プチフリに悩める方々へ・・・店長野田はこんなことやってます。。。

SSDネタってことで、すでにマニアックだが、プチフリネタなんで、さらにマニアックっす!

SSDへ換装した、店長野田のtypeZ様・・・。当時は、起動時間が35%短縮したり、、、ブラウザの起動速度がアップしたり、、、いいことづくめだったのに。最近じゃ、SSDにつきものの、プチフリーズなるものが、頻繁に発生し。

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↑トランセンドのSSDを当時、換装した・・・。

Transcend 2.5インチ SATA SSD MLC 128GB TS128GSSD25S-M

現在は、とあるところからいただいた、バッファローのSSDに載せ替えて使ってるが・・・
やっぱり、最初だけ調子よくて、すぐにプチフリが・・・涙

SHD-NSUM128G

BUFFALO 2.5インチ SATA/USB2.0 内蔵SSD SHD-NSUM128G

はっきり言って、ストレス強烈・・・。
特に、いらつくのが・・・メールの受信。プライベート用、仕事個人、店代表、通販、メルマガ・・・。
1日に数百通のメールを受信してるが。その受信時に、、、もちろん、受信が終わるまで、ぼーっと眺める余裕もないんで、裏で受信しつつ、ブラウザ開いたり、ごそごそやると・・・ほぼ100%プチフリがやってくる。。。もう、、、恐怖症になってます;

プチフリに関しては、いろいろサイトで情報は公開されてるんで、それについては、今日は触れないが・・・プチフリ議論やりだすと、ブログコメント炎上の可能性もあるので^^;
とりあえず、ランダムライトを減らすことでどうにかなるってことで、その対策をやってみたって話。
2種類対策したが、本命は、後のほうでご紹介してるんで。

※試してみる人・・・自己責任でお願いしますね

※使用OSは、VISTA。XPでも多少の違いはあれど、できるんで。

●一時ファイルをSSDに書き込まないように・・・

SSDを搭載したPCをお持ちの人なら(ネットブック系はのぞく)、だいたい4GB以上のメモリがあるのでは?特に、32ビットOSお使いなら、そのうち1GBはOSからは使用できない、死にメモリ。

そのメモリを、以前ご紹介した方法で、RAMDISK化する。(店長野田はRドライブに割り当てた)

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↑左:HDDでは速い部類になる7200回転のHDD 右:RAM Disk
見ての通り、桁違いに早い。

●ブラウザの一時ファイル保存場所を、RAMDISKに!

★IEの場合

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ツール→インターネットオプション→全般→閲覧の履歴→設定で、↑インターネット一時ファイルと履歴の設定を開く。フォルダーの移動で、RAMDISKのRドライブを指定。適当なフォルダ名を入れてもOK。

★Firefoxの場合

アドレスバーに、「about:config」エンター→「最新の注意を払って使用する」をクリック。

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「browser.cache.disk.parent_directory」を探してダブルクリック。
なければ、右クリック→新規作成→文字列で、↑のbrowser・・・を入力し、OK。その後、ダブルクリック。
文字列として、「r:\temp」を指定。(RAMDISKのRドライブ)。OK。

これで、ブラウザーでサイトを開くたびに保存される、小さな画像ファイルなどのランダムライトが、超スーパー速度のRAMDISKへ書き込まれる。これだけでも、かなり快適・・・

もちろん、RAMDISKなんで、電源切ると、中身は完全に消えちゃうので、ご注意を。
(フツーは、全く問題ないと思うけど)

●OSの一時ファイル保存場所を、RAMDISKに!

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コンピューター右クリックプロパティ→システムの詳細設定→環境変数→上の新規ボタン

変数名:TEMP
変数値:r:\

そして、

変数名:TMP
変数値:r:\

開いてる窓を、すべてOKで、閉じる。

なお、Microsoft Officeのインストール時には、元に戻さないと、インストールがうまくいかない・・・なんて話もあるらしい・・・

以上で、OS、ブラウザともに、一時ファイルは、RAMDISKへ書き込まれることになり、一時ファイルによる、プチフリは、なくなるはず。

が、これだけでは、まだまだ、プチフリはなくなるはずもない。。。

●Windows SteadyStateをインストールする!

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マイクロソフト Windows SteadyState公式サイトおよびダウンロードはこちら

↑このマイクロソフトのフリーソフト、SteadyStateを使う!(容量は、7MB足らず)

さて、このSteadyState、元々は・・・ネカフェや、公共施設など・・・パソコンへ変更を加えられたくないような、そんな場所で、再起動すれば、すべて元通りになっちゃう。そんなことをするためのソフト。

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↑SteadyStateの起動画面。

これが、どういうふうに、SSDのプチフリに有効かというと・・・。

このSteadyStateの機能の一つに、「ハードディスク保護」ってのがある。これは、保護を働かせた時点で、ストレージの空き容量にキャッシュファイルを作り、保護したストレージへの書き込みを禁止し、代わりに、そのキャッシュファイルへ書き込みをするというもの。今回のSSDでの話では、SSDへの書き込みを一切禁止してしまうってこと。こうなると、プチフリの原因となる、小容量のランダムライトが実質なくなるってことだ。キャッシュファイルは、設定変更できるが、だいたい、SSDの空き容量の40%~最大50%(店長野田のtypeZでは、空き容量40GBのうち16GBを割り当ててみた)を割り当てるから、小容量でのランダムライトにはならず、シーケンシャルライト扱いになるらしい。

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↑設定方法:保護をオンした時点で再起動がかかり、再度、この画面を開き、永久保存を割り当てる。

で、、、再起動すると、元に戻ってしまうと思うだろうが。
実は、設定で、「すべての変更を永久に保存する」というのがあり、この場合、変更内容は、次回起動時に、まとめて反映してくれる。というわけだ。

ということで、

この手法は・・・起動時間が、遅くなる!

もし、起動時間を早くすることを目的として、SSDを使用しているのなら、オススメしない。

実際に、キャッシュに16GB割り当てた、店長野田のtypeZでは、通常、1分30秒の起動時間が、8分~10分へと、大幅に長くなってしまっている。

が・・・プチフリは、全く感じられない!!!!

正直、ものすごく、快適。っていうか、激変した!

●まとめ

キャッシュありのSSDを使え!
プチフリが起きないSSDを使え!(某コントローラー製
じゃないやつを!)
SSD自体、HDDのフリをしてOSでコントロールしてるうちは、時期尚早だ!

はい、いろいろご意見あろうかとは思います。

とはいえ、個人的には、やはり、リードタイムの早さは、すごく魅力あるし、ヘッドのないSSDならではのモバイル時の衝撃耐性も魅力だし。実際に、プチフリに悩まされてる人にとっては、起動時間を犠牲にしてでも、プチフリをどうにかしたい。そんな思いもあるだろうし。(スリープや休止を使って、起動を減らすことも一つの手だし)
個人的には、SteadyStateを使ってのプチフリ対策で、かなり満足なので、当分これでいくつもりだし。

ところで、似たような対策として、「EWF」なんてのもある。これは、キャッシュをSSDでなく、メモリに書き込む方法。こっちのほうが、より速度的には有利とは思うけど、仕事用のメインマシンとして使用しているtypeZにはちょっとこわくて。メモリだから、電源断で、データ消去されるから・・・。っていうか、VISTAで、EWFをうまく活用できてるって人、検索しても見つけられなかった^^;

ほかにも、SSDへの書き込みを根本的にシーケンシャルライトにしてしまうソフトなんかもあるらしいが・・・。原理がよく理解できなかったけど。

ともかく、一時ファイルをSSDへ書き込みしない。それと、SteadyStateの導入。結構手っ取り早いし、お金かからないし。もっといい方法があれば、皆様、ご教授くださいませ。。。

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