<実機レビュー>第三世代グラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」。より手軽に、より高音質に。

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グラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」ソニーストア価格38,500円(税込)
8月6日(金)発売

ソニーストア

本日8月6日(金)発売の、注目の第三世代グラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」。当店でも早速店頭展示開始だ!
「LSPX-S3」は、第二世代「LSPX-S2」を超える高音質を実現しつつも、よりローハイトデザインになり、見た目にも安定、安心感が増した印象。そして、低価格化。それでも、世の中のアクティブスピーカーのメインとなる価格帯からすると、それらとは一線を画す製品だけに、とてつもなく高価な製品。とはいえ、第二世代「LSPX-S2」から、必要最小限に、機能を削ることで、価格を下げたのは、英断じゃないだろうか。

目次

開梱&外観眺める

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↑グラスサウンドスピーカー、、、名称からしても、梱包に気を遣うのはわかる気がする。。。

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↑付属品。紙モノ類と、USB Type-Cケーブルと、クリーニングクロス。

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↑第二世代「LSPX-S2」にはあった、有機ガラス管とベース間の「くびれ」がなくなり、より安定感&安心感が。また、よりローハイトデザインとなり、より倒れづらいという印象。

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↑くびれがなくても、特に持ちづらさはない。むしろ、安心して持てる印象。持ち運びまくる性質のモノでもないが、1.1kg程度なので、ずっしりとしており、置いてみると、安定感あり。

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↑わかるかなぁ?有機ガラス管根元に、おしとやかに、「SONY」のロゴが。

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↑有機ガラス管の底部に、LEDがしこまれおり、、、光る。電球色が、暖かみを感じさせる。LEDは、レンズ?らしきものに覆われており、上手に光が拡散されており、心地よい。後述のキャンドルライトモードでは、ろうそく風のゆらぎまで演出してくれる。

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↑有機ガラス管トップ部は、開放されず、しかも、透過性のないシルバーの「ふた」で覆われているが、、、

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↑どうやら、その「ふた」が、下からのLEDを反射し、

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↑天井を照らさず、やわらかい光で手元だけを照らしている。。。
LEDの位置の関係で、ベース部の影がすこーし出ているが、第二世代「LSPX-S2」よりも、大幅に低減されているのだ。

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↑横長のLED用タッチセンサーは、タッチでON/OFF、左右スワイプで光量調整。
左から、電源ボタン、通話ボタン、Type-C(充電用)、音量UP/DOWN

新たに追加された、通話機能、、、本機にはそんな機能不要な気がするが、、、通話してみると、フツーに使える。
マイク位置は公式サイトには表示されてないが、SONYロゴを正面とすると、その下方底部にあるようだ。
テレワークなどでマイクとして使用する場合は、本機の正面に向かってしゃべるよう意識すべし。

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↑底部には、Bluetoothペアリングボタン、スリープボタン。Bluetoothコーデックは、SBC、AAC、LDAC。LDAC対応だが、ハイレゾの再生には非対応。(ハイレゾ音源は、音が鳴らないわけではなくて、ハイレゾ音質になってないという意味)
Bluetoothペアリングボタンは長押しすることで、本機2台を使って、ステレオペア再生が可能。ただし、コーデックはSBCに限定される。
また、パーティーコネクトにも対応しており、対応機種:LSPX-S3/SRS-XG500/SRS-XP500/SRS-XB43/SRS-XB33/SRS-XB23を使って、100台まで接続して、音楽を再生できる。(一度、100台のサウンドを拝聴させてもらいたい・・・)

使い勝手をチェック

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↑やはり、アプリ「Music Center」は必須。必ず、スマホにインストールして使おう。

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↑最初に電源をいれた直後であれば自動的にBluetoothペアリングモード、手動の場合は、底部のBluetoothボタンを1プッシュで。
Androidスマホの「Fast Pair」対応機種や、Windows10PCなら、接続は、特に簡単。

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↑Bluetooth接続完了後、Music Centerアプリを起動したところ。

「他の機器とグループ作成」が、位置的に、かなり推されてる気がするが・・・

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↑ココで、ステレオペア、パーティーコネクトを設定する。

つづいて、「設定」。すごく重要。様々な設定ができる。

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↑設定画面。

・サウンド:ベースブースターON/OFFで、重低音強度が変わる。がっつり聴きたいときは、低音を効かして。くつろいでBGMとしてなら、OFFで。

・イルミネーション:ライティングモード(ダイヤルを使って32段階の明るさ調整)orキャンドルライトモード(強中弱、音楽連動、消灯。ゆらぎ方を設定)この機能は是非活用してほしい。

・スリープタイマー:15分、30分、45分、60分、90分、120分。寝つきのいい人にとって、15分があるのは、、、ありがたい!(個人的には、5分が欲しい笑)

・電源オプション:未使用15分で電源オフになる、「オートスタンバイ」。Bluetoothスタンバイ。

・タッチセンサー:タッチセンサーの有効or無効

・その他:Bluetooth接続品質(音質優先or接続優先)

・システム:ファームウェアバージョン表示

項目は多そうに見えるが、特に、取説を読むことなく、直感で操作できるかと。わかりやすい。

いざ、試聴

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↑スマホアプリ「Music Center」で設定後は、アプリが使えない別の機器を接続しても、その設定は引き継がれる。。。

グラスサウンドスピーカー第三世代となる本機だが、やはり、今回もまず不思議感。
高音域を担当する「有機ガラス管」は、下のベース部の中低音域の振動を拾ってはいるものの、確かに、そこからは、高音成分が聞こえてくる。タオルで覆ってみると、確かに、こもったような音になるから、鳴っているんだろう。
そして、その下のベース部。

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↑スリットからかろうじてのぞける、「46mmウーファー」。前モデル35mmからは、大幅にサイズアップだ。このクラスでは、かなり贅沢なサイズだ。
有機ガラス管は、高域担当。それだけでは、フルレンジの音域は鳴らせないため、中域の46mmウーファーと、低域のパッシブラジエーターの存在は不可欠。特に、今回はウーファーが大型化され、中域の底上げによる音質向上は顕著。そもそも、モノラルかつ360度拡散が目的のスピーカーで、ここまでの音質なら、全く問題ないだろう。

フツー、スピーカーは、前方へある程度の広がりで拡散するが、後方へ拡散なんてことは、ありえない。本機では、本機を中心に、ぐるーっと全方位に放射状に音を拡散する。しかも、かなり遠くまで音が自然に聞こえてくる。部屋のどこにおいても、部屋のどこにいても心地よく音が届くし、

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↑テーブルを挟んで対面座りのケースでも、違和感ない。

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まとめ

最大外形寸法(外径×高さ):約Φ94mm×289mm、約1.1kg
電池持続時間(Bluetooth接続時):約8時間

音も良くなったし、コンパクトになったし、バッテリーも8時間持つし、、、安くなったし。
とまぁ、先代比較で、いいことづくめに見えるが、、、

・WiFi非対応(Spotify Connect非対応)
・ハイレゾ非対応
・アナログ入力端子非対応

といった、先代比較で、マイナス面もある。
が、それらを考慮しても、先代よりプライスダウンし、性能アップとなると、、、ヒジョーに魅力的な製品に仕上がっているんじゃないかと思える。

音質、デザイン、そして、、、照明と、、、そんなBluetoothスピーカーが欲しい人には、強くおすすめできる!

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グラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」ソニーストア価格38,400円(税込)
8月6日(金)発売

ソニーストア

当店ブログ:第三世代グラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」発表。今度のは、実売3万円前半で買えるんだ!

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