がしっかりと視認できるぜー!!!
そして、今回のINZONE M3で、240Hz表示にすると、それは、さらにスムーズで、未体験の領域に。画像の動きに視線を追随させると、まるで静止画がそのままに見えてしまう。120Hzとも明らかに違う。こ、これは・・・と息をのむほど。完全に初体験だ。
↑実際の画面を、α7RⅤで撮影。
画面のヌルヌルさももちろんだが、普段のDellモニターと比較すると、明らかに画質が違う。
FF14は、条件を満たすと、「飛べる」ので、上空から見てみたら、、、驚き!!猛烈に綺麗な風景が広がっていた。非常に発色がいいのだ。このモニター、、、美しいし、描画速度も速いし。
ところで、、、
現状では、4K120Hzでゲームプレイするとなると、、、かなりの出費となるゲーミングPCが必要なのだ。今回の店長野田の環境では、FF14であれば、4K120Hzプレイは正直しんどい。複数プレイヤーが参加してのボス線ともなれば、処理落ちによる画面のカクツキなどが多発する。一方、2K240Hzプレイは、全く違和感がない。おそらく、FPSゲーマーさんも、4K120Hzより2K240Hzのほうを支持するだろう。ゲームの種類によって、解像度、リフレッシュレート、どちらが優先になるかが変わってくる。
ゲームオンリーの使用なら、2Kでも問題ないだろうが、店長野田のように、メインPC(VAIO Z)画面が4Kの場合、外部モニターが2Kというわけにはいかない。メイン画面と解像度が異なる外部モニターは使い勝手が悪いから、4Kモニターが絶対条件。ゲーム時は、ゲーム設定で2K120Hzにし、それ以外は、4Kで。というスタイルに落ち着く。もちろん、複数外部モニターがあり、ゲーム専用のモニターを設けることができるなら話は別だが。
ゲーミングPC事情により、ソニーさんも、4K120Hz、2K240Hzというラインナップにしたんだろうと推測。
以上、INZONE M3実機レビューでした。。。
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●ゲーミングモニター
『INZONE M9』ソニーストア価格154,000円(税込)→12月7日(水)まで132,000円(税込)
『INZONE M3』ソニーストア価格85,800円(税込)
>ソニーストア
<実機レビュー>「直下型LED部分駆動」の威力!!!「勝利」というよりは、「没入」のためのゲーミングモニター「INZONE M9」
●ゲーミングヘッドセット
『INZONE H9』ソニーストア価格36,300円(税込)
『INZONE H7』ソニーストア価格28,600円(税込)
『INZONE H3』ソニーストア価格12,100円(税込)
>ソニーストア