約10年前のシアターシステムをAtmos化と、リビングと寝室に壁掛テレビと。

10年程前にインストールさせてもらったホームシアターを、Dolby Atmos対応にしたいという、オファー。
ご新規もありがたいけど、こういう、ある意味リピーター的なオファーは、本当にありがたく、うれしい。

実は、リビングの改装時に、テレビを壁掛けしたいという話から始まった案件なんだけど。
当店シアタールームでAtmosを体感して、、、意外にも低コストでAtmos化できるということがわかって、どれが本命かわからなくなったという笑

まず、、、リビング改装前に、設置していたテレビを、寝室に壁掛けすることに。

・補強がない→なんとかなりそうな位置にある、「間柱(緑)」が使える。
・ソニー純正の金具では幅が足りないため、よく使ってる他メーカーの大型サイズ金具を使用。
・アンテナ、電源がないから、、、扉反対側のコンセントプレートから、天井裏を経由して、配線。

言うは易く行うは難しとは、まさに。
天井裏配線がとてつもなく大変だった。24時間全館空調システムのご自宅で、天井裏は広々ながら、、、柱貫通もろもろが超大変で。まぁ、うまくできたんだけど。。。

↑純正スイーベル金具を採用。

次は、改装後のリビングのテレビ壁掛け工事。設置場所も全面的に改装ということで、、、

↑壁掛けテレビ設置設計図面。いろいろ企業秘密、ノウハウあるので、ぼかしで(笑)

「図面かきます!」

と、施主様、建築担当さんに提案。コンセント位置、配管などなど、、、よりいい仕上げになるから。。。
そのおかげで、ノートラブルで、さっくさくと設置工事はあっという間に完了。

↑お客様へ、耐荷重アピール中です。。。

では、最後に、シアタルームの話。Atmos対応するぞ!

こちらのシアター専用ルームは、ちょっと特殊な環境で。
スクリーン裏は、膨大なディスクコンテンツの「ほんの一部」、、、の保管場所。ここしか置く場所が取れない。
当時、設計にいろいろ頭悩ませたものだ。
結局、その保管庫の上に、ブックシェルフスピーカーを置いた。設置可能な最大サイズのスクリーンにすべく、音が透過する、サウンドスクリーンを採用した。

↑なんとかコストを抑えるべく、天井埋込や、壁掛けなどは避けて、、、設置工事不要の、イネーブルドスピーカー(JBL製)を、フロントスピーカー上部へ設置することにした。後付けには、イネーブルドスピーカーはいいね!
そのスピーカーケーブルは、いったん、フロントスピーカーのケーブルを抜いて、一緒に配線しなおすことで、最低限の工事費となるようにがんばってみた。

はい。ということで、最小限のコストで、最大限のAtmos効果を得ることができた!
早速、お客様所有の、Atmos対応ディスクコンテンツを再生したところ、、、、奥様ともども「すごい」の一言。「ベツモノ」とも。今後は、積極的に、Atmosディスクコンテンツや、ストリーミングコンテンツを選択するようになるだろう。また、これまでのコレクションを見直すのも楽しいだろう。

ありがとうございました!

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