<実機レビュー>VAIO Zオーナー目線で見る、VAIO SX14/SX12(2022年モデル)
●14型大画面モバイルPC
「VAIO SX14」(カラー:アーバンブロンズ、ブライトシルバー、ファインホワイト、ファインブラック)ソニーストア価格159,800円(税込)~
「VAIO SX14|ALL BLACK EDITION」ソニーストア価格273,500円(税込)~
●12型スタンダードモバイルPC
「VAIO SX12」(カラー:アーバンブロンズ、ブライトシルバー、ファインホワイト、ローズゴールド)ソニーストア価格159,800円(税込)~
「VAIO SX12|ALL BLACK EDITION」ソニーストア価格273,500円(税込)~
発売開始(最速お届け):7月1日(金)頃
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ついにこのときが。。。VAIO Zの処理速度を上回る、VAIO SX14/SX12の登場。
ゲーミングノートPCなど大きいサイズのPC向けで、より処理速度の速い、第11世代Core H35を搭載した、モバイルPC「VAIO Z」。
モバイルPC向けの、第12世代Core Pシリーズ搭載の、モバイルPC「VAIO SX14/SX12」。
やはり、世代の壁は高く、「H」の冠のつくCPUといえど第11世代では、第12世代Core Pシリーズにはかなわず・・・。そして、最大のポイントが、、、「第12世代インテルCPUを搭載した、VAIO Zは、現時点では、製品計画されていない」ということだ。当ブログには、非常に多くのVAIO Zファンの方が、来てくださっているが、、、事実、こういうことなのだ。
ということを踏まえて、VAIO Zすら凌駕する、新VAIO SX14/SX12(2022年モデル)、実機をみていってみよー!
ここだけおさえておけばOK!「VAIO SX14/SX12」のポイント
・VAIO Zの処理速度を上回る、最新第12世代Core PシリーズCPUを搭載。爆速!
・豊富なインターフェース。Type-C(Thunderbolt4)×2、USB A(3.0)×2、LAN、HDMI、ヘッドホン。WiFi 6E、Bluetooth5.1。
・物理プライバシーシャッター付207万画素Webカメラに、背景ぼかし機能、顔優先AE機能、逆光補正など、Web会議などでのカメラ映りを最適化
・AIノイズキャンセリング機能で、自身だけでなく相手の声もクリアに。
・指紋センサーと内蔵カメラの、ダブル生体認証
・片手で開ける、180度フルオープン液晶ディスプレイ
・打ちやすい、フルピッチキーボード
・SX14:約1,080g/SX12:約929g
外観は、先代をそのまんま踏襲
↑左:SX14、右:SX12
SX14/SX12の大きな違いは、タッチパッドの大きさ。
↑完成されたデザインのSX12。SX14はもちろん、SX12のこのサイズながら、フルピッチ(19mm)キーボード搭載だ。左右側面端子を工夫しまくり、キー下に配置できたことで、フルピッチを確保できている。
↑SX14。もう進化させるところはないんじゃないかという、ボディ。剛性も十分すぎる。
↑SX14/SX12ともに、十分なインターフェース。VAIO Zでは、Type-C×2のみ。USB-Aや、LANは、本当にありがたい。
↑ヘッドホン端子がないスマホもある中、しっかりと、ヘッドホン端子を搭載。USB-Aが左右に1つずつ配置は、使い勝手がいい。
Type-C標準ACアダプター「VJ8PD65W」ソニーストア価格9,460円(税込)
↑付属のACアダプターは、もちろん、Type-C端子だ。VAIO本体には、電源端子は非搭載。
約164gと、VAIO S15などのACアダプターと比較すると、半分。スマホの充電器にもなるから、さらに荷物が減る!!
↑USB充電機能で、VAIOをモバイルバッテリーとして使うこともできる!
自動フレーミング機能など新搭載の内蔵カメラ機能
内蔵カメラ機能は、今や、必需品どころか、多機能高性能が求められる時代。
まず、「自動フレーミング機能」をみてみよう。「VAIOの設定」アプリで設定できる。
↑背景ぼかしONしたところ。しっかりと顔認識してくれ、背景はぼかしてくれる。
↑背景ぼかしOFFと比較すると、わかりやすい。
↑つづいて、自動フレーミングON/OFF。顔を上下左右に振っても追尾して、顔をアップにしてセンターにしてくれる。
ここまでは、顔優先AEという、顔の明るさを優先してくれる機能がONになっていたが、、、
↑顔優先AEをOFFにすると、このとおり。
その他、逆光補正や、ちらつき低減機能もある。
ビデオチャットでのカメラ映りを最適化する機能として活躍間違いなし。なんといっても、Web会議やSNSアプリに依存することなく、「VAIOの設定」から一貫した設定が可能というのがうれしい。
↑プライバシーシャッターを閉じてると、ちゃんとアラート表示してくれる。カメラトラブルかと焦ることなし。
「AIノイズキャンセリング機能」
イヤホンではノイキャン機能は珍しくなくなったが、、、VAIO SX14/SX12では、自身のマイクや、スピーカーから聞こえる相手の声にもノイキャン機能を使える。
↑ビームフォーミング技術で、PC正面の自分の声だけをクリアにする「プライベートモード(内蔵マイク、ステミニ端子のみに対応。外付マイク非対応)」に切替も可能。
ベンチマーク
↑VAIO SX14:Core i7-1260P
↑VAIO SX12:Core i5-1240P
↑VAIO Z:Core i7-11375H
いかがだろう?見ての通り、マルチコアでは、i5のVAIO SX12ですら、VAIO Zを上回る結果。
↑VAIO S15|ALL BLACK EDITION:Core i9-12900HK
ちなみに、、、新VAIO S15のi9を見てみると、、、さらに、圧倒的なパフォーマンスで、驚く。
これが、VAIO Zに搭載できたらと、妄想してしまう。。。
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FF14ベンチマークソフトを使う。
設定は、フルHDの標準品質(ノートPC)で。
↑VAIO SX14:Core i7-1260P
↑VAIO SX12:Core i5-1240P
↑VAIO Z:Core i7-11375H
グラフィックス性能は、VAIO Zと変わらないようだ。
では、、、外付けGPUボックスをつないで、測定してみる。
↑VAIO SX14に、Type-C(Thunderbolt)で、外付けGPUボックスなるものに、接続。BRAVIAと外付けGPUボックスをHDMIケーブルで接続し、映像を出す。
↑外付けGPUボックスは、PCとType-C、モニターとHDMIケーブルで接続するだけのシンプルなインターフェース。
その中には、好みの市販のグラフィックボードを組み込む。完全に店長野田の趣味で、、、FF14をプレイするのが、最大の目的。Ge Force3070を搭載。これ以上の性能のボードは、Type-C(Thunderbolt)の転送速度がボトルネックとなるため、意味なしらしい。
↑おおおお、15260!!!ちなみに、VAIO Zでは、14037だった。まぁ、違いは体感できないけど。
普段店長野田は、VAIO Zの14,037スコアの環境で、FF14をプレイ。。。もっとワイド画面が欲しいくらいで、不満なし。
まとめ
・速い
・軽い
・頑丈
・端子いっぱい
・リモート会議機能豊富
VAIO Zオーナーとしては、ジェラシーひどい^^;VAIO Zよりも安いし。
と、とりあえず、、、シミュレーションしてみようか・・・
もちろん、ALL BLACK EDITION一択。32GBメモリー、自分でSSDは換装するからそのまま。4K液晶に、英字隠し刻印バックライトキーボード。3年ワイド保証。。。347,500円なり。
いや、、、VAIO Zよりも速い、SX12ってのも、大アリじゃない?
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※VAIO Zオーナーの勝手なつぶやき
S15と同じCPUを載っけて、、、第12世代Core H搭載VAIO Zは、作れないのか?
第11世代では、TDP35Wだが、第12世代では、45Wになってる。あぁ、、、すでに、電源回路から強化しないといけないという話・・・。となると、排熱処理もさらに強化必要・・・。SX14で十分っていう、経営判断か?
また、VAIO Zファンは、5年も6年も待つことになるのか?いや、そもそも、VAIO Zは今度こそ終焉なのか?