ホームシアターができるまで・・・
なんだか、ここ半年で、やたらとホームシアターのご依頼が増えた。
ブログを見てのご来店や、すでに設置させていただいた方からのご紹介、設計事務所さんからのご紹介などなど・・・さまざまな形で、ご依頼をいただいている。
ということで、今回は、簡単に、ホームシアターができるまで。をご紹介してみたいと思う。
1.まずはご来店して、体験を!
今は、昔のように玄人さんだけのホームシアターではない。というかほとんどが、全くの素人さんからのご依頼だ。ということで、まずは、ご来店いただき、ホームシアターをご体験いただく。
1階のリビングシアター↓や、
プチシアター、そして2階の本格シアター↓と。。。
2.ホームシアター勉強会!
一通り体験したら、ホームシアターとはなんぞや?みたいな、プチ勉強会を受けていただきます(というか、店長野田の独演会みたいなもんだが^^;)
だいたいこの辺で、ホームシアターに対する、優先順位がつくはず。車買ったり、洋服買ったり、海外旅行行ったり・・・やりたいこと買いたいものいっぱいあるだろう。ホームシアターにどれくらい力を入れたいか・・・ってのが判断できるんじゃないだろうか・・・
だいたい、ほとんどの方が、この辺で、店長野田に、まかせるかどうかを決めてしまってるらしい(緊張する^^;)
3.設置する部屋は、どんな感じ?
新築、リフォームであれば、図面をご持参いただく。既存住宅に設置の場合は、現地を見させていただき、部屋を採寸させていただく。
まずは、部屋の広さ、間取りなどがわからないことには、どんなシステムにすればいいか、決まらないからだ。さすがに、4畳半くらいの部屋に、ばかでかいスピーカーは設置できないしね。
4.いよいよ、設計
↑こんな感じで、概略のシステム系統図というものを書く。
そして、部屋のどの辺にどう配置するかを書いた、↑配置図を。
特注のAVラックをご検討いただく場合には、↑こんなラック図も書く。
プロジェクターを設置する場合は、↑こんな断面図なども。
↑の図面たちをわかる人がみれば一発でわかるが、ソニー専門店といえど、ソニー製品ばかりじゃぁない。部屋の大きさや、お客様のご要望にあわせて、最適な機器をチョイスする。同じ部屋は2つとないだけに、全く同じシアターシステムもほぼ皆無。設計は、シアターインストーラーとしての腕の見せどころってわけだ!
そして、気になる、お見積書も、忘れずに^^
5.現場打ち合わせ
当然、まだまだ建築中の段階から、現場には行かないとだめ。テレビを壁掛けする場合は、壁にちゃんと補強が入っているか? スピーカーなどの配線は当然隠す。そのケーブル用の配管がちゃんと入っているか?などなど。設計事務所さんや、現場監督さん、電気の職人さんなどなど。建築に携わる、様々な方と話する。
6.いよいよ納品、設置、調整。
こんな風に、お子様にじゃまされたくらいじゃ、真剣に作業を行っている、店長野田の集中が切れることはない???(高知のあんちゃんご夫妻、再びお子様登場させてもらいました^^)
はじめてのご来店から、完成まで、長い方で、1年少々。短期間の方でも、1ヶ月以上はかかってしまう。もちろん、ソニーからも発売されているが、ホームシアターセットなどであれば、お持ち帰りしてすぐに使えるけど。ま、これはこれでお手軽でいいが・・・当店で体験すれば、その違いがわかるはず・・・
7.まとめ
時間をかけてじっくりと、オーダーメードで作ったシアターシステムは、操作性のよさはもちろん、末永く使えば使うほど、満足してもらえるはず。また、その部屋にデザインも含めて、ジャストフィットしてるはず。セットモノでいいや!っていわず、一度、本物を体験してみよう。
※おまけ
ぶっちゃけ、いくらくらいすんのさ?
そりゃそうだ。オーダーメードって言ったって、お持ちのテレビを使えば、10万円しないものだってできるし。上はもちろん、きりがない。2000万!という桁違いなシステムをオーダーされた方もいるし!だいたい、多いのが、100万円前後だろうか。ご参考程度に。