ソニー新商品フェアで、BRAVIA XR1とX1を比較しまくり
無事、ソニー新商品フェアも、2日目(最終日)終了。
いつものように、しゃべりまくりで、やや脱力感(笑
さて、今日は、シアターのお客様と、どっぷり、2時間以上も
BRAVIA XRの100万:1のコントラスト比の話題で盛り上がり。
今日は、BRAVIA XRとX1を比較しまくったっていう話。
写真は一切なし。
●XR1のファーストインプレッション
会場には、46型55型ともに展示。
まず最初は、ソニーさんが用意してくれている、環境映像的な
BDソースと、地デジ放送で比較してみた。
会場は、店頭ほどではないが、電球色な光源での明るめの
照明。
55型の横には、ZX1が。いくらサイズ面で不利な55型といっても、
ブラビアエンジン2プロのおかげで、その差は一目瞭然。
地デジで比較してみると一層よくわかるが、明らかに55型XR1の
ほうが、ノイズが少ない。また、細かい映像では、精細感が違う。
ぱっと見た感じでも、55型XR1のほうが、解像度が高く見えるほど。
46型XR1のまわりには、46型XR1のカラバリが全色展示。
こちらは、サイズも同じ、ソースも同じということで、非常に比較が
しやすい。
が、映像を見るだけでは、どれも同じタイプのテレビに見えてしまう
ほど、大きな違いは見られない。
ところが、赤、緑、青といった、RGBがはっきりとわかる色合いの
映像になると、蛍光管とLEDという光源の違いのためか、46型XR1
のほうが、鮮やかに見える。ただ、少し鮮やかすぎるとも思える。
また、白も、46型XR1のほうが、より自然な色を出していた。
両モデルともに、画質は工場出荷状態のダイナミックで比較した。
ということで、比較的輝度の高めのソースでは、XR1とX1との画質
差は、価格差ほどではないかなという印象。
●映画「イノセンス」BDディスクで比較
特に冒頭は、輝度が低めの、暗いシーンが多い、この作品。
アニメーション映画ということもあり、色比較がしやすいと思っての
チョイス。画質モードは、両者ともにシネマ2。XR1とX1のみ、
シネマモードに、1と2が用意されている。2の方がより輝度が抑え
られていたため、あえてこちらをチョイス。
本来なら、照明を落として、視聴したかったが、さすがに、他の
お客様もいるわけだし、ちょっと・・・。
結果から先に。XR1の勝ち!
やはり、映画は、全体的に輝度が低めなため、黒部分はつぶれ
がち。X1は、それでも、かなりがんばってる印象。暗いシーンでは、
XR1と比べて、全体の輝度をあげることで、黒部分をカバー。
が、それも部屋が明るめだからこそ有効で、真っ暗な部屋であれば
あるほど、黒部分が白く浮いてしまうのはしょうがないか。
ところが、XR1は、LEDの部分駆動のおかげで、XR1のように、
輝度を上げることなく、黒がうまく沈み、黒の階調表現もかなり豊か。
100万:1のコントラスト比っていうのは伊達じゃないことがよくわかった。
真っ暗な部屋で、是非視聴してみたい。
●まとめ
X1の完成度が非常に高いこと。XR1との価格差が大きいこと。
を踏まえると、部屋の明るさを落としての映画鑑賞をしなければ、
十分すぎるほどの画質。
やっぱり、週末は部屋を暗くして、映画に没頭したいってひとは、
XR1。まさに、シアターには、最高のテレビ。少し画面は小さくなるが、
思い切って、スクリーン&プロジェクターのシアターではなく、XR1
オンリーでのホームシアターを検討するのもおもしろいかも。
おしまい。。。