Liblog Station HS1プチレビュー

本日より、先行予約販売が開始された、Liblog Station HS1
いわゆる、ホームサーバー。いろんなデータをぶちこんで、いろんな
機器&場所から、アクセスしてしまおう。っていう製品。

 20080512hs11.jpg

もっと簡単に言えば、LAN対応の大きなハードディスクってこと。

そのハードディスク容量は、モデルによって、1TBと1.5TBが用意される。
ラインナップは、VGF-HS1(1TB)59,800円と、VGF-HS1S(1.5TB)79,800円
の2モデル。両者の違いは、HDD容量のみ。価格もかなり安め。
また、1.5TBのVGF-HS1Sは、ソニースタイルオーナーメードモデルとなる
ため、ソニースタイル限定の販売となる。ソニースタイルでの購入の場合、
両者とも得意の3年保証のベーシックかワイドが選択できる。

ということで、ソニスタでの購入の場合、カスタマイズといっても、HDDの
容量と、3年保証ベーシックかワイドか、の2点のみの組み合わせ。

Liblog Station HS1
VGF-HS1
HDD1TB
VGF-HS1S
HDD1.5TB
3年保証<ベーシック>
59,800円
79,800円
3年保証<ワイド>
64,800円
84,800円

↑まとめるとこんな感じ。ワイドが5,000円と安め。が、ワイドまで必要
なのか?とも思える。10,000円ならきっぱりいらないと思えるが。。。

という、シンプルなラインナップということもふまえて、さらっと、HS1の
特徴を見てみる。

●ソニーらしい、LAN対応ハードディスク「HS1」

LAN対応ハードディスクは、さまざまなメーカーから発売されてるが、
ソニーが作ると、やはり、タダモノではないモノに仕上がる。
単なるデータを蓄えるだけのファイルサーバーではなく、様々な
役割をこなす、「ホームサーバー」として、活躍してくれる。

「HS1」は、ホームサーバーというだけに、従来のLAN対応ハードディスク
とはちがい、パソコンからデータを保存するだけ。なんてことはない。

20080512hs12.jpg

メモステ/SD/CFスロットやUSB端子を搭載しているため、PCレスでの
データ保存もOK。保存方法も、いたってシンプル。コピーの準備が
できたら、「COPYボタン」を押すだけという簡単さ。
また、ファイルを自動認識してくれるため、一度コピーしたデータを
再びコピーしてしまうなんてこともない。

そして、保存したデータは、DLNA対応機器のBRAVIAなどから、再生
可能。別室のBRAVIAから、HS1にLANケーブルを使いアクセスし、
保存した、デジカメ写真や、ハンディカムの動画、音楽を再生したり
できる。

20080512hs13.jpg

さらに、「ホームアクセス機能」を使えば、遠く離れた家族や友達にも
インターネット経由で、保存したコンテンツを送ったりもできる。
実は、このホームアクセス機能こそ、HS1ならではの機能と言える。

●「HS1」の神髄、「ホームアクセス機能」

LAN対応ハードディスクの中にも、最近ではDLNA対応のものも発売
され、「HS1」のように、別室から動画、静止画、音楽を楽しめたりも
する。

ところが、「ホームアクセス機能」となれば、話は別。
インターネット経由で外からの自宅のデータにアクセスするというのは
セキュリティの問題もあり、かなり高度な専門知識が必要。
「HS1」は、難しい知識は一切不要で、安全にかつ簡単に外から
アクセス可能。(ダイナミックDNSとUPnP技術を利用)

ということで、ホームアクセス機能をもう少し詳しく見てみる。

・ネット経由でデータをやりとり

20080512hs14.jpg

あらかじめ設定したフォルダ間で、ファイルの送受信が可能。
たとえば、ハイビジョン動画をHS1の設定したフォルダへコピーして
おけば、ネット経由で、友達の家へ大容量のデータを転送可能。
レジューム機能付だから、転送中にネットが切れても、続きから
転送可能。もちろん、逆に友達から転送してもらうのもOK。
ビデオレターのやりとりなんかに使うのも面白そう。

また、自分のモバイルPCとは、自動バックアップの設定をして
おけば、モバイルPCの指定したフォルダにデータを保存する
だけで、自動的にHS1へ保存してくれる。いちいちHS1に手動
でアクセスする手間が省ける。

・写真を公開

「HS1」には、Webサーバー機能も搭載されていて、
「VAIO Picture Lab」というWebアプリを使って、写真を公開可能。
専用アドレスに、IEなどのブラウザでアクセスすれば、家族や友達
に簡単に写真を見てもらえる。
 専用アドレスをメールで送り、家族や友達と写真を共有しちゃおう。

また、「HS1」と一緒に発表された、デジタルフォトフレーム「CP1」
にも、写真公開OK。もちろん、ホームネットワーク内だけでなく、
ネット経由でも可能。

20080512hs15.jpg

設定は簡単。6桁の暗証番号を入力するだけ。田舎のじいちゃん
ばあちゃんに、近況報告がわりに、写真をみせてあげましょ♪

デジタルフォトフレーム「CP1」についてはこちら

●まとめ

「HS1」は、LAN対応のハードディスクでありながら、ホームネット
ワークでのデータ共有だけでなく、ネット越しの外部とのデータ共有
も可能。簡単に設定できるのに、セキュリティも万全。
写真、動画を友達とかと共有したり、データのバックアップなどの
ビジネス用途としても使えたり。
これ一台あれば、様々なデータの管理が簡単に、そして面白く
できそう。。。

実機が届き次第、詳細レビューをお届けするつもり。。。

20080512hs11.jpg
大容量ホームサーバー「HS1」についてはこちらから

店長野田の記事が気に入ったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!
目次