VAIO typeP CPUとSSDを比較
OS違い、CPU違い・・・その他スペック違いのtypePが3台もある
んだから、いろいろ比較してみようかなぁと。
残念だけど、ガーネットレッドがないから、この3ショット、結構地味^^;
まずは、3台の主なスペックを。
オニキスブラック | クリスタルホワイト | ペリドットグリーン |
Business | Home Premium | Home Basic |
Z540 (1.86GHz) |
Z530 (1.60GHz) |
Z520 (1.33GHz) |
SSD128GB | SSD64GB | SSD64GB |
大容量バッテリー 日本語キーボード Bluetooth Webカメラ ワンセグ ノイズキャンセリング |
標準バッテリー 英字キーボード |
標準バッテリー 日本語キーボード |
●起動時間をチェック
モバイルPCでも、やはり気になるのは起動時間。
使いたい場所で、使いたいときに、サッと電源いれて、
使いたい。。。
※起動完了は、 ネットへの接続完了を表すこの
アイコンが表示されたときとする。
また、測定は3回行い、平均を起動時間とする。
オニキスブラックは、モバイルTVアプリを非常駐とした。
★オニキスブラック Business、Atom Z540(1.86GHz)
2分46秒(サイドバー表示までは1分25秒)
★クリスタルホワイト Premium、Atom Z530(1.60GHz)
2分53秒(サイドバー表示までは1分50秒)
★ペリドットグリーン Basic、Atom Z520(1.33GHz)
3分40秒(サイドバー表示までは2分15秒)
CPUクロック差以上の結果が出てる。
最下位CPUのZ520は、特に起動時間が遅いという結果。
最上位CPUのZ540とは、なんと1分近くも差が出てしまっている。
これは、モバイル使用では、相当大きな違いだ。
また、サイドバーが表示された時点で、通常操作は、だいたい
できるようになるが、そこから、ネット接続までが、どのCPUでも、
異常に遅い。typeZなどでは、サイドバー表示まえにネット接続
が完了していることを考えると、チップセットの問題のような
気もする。
また、工場出荷状態では、マカフィーがインストールされている
が、これを削除してみると・・・
★クリスタルホワイト マカフィー無し
2分30秒(サイドバー表示までは1分3秒)
と、20秒近く短縮になる。ちなみに、ウィルスバスターを
インストールした場合でも、マカフィーとほぼ同じ結果。
●SSDはやっぱり速い!
HDDモデルがないため、店長野田のtypeZをSSD換装した
ときの数値と比較してみる。
★店長野田のtypeZ(ウィルスバスター2009)
起動時間もどうぞ
ソニー純正の200GB(7,200回転)HDD:2分20秒
トランセンド製SSD128GB:1分30秒
左:HDD(200GB 7200回転) 右:SSD(128GB TS128GSSD25S-M)
おまけ
ソニー純正のSSD RAIDモデル
★クリスタルホワイト Premium、Atom Z530(1.60GHz)
typeP(SSD64GB Atom Z530 Vista HP)
typePの64GBは、SamusungのMMCRE64GFMPPというMLCタイプの
SSD。プチフリーズがないと言われている、優秀なSSD。
が、ベンチマークの数値を見ると、SSDの数値としては、かなり遅い。
マザーボード側のインターフェースが、パラレルATAを
採用しており、ケーブルでシリアルATAに変換して接続しているが、
パラレルATAの転送速度は、66MB/sとなっているため、これが、
かなりのボトルネックになっていると考えられる。
とはいえ、typeZの7200回転HDDと比較しても、かなり速く、
typePのベーススペックの4200回転HDD(東芝製MK6028GAL
平均シーク15ms バッファ2MB)とは比べるまでもないほど、
速いと思われる。
カスタマイズでは、+15,000円で、SSD64GBが搭載できることから、
今の品薄は、うなづける。。。
●まとめ
CPU Atom Z540が、+15,000円。SSD64GBが、+15,000円。
+30,000円は、基本的には、覚悟しておいたほうがよさげ。
この+30,000円で、typePが、相当快適になるんだから。
ということで、typePは、ベーススペック79,800円+30,000円の
109,800円~と考えてもよいかも。。。
※しかし・・・今の納期状況、どうにか改善しないもんだろうか?
WWAN解禁後の納期が気になって、夜も眠れない・・・?
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