α55で、連写撮影を試してみる!
先日、α55の勉強会に、、、うちのわんこ「うみちゃん」と行ってきた^^;
もちろん、、、勉強会の間は、うみちゃんは別のところでお留守番。。。
実は、うみちゃんには、ちゃんとしたミッションがあって同行したわけで。。。
そう、、、
「モデルわんこ」
として!
勉強会会場の近くの公園で、、、うみちゃんに、お座り&マテしてもらい、、、
「来いっ」
のかけ声で、店長野田に向かって、猛ダッシュ!!!
その様子を、α55で、10連写撮影するわけだ!
なお、、、冒頭の写真もそうだけど、毎度のことながら、発売前ってことで、写真掲載は不可。なので、、、α55の液晶に表示させたものを、再撮。色が少しおかしいのは、そのせい。。。雰囲気だけ、お楽しみください。では、どうぞ。
個人的な考えでは、連写撮影は、連続する写真を撮りたいというより、一瞬のシャッターチャンスを数打ちゃ当たるな考えで、そのうち1枚でも最高の瞬間を押さえられればOK。って感じ。
今回の連写撮影では、実際は20枚少々撮影していて、そのうちのちょうど10枚目の写真がお気に入り。それが、↑の最後のショット。
が、、、ちょっと画角が、気に入らない。α55は、16M画素という高解像度だから、必要な画角へトリミングしてやればいい。
↑それが、これ。
α55に表示したものを再撮し、それをトリミングしたから、画質アラアラだけど、実際には、5M以上の解像度があったから、A3プリントしても、十分なはず。
この調子で、ペットだけじゃなく、お子さんの運動会なんかでは、従来の連写速度では、なかなか撮影しづらかった「奇跡の一瞬」を、写真におさめることができそうだね。。。
さて、、、今回の連写撮影で気づいたことをいろいろと。。。
●被写体にもよるけど、フォーカスは、中央固定が、オススメ なこともあるよ。
α55&33のすごいところの1つは、連写撮影中でも、AFがしっかりと働くところ。
さらに、、、AE(露出、、、明るさ)までもが。(うみちゃんが日陰にダッシュしたら、シャッター速度が自動で遅くなった。ちょっと感動^^)
そのAFには、フォーカスエリア(ピントをあわせる場所)として、中央固定、ワイド(15点の中からカメラが自動で選択)、ローカル(15点からマニュアル選択)と3つのモードがある。
ほとんどの場合、カメラまかせの「ワイド」でいいと思うけど、今回は、「中央固定」での撮影が正解だった。(ちなみに、店長野田はほぼ、中央固定しか使ったことがなかった・・・。自分のα55が届いたら、、、どうなるだろ・・・)
また、、、最近はまってる、ラジコンカーのような小さい被写体が動いてるところを連写する場合も、中央固定のほうが安心だった。
が、、、中央固定の場合は、しっかりと被写体を、構図ど真ん中にもってこないと、ピンぼけになるから、要注意。(上の最後の写真は、うみちゃんが、センターからずれてるから、実は、少しピントが甘いんだよね^^;)当たり外れが大きいってことだね。
とはいうものの、基本的には、カメラまかせの、ワイドのほうが無難なことがおおい。
α55&33には、新開発AFセンサーが搭載されているから、高速・高精度なフォーカシングが可能。フォーカス点をカメラまかせにするわけだね。だから。実際、暗いところでも、ピシッとあわせてくれるし、「これは、AF効かないだろうな・・・」っていう被写体でも、平気でフォーカシング可能だった。大きめに構図できる被写体の場合も、動きがはやくてもワイドの方が確実だった。
●ずーーーっと、永遠に連写可能か?
もちろん、答えはNO!
さすがに、1枚3~5MBもある写真データを、1秒間に10枚もはリアルタイム保存はできないし。。。
なので、、、連写中は、メモステに書き込みしながら、あふれたデータは、カメラ内バッファーに貯めてる。そのバッファーまでもがあふれると、10連写はいっきに、ペースダウンされてしまう。
ってことで、ソニー公式サイトには、その目安となるスペックが公開されてる。それが、↓これ。
なお、枚数=連続連写枚数(それを超えると、ペースダウンする)
JPEG Lサイズファイン:35枚、JPEG Lサイズスタンダード:39枚、RAW:20枚、RAW+JPEG:20枚 (ドライブモード 連続撮影(Hi)時。メモリーカードの仕様や撮影条件により異なる) |
が、、、ちょっと、この公開データだけでは、不十分。実際に、実験してみた。
※あくまで、店長野田が実測したデータなので、ご参考程度にお願いします。
↑一応参考までに・・・実験で撮影した画角はこんな感じ(特に深い意味なし)
条件:使用カメラ(α55)、使用メモステ(メモステプロ HG-DUO MS-HX32)
解像度 | 連続撮影できた枚数 | メモステへの書き込み時間 |
16M ファイン | 31枚 | 約21秒 |
16M スタンダード | 31枚 | 約16秒 |
8.4M ファイン | 36枚 | 約16秒 |
8.4M スタンダード | 39枚 | 約12秒 |
16M RAW | 19枚 | 約47秒 |
16M RAW+JPEG | 19枚 | 約59秒 |
※連続撮影できた枚数を超えると、連写ペースが一気に落ちる。
※メモステへの書き込み時間は、連続撮影枚数に達した時点で、撮影をストップしたところから、メモステへの書き込みが完全終了するまでの時間。
枚数は、1枚の写真データ容量によるから、被写体によっては、多少は前後するだろうが、だいたい、ソニー公開データとほぼ同じ。
だいたいみなさん、16M(Lサイズ)で撮影するだろうから、連写時の連続撮影可能なのは、約30枚=約3秒と、覚えておいた方がいいだろうね。その枚数に達すると、たとえば、Lサイズ撮影では、だいたい1秒に1枚くらいの連写とはいえないスピードまで落ち込む。RAWなんかでは、もっと間隔が長くなる。。。
で、、、さらに重要なのが、、、連写後のメモステへの書き込み時間。
16Mファインで、21秒。この間、スイッチオフしても、書き込みは続く。。。
RAWにいたっては、1分近く、書き込みが続く。。。
ちなみに、、、黒いメモステ(標準タイプのやつね)の場合は、、、16Mファインで、31秒(10秒も遅い)、16Mスタンダードで、23秒(7秒も遅い)という結果だった。
連写時に限らず、PCへのコピーでも大きく差が出るから、やはり、メモステは、HGタイプ(オレンジ帯のやつね)をオススメしたい。
※HGメモステは、HG対応のVAIOをのぞき、HG対応のリーダーライターじゃないと、PCへの読み書きははやくならない。
が、現在、HG対応のUSBリーダーライターは、部品販売となっているので、正規ソニーショップなどで、注文すべし。部品コード8-426-525-08 価格945円(税込)
以上のように、連写時は、連続撮影枚数とその後の書き込み時間を十分注意する必要がある。
とはいえ、ちゃんとその点を理解して使えば、10コマ/秒(α33は7コマ)という高速連写は、奇跡の撮影を可能にしてくれるはずだ!!!
>α55、33本体と一緒に是非購入したアイテムセミハードシート。ソニーだけ!
<当店α55、33ブログ>
>世界初透過ミラー搭載。「スピード一眼」α55&33発表!
>α55とα33の違い・・・。あなたなら、どっちを選ぶ?! やっぱりポイントは連写速度か?
>α55と33を知るには、「Translucent Mirror Technology」を知ればオールOK~でももうちょっと簡単なネーミングできないもんかね^^;
>α55、33で、自分撮りできるのか?