<実機レビュー>はかどる大画面「VAIO F16」と、好きな場所へ持っていける大画面「VAIO F14」は、「最強のフツー」のノートパソコンだった。
16型「VAIO F16」ソニーストア価格136,800円(税込)~
>ソニーストア
14型「VAIO F14」ソニーストア価格131,800円(税込)~
>ソニーストア
※5月17日(水)10時、ソニーストア先行予約販売開始
※6月2日(金)発売予定
ハイエンドPCが得意なVAIO社が目指す、厳選機能の「定番」PC。
より多くの人が求めるものが「定番」であり、当然、時代によってそれは変わる。VAIO社が、新たに導き出した「定番」PC=「VAIO F16/F14」とは?
実機を見ていこう!
見た目
↑今回お借りした実機は、F14がネイビーブルーで、F16がサテンゴールドだ。
↑カラバリは、2モデル共通で、ネイビーブルー・サテンゴールド・ウォームホワイトの3色。法人向けモデルは、ダークメタルグレー。
奇抜でもなく無骨でもなく、日常になじむカラー。ちょっといい感じ。
↑F14には、テンキーなし。
↑F16には、テンキー搭載。が、かなり、きっつきつのレイアウトだ。
F16/F14どちらも、パームレストはアルミ合金製。ヘアラインが美しく、質感もいい。肌に触れる箇所だからこそ、ここは妥協できない。表面処理も、長く使えるよう、キズに強い表面処理を施す。
タッチパッドは大型で、、、なんと、現行VAIOでは唯一となる、「2ボタンなし」というスタイル。あってもなくても賛否わかれる点。個人的には、2ボタン派。
キーボードは、触れる時間が長い重要なパーツ。液晶ディスプレイを開くとほどよい角度になり、キーは皿状にくぼみ、指先のフィット感を向上、さらに、カチャカチャうるさい音もしない、静音性も兼ね備える。
↑一方、、、ほとんど目にすることもないし、触れることも少ない、ボトム部は、割り切りの樹脂製。余計なコストはかけない。吸排熱用のスリットはなし(側面や、ディスプレイ下に配置)。これも、コストカットにつながってそう。※写真手前、左右のスリットはスピーカー。
↑ACアダプターは、約179g。S15付属のものが約320g。本体は、F16:1.65kg、F14:1.34kg。S15:2.25kg。
F16/F14は、最近ではヒジョーに使用頻度が少ない「光学ドライブ」を非搭載という、英断。軽量化にそれほど手間とコストをかけずとも、この重量になっていて、ACアダプターごと、持ち運べそう。
VAIO S15は、ノート最速のHシリーズだが、F16/F14では、低電圧版の、Core Uシリーズ(i7、i5、i3)を採用し、消費電力も抑えられ、結果、ACアダプターも小型のもので十分。F16/F14どちらも、ACアダプター込みでも2kgギリ。持ち運べるんじゃない?
インターフェース
↑VAIOらしい、液晶開けるとふっと持ち上がって、キーボードが傾斜して打ちやすいやつ。
右側面に、USB3.0×2、HDMI、Type-C(USB PD、USB3.1、DP)(Type-C充給電可能)、LAN。
↑左側面に、USB3.0×1、ヘッドセット対応イヤホン、、、そして、発表時より賛否両論(まわりでは、圧倒的に「否」だが^^;)の、microSDスロット。
↑インターフェースは、F16/F14共通。
一時、LAN端子を撤廃したこともあるVAIO。今のVAIOは、LAN端子は標準装備。
ディスプレイ
↑どうしても、ディスプレイのことについては、触れておきたい。
(左)F14:14型ワイド16:9 1920×1080、(右)F16:16型ワイド16:10 1920×1200
F14のほうが横長なのだ!!
製品ページには、↑この画像とともに、つぎのように説明されてる
「一般的なA4ノートPC(15.6型ワイド)と比較して約11.4%画面が広くなっています。縦方向にグッと画面が広がり、Webサイトや写真の閲覧だけでなく、さまざまな作業がはかどります。」
スクロールするのが、縦方向ばかりだから、この考えは、ごもっとも。おっしゃるとおり。猛烈に大賛成!!
が、なぜ、F16だけ?F14は?
定番を謳うからには、このスタイル(仕様)で、マイナーチェンジしながら、数世代は継続販売していくだろう。だとすると、統一した方が、説得力も増したのになぁと思われる。14型の16:10はコストかかるんだろうか。
その他
↑今や、VAIOを代表する機能と言える、「カメラ機能」。顔優先AE機能、自動フレーミング機能、背景ぼかし機能、ちらつき低減機能、逆光補正調節機能。ビデオ通話、リモート会議時に必須のカメラ機能が、超充実。
定番というPCには贅沢とも思える、充実のカメラ機能だ。
↑カメラは、プライバシーをしっかりと守ってくれる「カメラプライバシーシャッター」(物理シャッター)で安心。カメラ動作時は、LEDランプが点灯するのも安心感。
↑もう一つのVAIOを代表する機能「AIノイズキャンセリング機能」。
ビデオ通話では、周りの生活音を消して声だけを伝え、音のプライバシーをしっかり保護。さらに相手の音声からも騒音を消して、声を聞き取りやすくする機能も。
↑参考までに、CINEBENCHの結果も。
まとめ
より多くの人が求めるものが「定番」。万人受けすることを目指したPCが、VAIO F16/F14。
今の時代に求められるであろう、機能、性能、デザイン、etc・・・を盛り込んだPCに仕上がっていると感じる。
・カラーリング
・すっきりとシンプルなデザイン
・ごりごり高性能でなく、省エネタイプの、最新CPU
・コスパのいい、スタンダードSSD(PCIe3.0)
・光学式ドライブレス
・ほどよい、フルHDディスプレイ
・F16は、作業効率を求めた、16:10ディスプレイ
・過不足のない、インターフェース(LAN、USB3.0×3、USB4×1、HDMI、ヘッドセット対応イヤホン)
・WiFi6Eまでは求めない、ほどよい、WiFi6
・余分な筋肉、ぜい肉をつけず、細マッチョに仕上げ、持ち運びも可能。
・静音キーボード
・優れたカメラ機能
・AIノイズキャンセリング機能
突出した点、やり過ぎな点はない。特別足りない点もない。こだわるところはこだわる。今の時代に適した、まさに、ほどよいスペック。だからこそ、VAIOとしては、お値段控え目。
これが、VAIO社が目指す、ノートPCの新定番!「最強のフツー」のノートPCだ。ロングセールスのVAIO新シリーズとなるかっ!?
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●キャンペーン
現在開催中の、VAIO新生活応援キャンペーン。VAIO F16/F14が、対象になるかは、まだ不明。。。
先行予約販売開始となる、5月17日(水)までには判明するだろう。