VAIO typeT フルモデルチェンジで新登場!!!早速ぷちレビュー

モバイラーのみなさん、きっと、待ちに待ってたことでしょう。
その期待に十分応えてくれるくらい、旧typeT(typeTZ)から、
さらに、大きくパワーアップしたtypeT(typeTT)。
(旧typeTとの区別のため、ここでは、typeTT、typeTZとして
 表記。ご理解よろしく)

20080930typet1.jpg
VAIO typeT VGN-TT90 174,800円~ 絶賛受注開始中!!!

おなじみの某秘密基地で、すでに実機をさわった、店長野田が、
その時の写真も交えて、ぷちレビューをお届け!
typeTZとの比較写真もあり!!!)

●Centrino2搭載など、メインマシンを超えるスペック

0504centrino1.jpg
↑マイクロソフトのプレス発表時にスクリーンに映し出されたロゴ。
 って、そんなのどうでもいいか?^^;

Centrino2搭載は、いまさら当たり前で、とりあげるほどでもない。
が、今回のtypeTTにとっては、実に、一挙2世代分のパワーアップ
となり、その意味は、ものすごく大きい。
旧typeTZは、Centrino(Napa)で、その次のインテル規格は
Centrino(Santa Rosa)。typeTTは、さらにその次のCentrino2(
Montevina)ってことで、2世代分の進化はかなり期待ができる。

Centrinoの規格うんちくについては、店長ブログをどうぞ

・CPU、メモリ

CPU Core2Duo FSB 2ndCache TDP 価格
SU9400(1.40GHz) 800MHz 3MB 10W +10,000円
SU9300(1.20GHz) 800MHz 3MB 10W +0円

VAIO初の、Core2Duo SU9x00が搭載された。TDPがなんと10W。
typeZなどのTxx00や、Pxx00では、35Wもしくは、25Wだったことを
考えると、ものすごい省エネCPUってことがわかる。
ただし、FSBは、現在最速の1066MHzよりは劣るし、2次キャッシュも、
同じく6MBの半分となっているが、超モバイルPCであることを考慮
すると、バランスのとれたCPUと思える。

メモリ容量 構成 価格
4GB 2GB×2 +10,000円
3GB 2GB+1GB +5,000円
2GB 1GB×2 +0円

また、メモリは、typeZと同じく、DDR3という高速メモリ。
標準で2GB搭載。そのため、4GBへのアップグレードが1万円と安め
の設定に。また、3GBという、Windowでの使用可能上限ちょうどの
設定があり、無駄がない反面、デュアルチャンネル転送という、
より高速な機能が使えないところは要注意。ただ・・・デュアル
チャンネル転送に関しては、最近では、体感できるほどのものでは
ないという話も・・・。
が、4GBが1万円と安めの価格だし、「メモリ4GBを有効活用しよー!
みたいな使い方もできるので、やっぱり4GBがおすすめか。

実際に、使ってみたけど、typeTZにくらべても、ソートー速くなってる
のが、体感できる。ややもっさり感のあるtypeTZよりは、確実に
サクサク感がありあり。

・ドライブ

今回のtypeTTの、一番の目玉といってもよさげ。
256GBも含めたSSDや、ブルーレイ。そして、従来よりも高速タイプの
1.8型HDD、大容量320GBHDDまで、チョイス可能という充実ぶり。
実に、20ものバリエーションから、選択可能。が、選ぶのが大変なんで、
表にまとめてみた。

  BD DVD HDD320 HDD250 なし
SSD256 205,000円 155,000円 157,000円 152,000円 140,000円
SSD128 135,000円 85,000円 87,000円 82,000円 70,000円
SSD64   55,000円 57,000円 52,000円 40,000円
HDD160 77,000円 27,000円      
HDD120 72,000円 22,000円      
なし     5,000円 0円  

見方のポイント。
縦列は、ファーストドライブ。SSDか1.8型HDDかなし。HDDは、typeTZ
の4200回転に対して、typeTTでは、5400回転と速くなった。
横列は、セカンドドライブで、光学式ドライブか、2.5型HDD5400回転が
選択できる。どうせなら、typeZなどで選択できる、7200回転も用意
されてたらなぁ。

やはり、もっともセレブなのは、SSD256+BD。他パーツはベーススペック
のままでも、379,800円と、強烈な価格。おそらく、これを選ぶ人は、
CPUもメモリも最上位を選ぶだろうし。それだけで、399,800円!!
プレミアムカーボン、ワンセグ、指紋まで選んで、
3年保証ワイドつけて・・・433,800円!大変なことになってきた!

店長野田的には、SSD256オンリーのゼロスピンドルもいいかなぁと。
プレミアムカーボンに、CPU&メモリ最大、ワンセグと指紋に3年ワイド。
これで、368,800円。typeZの価格になれてきてしまってるだけに、
これくらいなら、ありかなぁと思ってしまう。いやいや、それでも、
めちゃくちゃ高いだろ?って言うんでしょ?わかります。。。^^;

セレブな価格のSSDだけど、一度使うと、その劇速っぷりに、離れられ
なくなるかも。

ということで、typeTTの目玉は、ストレージの豊富さと、確実に
速度アップした基本スペックだ!

●デザイン&外観

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↑シルキーブラック

ぱっと見、おおおおおっと、うなってしまったのが、このキーボード面。
パームレストから、キーボードトップを超え、液晶裏側のバッテリー
境界まで一気に伸びた、一体成型のデザイン。

20080930typet11.jpg
↑シリンダー中心に横に伸びる溝が、バッテリーとの境界。
 パームレストから、ここまでが、一体成型。お見事

20080930typet3.jpg
↑ノーブルテキスタイル

とっても美しゅうございます。

デザインだけじゃなく、モバイルPCとして重要な軽量化もバッチリ。
旧typeTZとは、サイズも重量もほとんど変わってないものの、
大幅なスペックアップを考えると、なんとか、重くならないようにと、
ソートー配慮されてるはず。重量は、1,140g~1,470g(大容量バッテリー
搭載)確かに、軽い。

20080930typet5.jpg
↑左:typeTT 右:typeTZ サイズ表記どおりほぼ同じだが・・・

20080930typet4.jpg
↑お、、、厚みがかなり違う。。。どうやら、スペック表に記載されてた、
 (突起部含まず)に、typeTTのゴム足が当たるらしい。

20080930typet6.jpg

20080930typet7.jpg
↑パーム側が薄いが、真ん中からバッテリー側にかけて、ふくらんで
 いるため、「底が擦らないように」ゴム足で傾斜をつけたためっぽい。
 まぁ、この辺はしょうがないかと。
 (左右に見える黒い物体は、擦り傷ができないように、テーブルに
  敷いた、ウェス。typeTTとは無関係です。。。)

20080930typet8.jpg
↑左:typeTT 右:typeTZ
 typeTZは、直線的なデザインで、シャープな感じ。それに対して
 typeTTは、四隅が、ビミョウに面取りされてるし、曲線がデザインに
 とりいれられて、やわらかな印象。あなたはどちらがお好み?

20080930typet9.jpg
↑この四隅の面取りが、やわらかな印象を与えるだけでなく、
 実は、ぱっと見、数値より小さいサイズに感じさせる。確実に
 目の錯覚だが・・・。うまい!

20080930typet10.jpg
↑アンテナは、画面向かって右上に配置。ボディーカラーとおそろで、
 アンテナロッドも先端部もカラーが統一。
 伸ばしきらなくても、好きなところで固定されるし、くるくる回らない
 から、収納時に、先端と穴の形状を合わせるように回転させる
 煩わしさもない。親切設計。

●インターフェース類

続いて、端子類を。

20080930typet13.jpg
↑左側面。奥にHDMI端子が配置。パーム側には、左から、
 i.LINK、USB×2、マイク入力、、、そして、ノイズキャンセリングヘッド
 ホン用端子。

USBは2個あるものの、右側面にはないため、、、マウスの接続が、
ぐるっと回って、このUSBへ。個人的には、かなりこういう設計は嫌い。
typeTZは、ゼロスピンドル仕様にしたときに限って、右側にUSB端子
が追加される。typeTTでも、同様に3個目が追加されるが、場所
は不明。
そして、、、VAIO初のノイズキャンセリングヘッド用端子。これは、
カスタマイズ時に、ノイキャンヘッドホンを選択したときに限り、
この端子となり、通常は、フツーのヘッドホン端子になるとのこと。
実際に、エアコンの吹き出し音がゴーッと鳴っている場所で、試聴
させてもらったが、ウォークマンなどと同様に、しっかりとノイズは
クリアになった。電車や飛行機など、乗り物での移動時などには、
かなり重宝するだろう。
そしてそして・・・・・・・・・
 「Sound Reality」搭載!!!
くーっ(涙 typeZには、搭載されていない、VAIO自慢の高音質
チップ。猛烈に悔しい! 

そして・・・なぜ??????
と、真っ先に思った点・・・ワイヤレスWAN非対応!
ん~、これは、モバイルPCにとっては、痛いんじゃないだろうか?
技術的に搭載ができなかったとのことだが、PC Expressカードか、
USBを使えばいいわけだが、、、typeZのように、内蔵して欲しかった。

●モバイルPCに重要な液晶ディスプレイ

映りこみ・・・外で使うモバイラーには、非常に気になるところ。
typeZで搭載の、クリアソリッド液晶。外光を拡散することで、
映りこみを和らげるという発想。
もちろん、typeTTにも搭載。

20080930typet14.jpg
↑かなり映りこみがしやすい環境を作ってのテスト。
 左:typeTT 右:typeTZ

typeTZは、くっきりと撮影者の店長野田の姿がわかる。
typeTTのほうは、かなりぼんやりとなっている。
実際、照明や、太陽光でも、ぼんやりと反射させるため、
気になりにくかった。
が、視野角も広く、使用者も見やすい液晶ってコトは、まわりの人
からも、見やすいってこと。のぞき見を防ぐためにも・・・

VGP-FL13.jpg
↑プライバシーフィルター VGP-FL13 ソニースタイル価格10,500円

プライバシーフィルターで、自己防衛したほうがいいかもしれない。
このフィルターは、typeTZと同じもの。(9/30 15時現在、Webのほう
では、一部、typeTTが対応と書かれてたり書かれてなかったりする
が、VAIOカスタマーに確認済みなので、ご安心を。)

feat3_pct_03.jpg

さらに、typeTZの6ビットパネルから、typeTTの8ビットパネルへと、
大きく進化。ブルーレイの視聴にも十分耐えうるスペック。

もひとつ、液晶関連の情報。

20080930typet15.jpg
↑この、白い丸いやつ。

じつはこれ、照度センサー。実際に指でふさぐと、液晶の明るさが、
しゅわぁーっと落ちて、指をはなすと、しゅわーっと戻る。
このしゅわぁーがポイント。バシッバシッと、変わると、目障りだし。
なにより、しゅわぁーだと、なんか高級感あっていいっしょ?(笑
これって、些細なことだけど、すごく便利なはず。
モバイル利用の場合、少しでもバッテリー消費を少なくするため
に、画面の色数16ビットに落としたり、ドライブ電源切ったり、、、
それらを、バッテリーモード時の設定に予めやっておくが。
明るさは、どーにもこーにも。なんせ、ディスプレイの明るさって
のは、まわりの環境にあわせてのことだから、その都度、
調整するのがベスト。でも、ついついめんどくさかったり、忘れたり。
それに、BRAVIAでも、そうだけど、蛍光管を使ったフツーの液晶
パネルの場合、輝度を落としたところで、そんなに省エネになら
ない。が、typeTTのLEDバックライトの場合は、話は別。
輝度を落とせば、省エネに直結だ!

●メッセージ刻印サービス

最後に、ウォークマンや、最近ではサイバーショットで大好評の
メッセージ刻印サービスの話。
開始は、10月下旬。残念ながら、今typeTTを注文しても、この
サービスは受けられない。注文時に申し込む必要があり、
あとからは、対応できないとのこと。
まだ、詳細は公開されてなさそうだけど、一足先にソニスタさん
より、少し情報をもらったけど。書いていいかわからないので、
ここでは、ナイショってことで。

が、ソニースタイルUSAに、同じようなサービスを発見!
ここから、右下の「NEXT STEP」をクリックするとOK。
20080930typet16.jpg

これって、意味なくテンションあがるのは、店長野田だけで
しょうか?
詳細の発表を待て!!!!

メッセージ刻印サービスについては、後日ここで発表される

ということで、ぷちレビューはこのへんにして、あとは、実機が
届いてから、実機レビューをお届け予定。
(ぷちレビューのくせに、長くなってすいません。最後まで読んで
 いただき、感謝感謝<(_ _)>)

20080930typet1.jpg
VAIO typeTについては、こちら

 

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