<新製品>&<実機レビュー>順当進化の、13型モバイルノート「VAIO S13(VJS1361)」

VAIO S13(VJS1361)ソニーストア価格169,800円(税込)~
ブラック/ブロンズ
※3月13日(木)10時より先行予約開始
※3月21日(金)最速お届け

>VAIO S13発売記念「10%OFFキャンペーン」開催中!!!4月24日(木)10時まで
>ソニーストア
>今日現在、前モデルが159,800円(税込)~で、継続販売されてる模様
本日3月13日(木)、2025年モデルとなる、「VAIO S13(VJS1361)」が発表された。3月21日(金)発売。
早速、ソニーストアでは、先行予約販売が開始している。早めの注文で、4月からの新生活に間に合うはずだ。
飾らず、尖らず、まさに、質実剛健な、実用的なモバイルPC「VAIO S13」。
13型クラスのモバイルPCは、VAIOのお家芸だ。元々は、11型、13型というラインナップだったモバイルVAIO。が、狭額デザイン採用により、外形ほぼそのままに、画面サイズが、12型、14型へと大型化したという経緯が。純粋な13型クラスは、一度、その系譜は途切れていたが、2022年に復活!今の筐体になった、2022年7月モデルのVAIO S13だ。狭額デザイン採用の13型ということで、当然、14型VAIOよりは、コンパクトな仕上り。
そして、2023年9月モデルで大きな変化が。長らく続いた16:9の画面アスペクト比が、16:10へと、少し縦が長くなったのだ。これは、ブラウザやエクセルなどでの縦スクロールが少なくなることで、生産性アップを狙ったもの。
そして、今回、1年半ぶりのモデルチェンジとして、「VAIO S13(VJS1361)」が誕生だ。
前モデルでは、アスペクトの変更などメジャーモデルチェンジだったが、今回は、順当なマイナーモデルチェンジという印象だ。
ポイントは・・・
・ハイエンドのSX14-R、スタンダードのF14との間の、「アドバンスト」という位置づけのミドルクラスノートPC
・さらに軽量化され、ほぼ1kgのモバイルPC
・ブラウザ、エクセルなどの表示に有利な、13.3型16:10ディスプレイ搭載
・USB Type-Cが2つ、マイクが3つへと増加、さらに充実のインターフェース群
・電源アダプターは、Type-Cタイプが付属
・VAIO独自のコミュニケーション機能(オンライン会議等)
・MILスペック準拠のタフネスボディ。
・インテル Core プロセッサー シリーズ1搭載
では、早速、実機レビューいってみよう!

↑実機は、前モデルから登場したカラー「ブロンズ」。他に「ブラック」も用意される。

お借りした実機のスペックは、CPUもメモリーも、3種類の真ん中。SSDは256GB。
今回、CPUは、「Core U シリーズ1」(いわゆる、第14世代)が搭載され、Core 3、5、7と、3種類が選択可能。前モデルでは、第13世代CPUが搭載されていた。インテルでは、すでにシリーズ2という新モデルが発表されている(おそらく、VAIO社では、より安定性を重視しての判断で、シリーズ1を選択しているのだと思われる)
SSDは、256GBで、デバイスマネージャーで、SSD型番を調べてみたところ、Nextorage製「NE6M2E00SCC256G」だった。ソニー100%出資で誕生した「Nextorage株式会社」製というのが、なんかうれしい。。。
注文時に選択できるカスタマイズ仕様は以下のとおりだが、CPU、メモリー、SSDは、組合せがある程度決められており、8パターンになっている。追加金額は、↓に。
OS | Windows 11 Pro 64ビット | Windows 11 Home 64ビット | |
---|---|---|---|
カラー | ブラック | ブロンズ | |
ディスプレイ | 13.3型ワイド (16:10)1920×1200ピクセル | ||
プロセッサー | Core 7 150U ※8GBは選択不可 | Core 5 120U ※32GBは選択不可 | Core 3 100U ※32GB、16GBは選択不可 |
メモリー | 32GB LPDDR5X ※Core 5、Core 3は選択不可 | 16GB LPDDR5X ※Core 3は選択不可 | 8GB LPDDR5X ※Core 7は選択不可 |
SSD | スタンダードSSD(PCIe 4.0) 約1 TB | スタンダードSSD(PCIe 4.0) 約512 GB | スタンダードSSD(PCIe 4.0) 約256GB |
TPM | あり | ||
顔認証 | あり | ||
指紋認証 | あり | ||
キーボード | 日本語 かな文字有り バックライトなし | ||
無線WAN | なし | ||
マウス | あり(ブラック) | なし | |
のぞき見防止フィルター | あり | なし | |
Type-C ドッキングステーション | あり | なし | |
Type-C 4Kマルチモニター ドッキングステーション | あり | ||
ワープロ・表計算 ソフトウェア | Office Home & Business 2024デジタルアタッチ版 (個人向け) | なし | |
保証 | 3年ワイド | 3年ベーシック |
Core 7-150U + メモリー32GB(オンボード) + スタンダードSSD(暗号化機能付) 1TB +110,001円
Core 7-150U +メモリー16GB(オンボード) + スタンダードSSD(暗号化機能付) 1TB +85,000円
Core 7-150U + メモリー16GB(オンボード) + スタンダードSSD(暗号化機能付) 512GB +65,000円
Core 5-120U + メモリー16GB(オンボード) + スタンダードSSD(暗号化機能付) 1TB +60,000円
Core 5-120U + メモリー16GB(オンボード) + スタンダードSSD(暗号化機能付) 512GB +39,999円
Core 5-120U + メモリー8GB(オンボード) + スタンダードSSD(暗号化機能付) 512GB +25,000円
Core 5-120U + メモリー8GB(オンボード) + スタンダードSSD(暗号化機能付) 256GB +15,000円
Core 3-100U + メモリー8GB(オンボード) + スタンダードSSD(暗号化機能付) 256GB +0円

最軽量構成時は約1019gとのことだったが、実測では、996gだった。
3サイズは、約299.3 x 221.1 x 17.7~19.6mmと、前モデルと同じ。

今回より、Type-C(USB PD)給電となったため、充電器も新しいものが付属(Type-C標準ACアダプター「VJ8PD65W2」)。65W出力。もちろん、スマホなどのType-C充電も可能。重量は約223gで、前モデルの電源端子充電器とほぼ同じ重量。軽くなると期待したんだが。
市販の、65W出力Type-C充電器やケーブルの組合せなら、余裕で200g切る。また、複数Type-C端子の充電器も充実してきているし、そのうち、充電器は別売りのVAIOも出てくるんじゃないだろうか。個人的には、むしろそうして欲しい。。。

↑微妙に足し算が合わないが、本体+充電器では、実測1217gだった。


↑電源専用端子廃止で、Type-C端子が2つになったのはヒジョーに合理的。液晶を開くと持ち上がるチルトアップヒンジ機構も継承。キーボードが適度に傾斜して、タイピングしやすいんだよね。


↑充実のインターフェース。USB-Aも引き続き2つ、有線LAN端子もある。

↑指紋センサー内蔵の電源ボタン。指紋センサー内蔵には見えない。最近のVAIOはこうなんだよねー。それでいて、感度がイイ。
指紋認証の他、Webカメラを使った顔認証にも対応。どちらも、Windows Hello対応。電源オン時のサインインなど、指紋、顔どちらでもOK。

↑180度開けるフルオープン構造。VAIOのすぐ背面に外付けディスプレイを配置する場合には、レイアウトの自由度が高く、助かるのだ。ちなみに、「Fn+2」で、画面&タッチパネル操作も、180度回転。対面の相手にプレゼン的なことするとき活躍する。

↑最近のモバイルVAIOでは、定番の2ボタン式タッチパッド。

↑見落としそうな「Copilotキー」も搭載


↑背面にも一工夫が。従来より、ボトム固定用ビスが2本増え、信頼性アップ。VAIOロゴ、機銘板は、レーザー刻印にすることで、ラベルレス化。環境への配慮につながる。


↑カメラは、安心のプライバシーシャッター付き。開閉状況は、シャッターが白いため、視認しやすい。物理的にレンズを覆ってしまえば、セキュリティ面では完璧。

↑カメラ機能の各種設定は、引き続き、VAIOの設定アプリから。UIが刷新された。物理シャッター代わりにもなるデジタルプライバシーシャッターが追加されたり。

↑マイク、ノイキャン含めた、サウンド機能の設定。
マイクの指向性を設定変更ができる。4パターンそれぞれ、しっかりと、体感できるのがすごい。実用十分レベル。

VAIO自慢の「カメラ、サウンド」を網羅した、「オンライン機能」の設定を直接呼び出しできるようになり、タスクバー、そして、キーボードから一発起動可能に。

↑一発起動すると「VAIOオンライン会話設定」という、単独ウィンドウ表示になる。VAIOのオンライン機能への並々ならぬ力のいれようが伝わる。
つづいて、3種類のベンチマーク結果を。



前モデル比では、、、SSDは上回ったものの、CPU、グラフィック数値とも少し劣った数値だったのが謎。スペック上は劣っていることはないんだけど。
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ということで、2025年モデルの新「VAIO S13」を見てみた。
前モデルからは、確かに、マイナーチェンジの域だけど、しっかりと押さえるべき点は押さえた、順当進化モデルだ。
S13シリーズ自体、尖ったものではなく、シンプルなモバイルPCという位置付けで、スペックとしても、SXシリーズの下位に当たる、ミドルクラス。が、しかーし、、、ベンチマーク結果を見ると、実は、VAIO Z最終モデル(店長野田が今も愛用している、、、このブログを書いているまさに、そのVAIO Z)と、ほぼ同等。しかも、今回の実機は、Core 7じゃなく、Core 5!(もうね、VAIO Zをこよなく愛する店長野田的には、驚愕よ)通常使用であれば、十二分すぎるスペックと言えるだろう。
そんなスペックで、そんな価格で、、、充実のインターフェース、ほぼ1kgという軽量ボディ、充電はType-Cへ変更され、スマホとの親和性アップ。ほんと、地味なんだけど、よくよくみると、これでいいんじゃないかと思える仕上りだ。
最後に、、、おすすめスペックを。
基本スペック169,800円(税込)+Core 5-120U + メモリー16GB(オンボード) + スタンダードSSD(暗号化機能付) 512GB +39,999円(税込)+3年ワイド6,600円(税込)=216,399円(税込)
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ブラック/ブロンズ
※3月13日(木)10時より先行予約開始
※3月21日(金)最速お届け
>VAIO S13発売記念「10%OFFキャンペーン」開催中!!!4月24日(木)10時まで
>ソニーストア
>今日現在、前モデルが159,800円(税込)~で、継続販売されてる模様