サイバーショット”DSC-W170”実機プチレビュー
昨日に引き続き、発売前製品の実機レビューをお届け。
今日は、広角28mm光学5倍のDSC-W170を毎度の秘密基地にて
開梱から立ち会った。
ヘアラインが美しい本体に、ブラック塗装のレンズが印象的な
DSC-W170。高級感が漂う。。。写真は、最大5倍ズームの状態。
さて、開梱してみよう!
箱は、いつものサイバーショットと同じ。
同梱品。従来のサイバーショットとくらべても特に目新しい
ところもなく、開梱作業はあっさり終わり。
つづいて、外観をみていこー。
いちばん広角ヨリの状態。レンズと本体がフラットになるほど
レンズが引っ込むことはない。レンズは、28-140mm広角5倍ズームの
カールツァイスレンズ バリオ・テッサー。F値は3.3-5.2。
ヘアラインも当然だが、フラッシュの形状、マイク用開口(穴3つ)の
配置など、なかなかバランスのとれたデザインで、かなり好き。
液晶面がでっかいため、限られたスペースに操作ダイヤル、ボタン
類を配置。が、特に操作しにくいこともない。
(個人的には、HOMEボタンはビミョウだと思う。操作が慣れれば、
まわりくどくて・・・ただ、初心者や操作が不慣れな人にとっては、
便利だと思う。。。)
さて、外観を眺めるのは、これくらいにして、実は、こっからが、
本題。
実機をさわりまくって、やっぱり気になったのが、DSC-T300にも
搭載されている、「カメラ内レタッチ」機能。そのレタッチの種類
のひとつ「スマイル」は、↓以前ご紹介したが。
今回はそれ以外のレタッチについてご紹介。
↑こちらが、元写真。当店レジに置いてある、商売繁盛招きネコ。
基本的にはこの写真を元にして、各レタッチを試してみる。
また、元写真を加工しても、別写真として、新たに保存される
ので、元写真には手を加えられないから安心。
そして・・・レタッチした写真は、元写真と解像度は同じ!
加工したからといって、解像度を落とされたりすることがない
ってのも注目すべきところ。。。
では、さっそく、加工してみよー。
まず・・・操作方法は、基本的にすべてほぼ同じ。
フォトレタッチモードで、効果を入れたくない(被写体)の中心点を
選択するだけ。効果範囲は、ズームレバーで。効果の強さは、
上下ボタンを使う。
●ソフトフォーカス・・・はやい話「ボケ」加工
自然に「ボケ」のある写真になった。
まるで、一眼レフで撮影した風合い。
●パートカラー・・・はやい話モノトーン加工。
シーンさえ選べば、被写体を引き立たせるには、ソフトフォーカス(ボケ)
よりインパクとあるねぇ。
●放射
スピード感を追加しつつ、被写体を引き立たせる。
●レトロ
フォーカスを甘くし、さらに周辺輝度を落とすことで、古いカメラ
で撮影した雰囲気を演出。
ここからは、元写真を変えて、試してみる。
●魚眼
元写真。
この機能を使えば、魚眼レンズなしに、「鼻デカ犬」なんかも、
簡単に撮影できる。元写真からは、ずいぶん画角が変わる
ところに注意。
●クロスフィルター
元写真。夜景を撮影する時間がなかったので、有機ELに表示
されている映像を撮影。
夜景なんかには、かなり効果的。フツーは、一眼レフカメラの
レンズに、「クロスフィルター」という専用のフィルターを装着
しないと撮影できない。
光の強さ意外に、「クロス」の長さも調整できる。
これらレタッチは、それなりに腕に覚えのある人が、フォトショップ
などのレタッチソフトを使っても、加工するには、かなり骨が折れる。
それが、撮影したカメラで、一瞬にして加工できるってのはスゴイ。
効果の強さや、範囲を指定してやるだけで、わずか数秒で加工が完了
してしまう。
(ちなみに・・・フォトショップなどで加工すると、撮影カメラ名、シャッター
速度、絞りなどの撮影データは、削除されることが多いが、この
加工では、撮影データは、オリジナルのものがそのまま引き継がれる
から、カメラ屋さんへの現像依頼も安心)
スライドショー機能なんかとあわせれば、撮ったあともさらに
楽しめるぞっと。
>ソニースタイル サイバーショット”DSC-W170”については、ここ
おまけ
お客様からのおみやげ。。。えと・・・まだだれも食べてない(笑