<実機レビュー>フラッグシップサウンドバー「HT-A7000」専用ワイヤレスリアスピーカー「SA-RS5」。店頭常設展示中。SA-RS3Sとの違いは?

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バッテリー内蔵「サウンドバーHT-A7000」専用リアスピーカー「SA-RS5」ソニーストア価格74,800円(税込)

ソニーストア

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サウンドバー「HT-A7000」 ソニーストア価格176,000円(税込)
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サブウーファー「SA-SW5」ソニーストア価格93,500円(税込)
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サブウーファー「SA-SW3」ソニーストア価格52,800円(税込)
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ワイヤレスリアスピーカー「SA-RS3S」ソニーストア価格52,800円(税込)

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いやはや・・・なんとももったいない・・・。HT-A7000専用って・・・。他のサウンドバーとも組み合わせられれば。

ということで、今回は、5月21日(土)に発売されたばかりの、フラッグシップサウンドバー「HT-A7000」専用ワイヤレスリアスピーカー「SA-RS5」を、レビューしていく!一足先に発売された、同じくフラッグシップサウンドバー「HT-A7000」専用の、ワイヤレスリアスピーカー「SA-RS3S」との違いもチェックしてみる。

※2024年4月20日(土)現在、対応機種は、HT-A9000、HT-A8000、HT-A7000、HT-A5000、HT-A3000、そして、AVアンプSTR-AN1000。

開梱

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↑スピーカー本体と、給電&充電兼用ACアダプターと、、、名称聞いてもピンとこない「ケーブルガイド」。
(左後ろのpoiqは気にせずに・・・)

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↑100V~240V対応12V3.8A出力のACアダプター。2個同梱されている。接続したままなら、給電として使用でき、充電時には、10分で90分使用可能と、クイックチャージ機能に対応。
で、よく見ると・・・「PUSH」ボタン???

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↑PUSHボタンおしたら、なんか、はずれた!!!!詳細は不明だが、日本仕様とは異なる海外プラグへの付け替えを可能にしてるのか?ここだけ変えれば、どの国でも販売できる?コストダウンできる?まぁ、ユーザーには直接関係ないか。。。ちなみに、取説には特に説明なし。

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↑ケーブルガイド。一応、取説にそういう名称が書かれてたから、なんとなく使い方わかるが。そもそも取説見ない人は、なんの仕事するもんか検討もつかなさそう。

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↑バッテリー使用なら、充電したらすぐ取り外すACアダプターのケーブルは、せいぜい、ケーブルホルダーという名称の「ツメ」にはさむ程度でいい。そもそも、それすらしなくてもいいけど。

が、常時給電で、ACアダプターを接続しっぱなしであれば、、、「フェライトコア」がジャマだし、見た目もよろしくないし、抜け防止もしたいし、、、

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↑で、こうする!
付属のケーブルガイドなるアイテムを使い、コンパクトにまとめて収納。これなら、不用意に脱けたりしないし、フェライトコアが邪魔になることもない。壁掛設置時にも有効。

※ほんとどうでもいい話だけど・・・。以前、、、充電アダプターのコブがジャマだからはずしてほしい。という電話問い合わせあって、、、「こ、コブ???」ってなったことがあったが^^;まぁ、確かにコブっちゃコブだけど。これは、ノイズ発生を抑えるためのもので、周りの機器や、そもそも接続する機器への影響を考えてのことなので、はずしちゃいけない。ということで、ご納得いただいた・・・。

外観

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↑背面には、壁掛やスピーカースタンド取付のためにちゃんと対応してくれており、、、

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↑ちっちゃいミゾをちょっとこねると、、、パカッと開いて(ツメ式じゃなく、ラバーパッキン式なので、破損の心配はない)、、、

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↑スピーカースタンド取付用のネジ穴と、壁掛用ネジ穴が。

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↑取説を参考に。本体2.4kgなので、一般的な石膏ボードにも、ボードアンカー使えば、壁掛できるはず。それより、ケーブル隠蔽のほうが大変だ。

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↑スピーカートップには、電源ボタンと、「OPTIMIZE」ボタン。両方が電源オン時に、どちらかのボタン押下で音場最適化をやってくれる。置き場所を変更したときなどに使用する。AVアンプなどでお馴染みの、ソニー自慢の「自動音場補正」が動作する。30秒程度。ほんとこれ優秀。

SA-RS3Sとの違いは?

●SA-RS5

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●SA-RS3S

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本機「SA-RS5」のほうが、かなり大きく、また、最大出力も1.8倍と、かなり異なる。

実際、広めの部屋では、SA-RS3Sでは物足りなさを感じるかもしれない。

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↑サウンドバー本体「HT-A7000」のアップデートにより、SA-RS5、SA-RS3Sどちらかと組み合わせることにより、「360 Spatial Sound Mapping」に対応した。リアスピーカー有無では、全くサラウンド感が違う!!

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↑SA-RS5は、イネーブルドスピーカーが搭載されているが、、、

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↑SA-RS3Sは、非搭載。

さらに、出力差(180W vs 100Wで、80Wもの差)もあわさってか、サラウンド感は、SA-RS5に軍配があがる。特に、上下の表現が。しかし、、、、SA-RS3Sの設置位置を、少しでも天井方向へ高くしてやることで、サラウンド感は増すのだ。

・床置きではなく、スタンドなどで、耳の高さよりも高く設置できる
・バッテリー駆動は不要
・少しでも安い方がいい。
・部屋は広くはない

ということであれば、SA-RS3Sでも十分なサラウンド感、パフォーマンスを得られると感じた。

が、↑に該当しないような場合では、ソニーストア価格で22,000円の差はあるが、SA-RS5を強くオススメする。
個人的には、、、バッテリーレスモデルもあってもいんじゃないかと思う。もっと安くなるだろうし。

SA-RS5を使ってみる

「それなりの位置」に、設置するだけ。HT-A7000、SA-RS5の電源を入れれば、自動的にペアリング完了。さぁ、サラウンドを楽しめ!また、↑でも触れたが、「OPTIMIZE」ボタンを押すだけで、30秒程度で、自動音場補正が行われ、最適なサラウンドセッティングが完了する。バッテリー使用であれば、使う度に微妙に設置位置が変わるかもしれないし、手軽な自動音場補正を毎回やってもいいくらい。

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↑当店では、シアタールームではなく、かなり設置環境の不利な、「お客様テーブル」を囲むように、しかも、左右の高さは非対象で設置している。が、不自然さは微塵も感じない。これが、自動音場補正機能のなせる技。

「HT-A7000単体」 vs 「リアスピーカーSA-RS5を接続」の、サラウンド感の違いは・・・もう、言うまでもない。圧倒的な違い。サラウンド感が全然違う。やはり、リアスピーカーがあるのとないのでは、雲泥の差。
「360 Spatial Sound Mapping」おかげか、あ、こっちにスピーカーがあるな。という感覚は一切なく、高さ方向含めて、全方位から音が飛び交っていると感じられる。

「実物のリアスピーカー」の存在は、とてつもなく大きい。これを、いくらフラッグシップとはいえ、HT-A7000で独占するのはもったいない。他のサウンドバーにも是非使えるようにしてほしいくらいだ。
※2024年4月20日(土)現在、対応機種は、HT-A9000、HT-A8000、HT-A7000、HT-A5000、HT-A3000、そして、AVアンプSTR-AN1000。

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