東京出張1/3日目<音響のお仕事編>
東京出張1日目は、音響仕事の視察が中心。
ソニー時代の師匠H氏に車でピックアップしてもらい、午前中は、府中でペアガラスや、無音空調システムを視察。。。
その後、ソニー時代の上司T氏と合流し、3人で、千葉にある、日東紡音響エンジニアリングの研究所を訪問。AGSという、拡散吸音体を体験させていただいた。
当店、ホームシアターのインストールビジネスを展開させていただいているが、音響に最適な専用ルームへのインストールばかりじゃなく、むしろ、一般住宅のリビングへのインストールのほうが多い。まさか、リビングに、音響効果を考慮した吸音材などを多様するわけにもいかず、かといって、そのままでは、どうしても、機器の性能をフルに発揮するのは難しい。
日東紡さんでは、冒頭のプロ用スタジオも手がけるほか、一般ユーザー向けの製品も商品化してるという。それが、AGSをコンパクトに凝縮した、「SYLVAN(意匠登録済・特許申請中)」。
↑SYLVAN
AGSは、Acoustic Grove Systemの略で、従来、音の反射を防ぐための吸音材替わりに使用する。
森林の心地よい、反射、吸音、拡散を目指して研究されたもの。
そのAGSの研究成果をぎゅっと凝縮して、一般ユーザーが手軽に設置できるようにコンパクトにしたのが、SYLVAN。
フツーのリビングで、「置くだけ」で、驚くほど、「音が自然」になる。実際、体験してみると、、、なにか、だまされているほど、効果を実感できる。ハード類をいじったり買い換えたりするより、効果は即体感できるだろう。
もちろん、リビングは、十人十色で、それぞれ、全く音響環境は異なる。そんなリビングに「置く」だけで、ヤラシイ高音がクリアになったり、、、音の定位がはっきりとしたり。
まぁ、こればっかりは、実際に置いてみないと・・・。
当店での販売も含めて、シアタールームに常設してみようかと、検討中。。。
ということで、さらっとご紹介した、SYLVAN。その効果は絶大だった。
日東紡の皆様、ありがとうございました。。。