<実機レビュー>ハイエンド軽量大画面モバイル「VAIO SX14-R | 勝色特別仕様(数量限定)」
「VAIO SX14-R」259,800円(税込)~
「VAIO SX14-R|ALL BLACK EDITION」294,800円(税込)~
「VAIO SX14-R|勝色特別仕様」299,800円(税込)~
>VAIO SX14-R
>VAIO SX14-R発売記念 10%OFFキャンペーン特設サイト(12月19日(木)10時まで)(↑上記価格は、キャンペーン適用前)
VAIO株式会社設立10周年への感謝をこめた特別仕様モデル=「VAIO SX14-R | 勝色特別仕様」をお借りできたので、レビューしていこう!
一瞬、VAIO Zと見間違うデザイン。が、中身は、VAIO Zとは大きく異なる。さすがに、登場から3年以上が経過したVAIO Zも、この「VAIO SX14-R」にはスペック面で大きく遅れをとってしまう。また、インターフェース面でも、その豊富さは、VAIO Zを凌駕する。
いまだ、VAIO Zをこよなく愛する店長野田が、VAIO Zオーナー目線で、VAIO SX14-Rをチェックしていく!
外観、インターフェース
↑これ!このヒンジ部背面のオーナメント、VAIO Zみたいに見えてしまう。色は、ゴールド。
↑VAIO SX14-Rの「勝色特別仕様」は、VAIO Zのそれとは異なり、ヘアライン加工もなく、マットな仕上げ。非常にシンプル。指紋を気にすることもほぼない。当時は、ピカピカにすごく魅力を感じたが、今は、このマット感がたまらん。
↑個人的にいつもチョイスする、隠し刻印キーボード。勝色にもよく似合う。パームレストは、うっすらヘアラインが見える、強い輝き感を持つ高輝度アルミニウム素材。
↑天板、底板ともに、新開発の熱可塑性カーボンファイバー素材を採用。アルミニウム合金やマグネシウム合金の約2.9倍もの比弾性率(同じ重量当たりの剛性)を誇る素材だ。頑丈で軽い。なんと、最軽量構成時約999gを実現!!
インターフェースがスゴイのも、VAIO SX14-Rの大きな特長。
最初見て、驚いたのが、VAIO Z同様に、USB Type-C端子が左右に1個ずつ配置されている点。既存のVAIO SXシリーズは2つのType-C端子が右側面に集約されている。2個は珍しくないが、左右に振り分けるのは、VAIO Z発売当初、技術的に大変と聞いた。ノイズ対策などが大変な、USB4という高速インターフェースは、一ヶ所にまとめるほうが設計が楽なのは、言うまでも無い。
↑左右に配置されているおかげで、充給電時、コンセント位置を気にしなくて済む。使い勝手を大きく向上させる。
さらに、、、VAIO Zにはない、USB-A×2、LAN端子まで搭載。これは、まじで、うらやましい、っていうか、設計開発陣の気合いを感じる!
・LAN(1G)
・USB-A(給電機能)×1、USB-A
・Type-C(Thunderbolt 4、USB PD、USB4、USB3.2、DP2.1)×2
・HDMI×1
・ヘッドホン端子
いや、ほんと、よくこれほどのインターフェースを、この薄型軽量ボディに詰め込んだものだ。私物なら間違いなく分解して、中を愛でるように眺めていたところだ。
ディスプレイは、3種から選択。タッチ、非タッチ、ペン、フルHD、WQXGA
↑ディスプレイは、3種類が用意される。
↑お借りした実機は、タッチパネル対応 14.0型ワイド(2560×1600)。お恥ずかしながら、、、撮影時の画面拭き掃除で反応して、初めて気づいたくらい(苦笑
↑タッチパネルディスプレイでもここまで薄い。実は、VAIO SX14のタッチパネルモデルと同等なんだが。一昔前は、重いし厚いしだったのにねー。しかも、アンチグレアだから、ほんと、普通の液晶と見分けがつかない。照明などの反射も少ない!
タッチパネルモデルは、もう1種類用意されている。タッチ&ペンパネル対応 14.0型ワイド (2560 × 1600)だ。これは、勝色特別仕様と、ALL BLACK EDITIONだけが、選択可能なカスタム。
ディスプレイ全面をガラス一枚板で覆った「フラッシュサーフェスタッチディスプレイ(グレア)」仕様。指触り滑らかで継ぎ目や凹凸が全くないため、表示エリア外からのスワイプ操作など、ひっかかりなし。さらにペン入力にも対応。専用の表面処理によって動画や写真をコントラスト高く表現でき、ベゼル部分が目立たないため作品に深く没入できる。映像を取り扱うクリエイターに特におすすめ。
VAIO Zオーナーからすると、唯一、惜しいところ。VAIO Zでは、タッチパネル非対応4Kディスプレイ(16:9)。個人的には、タッチ不要で、4K必須と思ってる。が、アスペクト比は、横長すぎていろいろ不便とは感じている。
最近のVAIOは、アスペクト比が、これまでの16:9から、16:10へと、縦比率大きくなったディスプレイになってきている。16:9が主流の動画コンテンツでは、少し上下に黒帯が入るが、なんの問題もない。むしろ、ブラウザの縦スクロールが減るし、エクセルなんかでは、作業領域が広くなるし、メリットの方が大きい。
が、、、解像度がどうしても気になる。VAIO Zのような、4K解像度が欲しい。特に、最近では安く入手できる、4K解像度の外部ディスプレイを接続する場合なんかには、非4Kでは非常に不便。ディスプレイ間の、マウスカーソル、ウィンドウなどの移動がものすごく不自然。Photoshopなど、アプリ内で使用するルーツパレットなどの配置も狂う。
普段、VAIO Zに、4K横モニターと、4K縦モニターを接続して、使用している。試しに、フルHDのVAIO SX14を接続してみた。↑こうなる。3のモニターから、1へ、ウィンドウを移動させると、、、一気に4倍サイズになって、全部表示しきれない。ウィンドウをリサイズする手間が。
ちなみに、ソニーストアで販売はされていない、VAIO Vision+14は、2K。2K以外のVAIOと接続すると、同様の不便が生じる。複数ディスプレイ使用時は、すべての解像度を統一した方がなにかと自然で使い勝手がいいのだ。
↑おまけ。「VAIO SX14-R | 勝色特別仕様」の、壁紙。特別感があって、アガル。
ベンチマーク
↑実機スペック。
勝色特別仕様の、プロセッサー+メモリーは、3種から選べるが、プロセッサーは、Core Ultra 7 155Hのみ。メモリーが、16GB、32GB(+40,001円)、64GB(+100,000円)から選べる。
普段、VAIO Z メモリー32GBを使っているが、今、訳あって(VAIO Z様が修理送り中;)、VAIO SX14 メモリー16GBを使用している。これで、Lightroom、ブラウザ(タブ多数)使用すると、あっという間にメモリー消費が8割超える。もう、メモリーは32GB以上の時代か。しかし、64GBは、価格から、ちょっと勇気いるよねー。。。
VAIO SX14-Rは、VAIO初の「Intel Core Ultra」を搭載。
このCPUの特長としては、性能アップはほどほどに、省電力性能の向上がポイント、というところ。
また、NPUという、「AI処理に特化したプロセッサー」が搭載されているというのも、注目ポイント。なんだが・・・。
NPUについては、VAIO公式サイトで、触れられてすらいない。Windows でのAIといえば、Copilotだが、そこらへんについても、特に推されていないようだ。
↑「VAIO SX14-R | 勝色特別仕様」Core Ultra 7 155H 16GB
最新バージョンのCINEBENCH2024の他、過去の当ブログでのベンチマークで使用していた、CINEBENCH R23でも測定してみた結果。
↑2023年モデルVAIO SX12|勝色特別仕様:Core i7-1370P、32GB
↑2023年モデルVAIO SX14(アーバンブロンズ):Core i7-1360P、32GB
↑2022年モデルVAIO SX14:Core i7-1260P
↑2021年モデルVAIO Z:Core i7-11375H
毎年PCを買い替える人は珍しいと思われる。2、3年前のPCと比較すると、やはり、CPU性能の進化はすごいよね。VAIO Zの数値は、見ないで欲しい(汗
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続いて、お決まりのFF14ベンチマークによる、グラフィック性能チェック。
※同じバージョンのものがなかったので・・・。古いほうが少しいいスコアが出るはず。
↑「VAIO SX14-R | 勝色特別仕様」Core Ultra 7 155H 16GB
↑2023年モデルVAIO SX12|勝色特別仕様:Core i7-1370P、32GB
↑2023年モデルVAIO SX14(アーバンブロンズ):Core i7-1360P、32GB
↑VAIO SX14:Core i7-1260P
↑VAIO Z:Core i7-11375H
「新」付属Type-C充電器
↑VJ8PD65W4(前モデル VJ8PD65W)
使ってみて初めてわかる、Type-C端子のテーパー形状の便利さ。地味に、抜き差ししやすい。
199g(前モデル164g)と、少し重くなり、71mm(前モデル60mm)と、長くなった。
↑プラグをたためば、新モデルのほうがコンパクトだね。ちょっとだけ重いけど。
↑高さが少し高くなっている。また、スペックは、全く同じ。
許容範囲内で少し重くなり、プラグが収納式になり、使い勝手が向上。
贅沢言えば、気持ちだけでも、小型軽量化してほしかったかな。
ちなみに、某Anker製の同等スペック(65W)のものは、かなり熱くなるものの、付属品はベンチマークぶん回しても、気にならない。
主な選べるスペックと価格
以下、通常モデルの場合。
Core Ultra 7 155H + メモリー64GB(オンボード)(+130,000円)
Core Ultra 7 155H + メモリー32GB(オンボード)(+70,001円)
Core Ultra 7 155H + メモリー16GB(オンボード)(+30,000円)
Core Ultra 5 125H + メモリー32GB(オンボード)(+40,000円)
Core Ultra 5 125H + メモリー16GB(オンボード)(+0円)
タッチ&ペンパネル対応 14.0型ワイド (2560×1600)(+30,000円)(ALL BLACK EDITION、勝色特別仕様のみ選択可)
タッチパネル対応 14.0型ワイド(2560×1600)(+20,000円)
タッチパネル非対応 14.0型ワイド (1920×1200)(+0円)
第四世代ハイスピードSSD(暗号化機能付き) 2TB(+115,000円)
第四世代ハイスピードSSD(暗号化機能付き) 1TB(+55,000円)
第四世代ハイスピードSSD(暗号化機能付き) 512GB(+25,000円)
スタンダードSSD(暗号化機能付き) 256GB(+0円)
LTE通信モジュール(5G) 搭載(+30,000円)
LTE通信モジュール(4G) 搭載(+15,000円)
選択しない(+0円)
英字配列(隠し刻印/バックライトあり)(+0円)(ALL BLACK EDITION、勝色特別仕様のみ選択可)
日本語配列(隠し刻印、かな文字なし/バックライトあり)(+0円)(ALL BLACK EDITION、勝色特別仕様のみ選択可)
英字配列(バックライトあり)(+5,000円)
日本語配列(かななし/バックライトあり)(+0円)
日本語配列(かなあり/バックライトあり)(+0円)
大容量(+10,000円)
標準(+0円)
VAIO SX14-R発売記念 10%OFFキャンペーン(12月19日(木)10時まで)
>VAIO SX14-R発売記念 10%OFFキャンペーン特設サイト(12月19日(木)10時まで)
期間限定で、VAIO SX14-Rが、10%OFFになる。
キャンペーン特設サイトにて、「10%OFFクーポン番号」をコピーし、My Sony IDへ紐付けすると、10%OFFで購入可能だ。
↑My Sonyページから、サインインし、ページ下部の「クーポン・お買い物券」をクリックして、クーポンを登録する。
まとめ
実は、、、3年以上にもおよぶ、、、長時間使用、動画写真、3Dゲーム、Androidエミュレートなどなど、、、もう、気の毒とも思えるブラック酷使により、ついに、店長野田のVAIO Zが、修理送りに。11月12日(火)に手元を離れ、はや2週間。症状から自己判断して、マザーボード他交換により、10万強の修理代と予測。そこへ、このVAIO SX14-R。VAIO Zというネーミングでもいいんじゃないかと思いつつ、Z様じゃないから、脊髄反射でポチッといけない・・・
さて、本題。
・ボディーは新開発
・ボディー素材は新開発
・アスペクト比は16:10(ブラウズ、Officeソフト、などに有利)
・解像度、タッチパネル、ペンが選択可能なディスプレイ
・最軽量構成時約999g
・Type-C×2(左右各1)、USB-A×2、LAN、HDMI、豊富なインターフェース
・大容量バッテリー選択可
・VAIO初のIntel Core Ultra搭載
・新開発Type-C ACアダプター(VAIO Zなどに付属のプラグ収納式版)
VAIO Zゆずりの、美しいデザイン。勝色特別仕様やALL BLACK EDITIONといったラインナップに、新色ディープエメラルドが登場。
もうね、すばらしい仕上り。まさに、優等生なVAIOだ。
が、、、贅沢言えば・・・うるさいVAIO Zオーナーを満足させるには、、、4Kディスプレイ&最新CPU搭載。これだろうなぁ。CPUは、安定性、信頼性を重要視するビジネスPCなら、2023年モデル。これはわからないでもないが。すでに、2024年モデル「Core Ultra 200シリーズがあるし、2025年モデルの300シリーズも控えているし。。。
とはいえ、フツーなら、この2点は、気にすることでもないだろう。。。あくまで、VAIO Zオーナー目線ってことで。
おまけ
11月12日(火)に修理送りして、11月29日(金)現在、未だ、入院中の、愛機VAIO Z様。ほんとに修理代が恐ろしい。もし、、、もし、、、とんでもない金額だったとしたら。。。万が一に備えて、プランBを検討しておこう(汗
「VAIO SX14-R|勝色特別仕様」299,800円(税込)
●Core Ultra 7 155H + メモリー64GB(オンボード)(+100,000円)
●Windows 11 Pro +8,000円
●タッチパネル対応 14.0型ワイド(2560×1600)(+20,000円)
●第四世代ハイスピードSSD(暗号化機能付き) 512GB(+25,000円)
※あとで、2TBのものに換装するつもり。
●英字配列(バックライトあり)(+5,000円)
※隠し刻印にしたいけど、客先など意外と暗いところで作業することも多く、、、視認性優先で。
●大容量(+10,000円)
※重くなるけど、やっぱり、客先でのモバイルユースは頻度高い。モバイルバッテリー給電だと、立ち仕事時には不便だし。
・大容量バッテリー:最大約16時間/38時間(動画再生時/アイドル時)
・標準バッテリー:最大約11時間/27時間(動画再生時/アイドル時)
●3年ワイド
※これは基本。モバイルPCだと、ワイドじゃなきゃ、怖くて持ち運べない。
●合計:478,800円(税込)
※割引クーポン適用前。
か、過去最高額のVAIOになるじゃねーかよ。さすがに、びびるわ。
64GBやめようか。6万円安くなる。418,630円(税込)
これに、ラッキー抽選会クーポン、ワイド保証無料クーポン、元ソニー社員向け団体の割引クーポン、、、ソニーカード決済3%引き・・・とどめは、、、「ノジマ傘下になる前、最後のVAIO」。や、やべー、心揺れる。やっぱり、64Bにするか?
さて、、、あとは、VAIO Z様の修理金額次第。。。また、ご報告します。
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>VAIO SX14-R
>VAIO SX14-R発売記念 10%OFFキャンペーン特設サイト(12月19日(木)10時まで)(↑上記価格は、キャンペーン適用前)