<イベント取材>「α Special Event 2023」in 横浜。ちょっと理解ができない「α9Ⅲ」。。。

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11月8日(水)、9日(木)、横浜みなとみらいで開催された「α Special Event 2023」。

前日11月7日(火)深夜に発表された、「α9Ⅲ」、「FE 300mm F2.8 GM OSS」にテンション爆上がり。情報収集、ブログアップ、、、完全寝不足による変なテンションに加え、ソニー在職中に住んでいたのは、みなとみらいから徒歩圏内で、懐かしさで浮かれ気味。かなり、冷静じゃないメンタルでの取材となったのだ!

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↑最寄り駅の桜木町から、会場の「ぴあアリーナMM」への途中の景色。。。高さ日本一ではなくなったが、やはり、ランドマークタワーは横浜のシンボルじゃ!

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↑2020年開業の「音楽専用」の「ぴあアリーナMM」。(画像は公式サイトより)

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アリーナらしい、天井高で、開放感たっぷり。
そんな広いアリーナを、猛烈贅沢なレイアウトで、たった3エリア+スタンド1エリアで、撮影体感させてくれる。今回のリアルイベントはそういう主旨なのだ。↑この写真は、客入り直前ではあるが、準備完了の状態。こんなにゆとりのあるレイアウトなのだ。っていうか、空きスペースが目立つ^^;

今回、、、告知されている時間よりも早い時間の「プロサポート会員」枠に入れていただけた。感謝。しかも、この枠のみ、撮影データ持ち帰りOKなのだ。

※今回撮影のα9Ⅲのカメラソフトウェアは、最終版ではないとのこと。

バドミントン撮影コーナー

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↑α9Ⅲと、「FE 300mm F2.8 GM OSS」含む、用意されたいろいろなレンズを使って、バドミントン選手の人たちが実際にラリーしているところを撮影できる。※撮影時間はひとり「5分」。ストップウォッチできっちりと測定される。。。

もちろん、「α9Ⅲ」+「FE 300mm F2.8 GM OSS」で撮影。レンズ単体で持たなくてもわかる、「FE 300mm F2.8 GM OSS」の異常な軽さ。と、、、のんびり眺める暇はない。とにかく、5分しかないんだから。

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F4 1/2000 ISO3200 「FE 300mm F2.8 GM OSS」

↑冒頭につづき、もう一度。。。なんか、いいのが撮れてしまった。とにかく、人間は、フレーミングとタイミングだけ気にすればいい。フォーカスは、勝手に合うから。。。

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↑ガットが凹んでいるのもよくわかる。

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↑しっかりと顔(瞳)に合焦している。なんかこれ以上拡大するのは本人さんに申し訳ないが・・・。まつげも1本1本認識できた。

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↑ラケット越しでも、ちゃんと顔認識。

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↑ネット越しでも、無問題。

フラッシュ撮影コーナー

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↑こういうセット。

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↑バックはしっかりと照明が当たっているが、モデルさんには・・・。フラッシュ持っていってない店長野田の「α7RⅤ」で撮影してみたが、、、モデルさんに露出合わせると、もちろん、バックは、白飛びする。バックにあわせると、↑こうなる。また、足下には水が張られ、モデルさんが、足で水を蹴りまくり、さらにバックには、噴水が。

まとめると、、、バックは明るく、被写体は暗い、水しぶきあるからシャッター速度は速くないといけないしたい。

という環境で撮影するのだ。

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F3.2 1/2000 ISO6400 60mm

↑グローバルシャッター方式だからこそ、フラッシュ同調速度は無視。「全シャッタースピードでフラッシュ撮影可能」
これまでのカメラだと、フラッシュ同調速度は、1/250~1/400秒くらいか。

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↑トリミングしてみた。1/2000のシャッター速度だと、水滴も止まる。

バッティング撮影コーナー

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120コマ/秒の威力!あっさりとこんな撮影ができてしまう。もちろん、「プリ撮影」機能をフル活用。

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↑インパクトの瞬間、トリミング。

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↑実は、バッターは女性でした。。。

これまでは、運に左右されていたようは、「瞬間」を切り取る撮影も、120コマ/秒という異次元のコマ数なら、奇跡が奇跡じゃなくなるんだろうな。。。

外観

なんか、、、ほんとんど、実機自体の撮影をしてこなかった・・・(忘れてた^^;)

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↑新たに追加された、C5ボタン。通常連写は60コマにしておいて、C5ボタン押したときだけ、120コマ撮影にしたり。「連写速度ブースト」機能。デフォルトで割り当てされている。

ちなみに、「連写速度ブースト設定」で、120、60、30、20、15、10枚/秒 の設定が可能。

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↑ボディ左肩には、α1、α9のみに許される「ロック機構付きのドライブモードダイヤル&フォーカスモードダイヤル」も健在。
また、α7RⅤに引き続き、「4軸マルチアングル液晶モニター」も搭載。今後のボディはこの流れか。

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↑縦位置グリップは新モデル「VG-C5」

後ダイヤルも、本体と同じ、後ダイヤルR/Lともに搭載された。

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↑本体の「C5」ボタンにあたるボタンも搭載された。

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↑「FE 300mm F2.8 GM OSS」の「差し込みタイプのフィルター」
公式サイトに詳細が書かれてなかったが。「ロクヨン」「ヨンニッパ」と同じ仕組み。
市販のφ40.5mmのフィルターや、別売りの円偏光フィルター「VF-DCPL1対応レンズ)」を装着可能。

ボディ、レンズについては、ソニーストア大阪へ後日取材してこよう。

まとめ

グローバルシャッターというとんでもない飛び道具をひっさげ、鮮烈デビューとなった「α9Ⅲ」
発表までは、いろいろ噂が飛び交っていたが、グローバルシャッター搭載は、ないだろうと思っていて、もう、びっくりよ。

グローバルシャッターにより、

・ローリングシャッター歪みとおさらば
・フラッシュ全速度同調←個人的には、これがすごくでかいと感じる!

この2点だけでも、ありえないようなカメラだが。

・ブラックアウトフリーで、120コマ/秒のAF/AE追従の高速連写
・シャッタースピード最大1/80,000秒、連写時1/16,000秒
・さらなる、AF進化。カメラの中の人が、指示してるんじゃないかとさえ・・・。

多くの人にとっては、高嶺の花なカメラには違いないだろうが・・・グローバルシャッターが、他モデルへ搭載されるようになれば・・・

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デジタル一眼カメラ「α9Ⅲ」(ILCE-9M3)市場推定価格880,000円(税込)
2024年1月24日(水)発売
11月16日(木)10時よりソニーストア先行予約販売開始
11月23日(木)よりソニーストア各店舗にて先行展示開始

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デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ「FE 300mm F2.8 GM OSS」(SEL300F28GM)
市場推定価格940,000円(税込)
2024年2月2日(金)発売
11月16日(木)ソニーストア先行予約販売開始
11月23日(木)よりソニーストア各店舗にて先行展示開始

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