ドコモ×バッファローのモバイルルーター「DWR-PG(ドコッファロー)」いろいろチェック。。。
短期間ながら、それなりに使ってみたので、回線速度とか、いろいろ気づいたところなんかを、まとめてみる。。。
●Xperia+ドコッファロー
まずは、回線速度。
↑SPEEDTEST.NETというアプリを使用して測定。
●ドコッファローを3G接続。Xperia→ドコッファローはWiFi接続
●Xperia自身で3G接続
誤差のような気もするが、何度やっても、Xperia直接のほうが、下り速度が速い。
パケ節約のために、Xperiaの3G回線を切って(方法は、いつもお世話になってる、旅蜂さんのブログで詳しく紹介)、ドコッファロー依存する人も多いだろう。PCや他のWiFi端末もまとめて全部、ドコッファローにおんぶにだっこにすれば、ドコッファローの回線負担だけですむわけだから。
が、、、Xperiaは、スリープ時にもWiFiをオンにしていると、すごい勢いで、バッテリー消費する。そのため、スリープ時にはデフォルト設定のとおり、WiFiオフにするべきだろう。
ところが、スリープからの復帰時に、ドコッファローへのWiFi接続の復帰が、、、結構もどかしい。これは、ドコッファローへのWiFi接続時に限らないんだが、自宅や会社の無線環境へのスリープからの復帰時にも結構いらっとする。待てずに、そのまま操作しはじめると、当然3G回線パケ消費が・・・。
ということで、旅蜂さんのブログにも書かれているが、そういうときは、XperiaのIPアドレスを固定してやることで、約10秒くらい(結構ばらつきあり。)WiFi復帰がはやくなる。それでも、、、ややいらっ^^;
設定→ワイヤレス設定→WiFi設定→オプションボタン→詳細設定
これで、IP設定の画面が表示されるから、静的IPを使用するにチェックをいれて、IPアドレスなどを指定してやればいい。
このとき注意が必要なのが、、、
ドコッファロー 192.168.13.XX
バッファロー製ルーター 192.168.11.XX など・・・。
と、それぞれのルーターのIPが統一されていないため、ドコッファローに合わせると、自宅や会社ではWiFiがつながらない。。。なんてことになる。
店長野田のWiFi環境では、自宅、会社ともに、192.168.0.XXなので、ドコッファローのIPをそれにあわせたほうが管理が楽。
さて、、、これで、Xperiaの3G回線を完全にオフっての運用ができるぞ!
が、、、手放しでは喜べない。
3G回線を切ってる→スリープ時はWiFiも切れてる→メールが受け取れない。。。
さぁ、あなたはどうしますか?
店長野田は、今までどおり、Xperiaは3Gオン。スリープ時のみWiFiオンの設定で使ってみようかなと。特に外出時、Xperiaのメール受信のおかげで、PCを開くことが激減してるから、やっぱり、メール受信だけはほぼリアルタイムでやりたい。スリープ時のメール受信だけでどれくらいパケ節約が可能だろう。。。
ところで、あまりいないとは思うけど、店長野田の場合のドコッファローの使用目的は、モバイルPCが、Z、X、P×2と、4台もあり、持ち運ぶたびに、SIMカードの抜き差しが、、、メンドクサイから。っていうか、抜き差しを何度忘れたことか^^; そのたびに、お客さんの前で赤っ恥(激汗
●iPhone or iPad+ドコッファロー
現在、iPhone3GSは、回線解約中。iPadは、WiFiモデル。と、、、どちらも、WiFiがないとネットがつながらない状態。
ドコッファローのおかげで、iPhoneもiPadも、モバイルネット接続ができるようになった。ありがたい!
さて、、、iPhone、iPadともに、、、どうやら、スリープ時にも、WiFiがつなぎっぱになってるようだ。
ドコッファローの3G通信中を表す、「WIRELESSランプの点滅」が、、、iPhone、iPadとも、スリープ中に断続的に、起きる。確かに、どちらも、スリープからのWiFi接続復帰が、異常にはやい。
はてさて、、、アップル側の対応を待つか・・・そりゃムリだろうね^^; バッファロー側の対策に期待するほうがよさげ?^^;
●VAIO+ドコッファロー
測定は、「gooスピードテスト」のサイトを使用した
●新型Z or 新型P +ドコッファロー
●新型Z or 新型P +内蔵WWAN
ということで、、、ZとPの比較は、、、しょうがないとして。。。
ドコッファローよりも、内蔵WWANのほうが、回線速度は速いぞと。。。
ま、ルーター経由のネット接続ってことで、ある程度は予想はできたわけだが。。。
では、、、Xperiaによる、テザリング接続ではどうだろう?
●新型Z+Xperiaによるテザリング
んー、、、何度やっても、3M超え。
Xperia発売当初は、アクセス集中のため、Xperiaはネット接続が遅かったんだが。
当時、VAIO Xで、内蔵WWAN vs Xperiaテザリングで回線速度測定やったんだが、WWANは今回と同様の結果だったが、Xperiaテザリングは、1Mでなかった記憶がある・・・。
●まとめ
ドコッファローのメリットとしては、、、
・3G機能を持ってないWiFi端末をネット接続可能。
・回線を一本化することで、その他の3G端末のパケ代節約。
・出張時など、有線ネット回線のみの環境での、モバイル無線親機としての使用。
・SIM使い回しの手間がはぶける
このあたりが、考えられるんじゃないだろうか?
ただ、Xperiaのスリープ時のWiFi接続復帰の遅延や、iPhone、iPadのスリープ時の断続的接続など、、、多少、運用上で逃げるしかない点もあるものの、メリットは大きいんじゃないだろうか?
今年は、モバイルルーター元年と呼ばれたりもするだけに、今後も、WiMAX陣営の新型の投入や、WiMAX+auの複数WWAN回線対応モデルなど、、、ますます、モバイル時のネット接続の選択肢が増えるだろうね。
また、ドコッファローは、未だに超品薄だし、、、価格もまだまだ高く、、、待てる人は、年末あたりにいろんな機種が出そろうのを待ってもいいのかもしれない。。。
おしまい。。。
※いまだ品薄のドコッファロー。店長野田は、バツグンのタイミングで、amazonでゲッツできた。