Xperiaを、外部バッテリーで、どんだけ充電できるかの、実験!
タイトル通りの検証です。。。
検証した外部バッテリーは、もちろん、ソニー製CycleEnergy(CP-AL)と、サンヨー製eneloop(旧型のKBC-L2。最新モデルと容量は変わらず)。
※今回の検証は、あくまで、店長野田が独自に行ったもので、 すべての人にあてはまるわけではないので、あらかじめご了承ください。。。参考程度ということで。
●検証時の状況
機内モードにし、充電時のバッテリー消費を極力抑えて、検証する。というのが、 より正確に検証できるとは思うけど。。。
「店長野田の通常の使用時で、どれくらい充電できるか?」
という、より実践的な数値がほしかったので、、、
「無線LANオン、Bluetoothオフ、GPSオフ、gmail同期オン(正確には、gmailアプリはオフで、k-9 mailの同期オン、カレンダー&連作先同期オフ、その他通信アプリはすべてオフ」
といった条件で測定。また、充電時の液晶画面は消画している。さらに、、、充電中、そこそこメール着信あり。電話着信はなし。
●ソニー製CycleEnergy(CP-AL)の場合
容量から判断して、満充電できないのはわかっていたので、適当にバッテリーを消費させて、バッテリー残28%からスタート。
グラフをみてみよー。
充電開始から、1時間25分のところで、CycleEnergyが力尽きているのがわかる。
そのときの、Xperiaのバッテリー残は、58%。
58%-28%で、約30%の充電ができたってわけだね。
ところで、、、Xperiaのバッテリー容量は、1500mAh。
CycleEnergyは、パッケージには、3.7V 1120mAhと書かれてる。
ということは、単純に、1120÷1500=約75%なので、75%充電できてもいいように思える。。。
が、、、この1120mAhというのは、あくまで、内蔵電池3.7Vの容量。
USB出力5Vへ昇圧かけてるわけだから、1120mAhが、USB出力時の容量じゃぁない!
CycleEnergy本体裏面には、↓こう記載されてる。
定格電圧:5V 定格容量:460mAh
と。。。
460mAh÷1500mAH=約30%
ほーら、見事に、実験結果と等しくなる。(Xperia本体は電源オンだから、バッテリー消費はしつつの充電だから、ちょっとフシギだけど。)
●サンヨー製eneloop(KBC-L2)の場合
※ご存知の通り、Xperia付属ケーブルとeneloopの組み合わせでは充電できない。
充電する方法は、
>当店ブログ「Xperiaってエネループとかで充電できないらしい。。。」
をご覧ください。。。
eneloopは、カタログ公称値では、CycleEnergyの4倍少々の容量がある。
ということで、さすがに、Xperiaを満充電できると予測して、Xperiaのバッテリーをすっからかんにして検証した。また、満充電後は、再度、すっからかんにして、2度目の充電をしている。
1度目の充電では、2時間50分で、満充電。
その後、放電し、
2度目の充電では、1時間10分で、32%充電し、eneloopは、力尽きている。
ということで、合計132%充電できたことになる。
これから、132%÷30%で、、、eneloopは、CycleEnergyの約4.4倍の充電が可能という計算になる。
ここで、カタログ公称値での容量は、3.7V 5000mAh。残念ながら、店長野田所有のKBC-L2では、5V時の容量はどこにも情報が見当たらないため、、、今回の検証結果から推測すると、、、
CycleEnergy5V時容量460mAh×4.4倍=2024mAh。←これが、eneloop(KBC-L2)の5V時の容量と言ってもいいかもしれない。
●まとめ
・CycleEnergy(CP-AL)は、5V 460mAh
・eneloop(KBC-L2)は、5V2024mAh(店長野田推測)
これらの数値から、充電しようとしているモバイル機器のバッテリー容量を見て、それぞれどれくらい充電可能かどうかが、ある程度目安として計算できそう。
<検証結果>
・CycleEnergy(CP-AL)は、Xperiaを、約30%充電可能。
・eneloop(KBC-L2)は、Xperiaを、約132%充電可能。
検証結果をふまえて・・・
CP-ALは、満充電こそできないものの、本体重量が軽い。普段使いに、Xperiaのバッテリーを少し補助という感じ。
eneloopは、まるまる満充電しても、まだ少し余裕があるから、出張時など、がっつり充電したいときにおすすめ。CP-AL(バッテリーのみ:65g)の2倍の重量(130g)だけど。。。