AVCHD規格ハンディカム”HDR-UX1”見てきた!
ソニー徳島営業所にて、HDR-UX1の勉強会があったんで、行ってきた。
HDR-UX1は、AVCHDというハイビジョン記録の新しい規格に準拠し、
8cmDVDに記録するという、ハンディカムのこと。
(HDDに記録する、HDR-SR1というのも、発表されてるが、詳しくは後日)
もちろん、新型のハンディカムも超気になるところだが、それよりも気に
なるのが、AVCHDの画質。。。
まずは、発表当時のつぶやき日記で復習しときましょ。
では、店長野田の「AVCHD、そして、HDR-UX1はイケテルのか?」
スタート!
●AVCHDという規格のおさらい
AVC=Advanced Video Codingの略・・・
(それがどうしたって言わないように)
要するに、すごい圧縮技術の映像規格ってことだね。
(ものすごくアバウトな説明だが・・・^^;)
とにかく、気になるところが、DVDや、ブルーレイで採用
されてる、MPEG2と比べて、2~3倍の圧縮らしい。
そりゃ、圧縮しすぎで、映像ダメダメでしょ?
フツーはそう思う。記録モードも4種類用意されてて、
LP(転送5M)、SP(7M、標準)、HQ(9M)、HQ+(12M)
って、ブルーレイは、25Mくらいなのに・・・
(たしか、ハイビジョンじゃない、DVDですら、約10M)
こんな、低転送速度じゃ、ハイビジョンになんないでしょ?
●AVCHDの画質をチェックしてみた
はい、いきなり結論。きれいっす。
HDR-HC3と全く同じものを撮影して比べてみました。
(世の中で一番売れてるハイビジョンハンディカムと)
KDL-46X1000に接続して、画質チェックしてみました。
(ソニーのBRAVIAの最上位モデルです)
両者の違い、わかりません!!!!
(まじかよ!?って思うわなあ・・・)
しかも、HQ+~SPモードの3モードもほとんど違いがわからない!
(LPモードですら、ビミョウな違い)
わかりません。なにがどうなってるのか・・・動画だけに、お見せできない
のが残念。
AVCHDは、どのモードでも、十分ハイビジョン記録として、使える!
●HDR-UX1を見てみる
すっかり、興奮して、前置きが長くなってしまったが・・・
まず、さわってみて思ったのが、
「お、高級感が増したぞ!」
ってこと。作りがよくなってるという印象。
全体的な質感も今までのハンディカムとは、一味違う。
従来のDVDハンディカムよりも、精悍なイメージが。
DVD機種独特の、もさっとした感じがないのがイイ。
今までは軟質プラスチックのカバーをペコッとひっぺがしてたが、
スライドシャッター式になり、開閉しやすさはもちろん、高級感
が出てる
こんなUSBのところまで、シャッター式に。
上が、HDR-UX1のメニュー。下が従来機種のメニュー。
メニューもすっかり一新され、ジャンルごとにフォルダ構造
でまとめられ、お望みのメニューへたどりつきやすくなった。
再生メニュー。もちろん、メニューだってハイビジョンだから、
BRAVIAみたいな大画面のテレビにつないでもキレイ。
●ずばり、HDR-UX1は、買いか?
店長野田は、個人的には、記録時間と画質のバランスが好き
じゃないせいで、DVDハンディカムは、あまり好きじゃない。
(高画質で片面20分はちと短いと思ふ)
しかし、HDR-UX1は、また別の話。↑でも書いたとおり、LPモード
にしても、ハイビジョン画質として十分使用できるため、片面32分
両面64分の撮影が可能。(2層は、リライタブルがないのが残念)
これなら、かなり使えるんじゃないだろうか。
ところで、DVテープを使用した、ハイビジョンハンディカムHDR-HC3、
大爆発ヒットモデルだ。テープメディアを使用することで、非常に
コンパクトにしあがっている。反面、テープならではの、不便さが
あるのはしょうがない。
ということで、HDR-UX1が採用している、ディスク、これのメリットを
まとめてみる。
早送り・巻き戻しが不要
上書きの心配無しですぐ撮れる
インデックスですぐ再生
いらないシーンを削除できる
パソコンへのとりこみがはやい
場所を取らずに保管
こんなところだろう。ディスクならではのこれらのメリットが、ものすごく
魅力的に感じるなら、十分オススメできるモデルだと思う。
おしまい。。。
※パソコン好きなあなた。ちょっと待って。HDDモデルの、HDR-SR1を
お忘れなく! そんなあなたには、絶対、HDDモデルのほうがいいっすよ。
実機来たら、ソッコーレビュー書くのでしばしお待ちを。
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