<訂正あり>新型サイバーショット「DSC-HX5V」&「DSC-TX7」実機比較レビュー

昨日の話。某秘密基地で、HX5Vが見られるってことに!!!こないだの新商品発表会ですでに実機はさわりまくっていたものの、時間の関係で十分撮影ができなかったから、これはチャンス!!!

比較用に、既発売のTX7やら、旧型のDSC-W270やら、、、撮影用にα550やら、、、いっさいがっさい準備して、いざ、HX5V詣でに行ってきた!!!!

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●DSC-HX5Vと、DSC-TX7の基本スペック

★共通スペック

Exmor R CMOSセンサー 1/2.4型 有効1020万画素
連射10枚/秒(最大解像度で最大10枚)
フルHD(AVCHD17M FH)動画撮影(1920×1080 約60i)可能
TransferJet対応
顔・動き検出対応のスイングパノラマ機能
メモステDuo、SDカード対応
Dレンジオプティマイザー、逆光補正HDR(名前違いで、性能はα550と全く同じ)
動画記録中光学式ズーム
スマイルシャッター
自分撮りモード

★レンズのちがい

●DSC-HX5V
ソニーGレンズ 光学式10倍ズーム
25mm~250mm F3.5~F5.5

●DSC-TX7
カールツァイスバリオテッサー 光学式4倍ズーム
25mm~100mm F3.5~F4.6

★撮影モードの違い

●DSC-HX5V
マニュアルあり、水中なし
アドバンストスポーツ撮影

●DSC-TX7
マニュアルなし、水中あり
高速シャッター(明るいところで使用。アドバンスの下位機能)

★液晶モニターのちがい

●DSC-HX5V
クリアフォト液晶(4:3 3.0型 約23万ドット)

●DSC-TX7
エクストラファイン液晶/TruBlack/タッチパネル(16:9 3.5型 約92万画素)

★バッテリーの違い

●DSC-HX5V
インフォリチウムGタイプ(他のサイバーショットで多く使用されている)

●DSC-TX7
インフォリチウムNタイプ(新型)

★GPS&コンパス機能
●DSC-HX5Vだけに搭載

★付属品の違い

●DSC-HX5V

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専用ドックは用意されておらず、HDMI変換アダプターが付属している。
ミニHDMIじゃなく、標準サイズHDMIへ変換してくれるのがほんとありがたい。

で、このアダプター経由で、BRAVIAとHDMI接続してやると・・・

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BRAVIAリンク機器として、認識して、、、

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↑おまかせリモコンで、がっつりとリモコンできる♪

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●DSC-TX7

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<訂正>
初稿時、ACアダプターにて充電できると記述してましたが、実際には、ACアダプターは、本体への電源供給のみで、バッテリーの充電はできません。訂正させてください。申し訳ありません。。。

また、USBやHDMIケーブルなどを常時接続しておけば、さらに便利。
が、反面、HDMIしか、、、しかも、頻度が低い場合には、ちょっと大げさ感が。。。

そんなときは、↑DSC-HX5V用のHDMI変換アダプター(部品コード1-822-552-11 1400円税別)を使えば、DSC-HX5V同様に、BRAVIAリンクで、BRAVIAへハイビジョン出力してくれる。ひとつもっといてもいいかも。

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●DSC-HX5Vと、DSC-TX7の外観比較

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↑まっすぐ見る限り、あまり大きさの違いを感じない・・・。
HX5Vは、やはり、その口径の大きいソニーGレンズが印象的。
液晶は、TX7がかなりワイドで大きいものの、電源オンすると、両端が操作部になっているため、撮影時のビューワーサイズは、実は、、、HX5Vのほうがビミョウに大きい!!
<4:3撮影時のビューワーサイズ>
HX5V 4.5cm×6cm
TX7 4.3cm×5.7cm
(1mm単位で、きっちりサイズなので、誤差無し。ずばりの数値)

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↑横幅もほとんど同じ。

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↑が、、、厚みはどうにもこうにも。
商品コンセプト自体が違うから、どっちがどうとかっていう判断はできないけど。
HX5は、このほどよい厚みが、非常にいいホールド感を生み出し、、、
TX7のこの薄さは、ズボンのポケットなどに気兼ねなく放り込め、携帯性に優れる。

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撮影時は、、、TX7は、外観変わ
らず。HX5Vは、最広角~最望遠まで、ズーンとレンズが伸びる。

●店長野田も買っちゃった、サイバーショットDSC-HX5V

今までになかった、コンデジタイプのサイバーショット本格派モデル。

光学式10倍ズームのGレンズを搭載し、カメラ本来のもっとも重要な、きれーな写真撮影が可能。
サイバーショットならではの、Exmor R(裏面照射型CMOS)が暗いところでの高感度撮影を可能にした。また、最新ハンディカムに搭載の、光学式手ぶれ補正(アクティブモード)で、歩きながらでも撮影できる!

動画撮影では、ついにフルHD撮影が可能となり、撮影中でも光学式ズーム使用ができる。

GPS・コンパス搭載で、地図上の撮影場所にそのサムネイル写真を載せたり。GPSのおかげで、国内、海外問わずに、自動で時刻修正してくれる。

適度な重量、適度なサイズ、、、ホールド性もバツグンで、デジタル一眼のセカンドカメラとして、十二分に活躍してくれることまちがいなし!

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液晶横の操作ボタン類。円形の上下左右キーには、よく使う機能が割り振られている。
再生、MENU、ゴミ箱ボタンの他、新たに、MOVIEボタンが配置されている。
これは、どんなモードからでも、ワンプッシュで、設定した解像度で動画撮影がはじまり、ワンプッシュで元のモードに戻る。なかなか便利。静止画撮影中にさっと動画撮影して、さっと静止画撮影へもどれるわけだね。

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トップの操作周りでは、、、使用頻度が劇的に高い、シャッターボタンと、ズームレバーが使い勝手がよろしい。それらは、カメラのホールドには関係のない、右人差し指の先だけで操作できる。だから、本当にカメラが安定する。シャッターボタンは、男性の指でも十分に押し込むことができるサイズ。半押しもきっちり可能。また、シャッターボタンのまわりにズームレバーが配置されているため、シャッターボタン間の指の移動が最小限に抑えられ、ブラインドタッチ操作がだれでもできる。モードダイヤルは、ついにトップに配置され、誤操作が格段に減少した。従来は、液晶横に配置されていたため、ついついサイバーショットをつかむときに親指でクルッと回してしまいがちだった。

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↑ちょっとおもしろい機能。「セルフタイマー自分撮り」。これには、1人用と2人用の2パターンあり、それぞれの人数の「顔」を認識すると、2秒セルフタイマーが動き出し、シャッターぱしゃりという機能。たとえば、2人の場合、、、2人の顔が、きっちり画角に入ってはじめて、セルフタイマーがスタートするから、顔が半分切れるなんていうことがない。カップル撮影ではすごくいいんじゃね?^^

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↑こんな小技も便利。
再生モードで、、、ズームレバーW側へ倒すと、サムネイルに切り替わる。ここで、ゴミ箱ボタンで、画像選択を選択。すると、写真一枚一枚にチェックを入れられたり、左の縦バーのチェックをいれると、そのフォルダ(写真では日付別)ごと削除ができる。ちなみに、ズームレバーT側は、写真拡大。

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↑これは旧機種からある、グリッドライン。撮影時の補助線。これを目安に撮影することで、傾いた写真にならないように。案外知らない人多いみたいだけど、オススメ。

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↑カメラ内での加工機能は、ま、おまけ程度。トリミング、赤目補正、それと、、、ちょっと微妙なピンぼけ補正機能。ま、ないよりはあったほうが。。。フォトショでやっちまったほうが・・・^^;

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さて、、、個人的には、サイバーショット史上最強で間違いなし!

●ノーマークだったけど、実はすんごいカメラな、サイバーショットDSC-TX7

DSC-HX5Vとならんで、話題のサイバーショット「DSC-TX7」。

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↑きれーだよねー。HX5Vにはないヘアライン加工が施され、見た目、かなりいいっす。
(パワー操作兼レンズカバー、、、完全フラットで「手がかり」もない上に、、、ちょっと堅め^^;)

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↑ヘアライン加工だけど、ソニーロゴも含めて、表面はクリアコートされ、ぴかぴかしている。ヘアライン加工むき出しだと、ややマットでクールな感じだけど、このつやつや感のおかげで、少しやわらかく暖かみのある雰囲気に。

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↑タッチパネルがあるため、機械操作系はヒジョーに少ない。

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↑ズームレバーは、今回、かどっこというおもしろい位置に。
シャッターボタンに人差し指の「先」、、、で、そのポジションだと、ちょうどズームレバーが、人差し指の「第一関節」あたりにくるが、そのままレバー操作ができる。

タッチパネルに慣れさえすれば、「ならではの」直感的な操作性は、非常にわかりやすい。

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ワイド液晶を利用し、両サイドの空きスペースに配置された操作ボタン。
タッチパネルだからこそ、左の4つのボタンは自由に他のボタンと入れ替えできる。入れ替え操作もドラッグ操作だから簡単。

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↑タッチしたところにピントが合わせられるのも、タッチパネルだからこそ可能。
また、一度タッチすると、赤矢印のピント解除ボタンを押すか、再生モードに入る、もしくは、電源オフするまでは、保持される。これは、本当に便利だと思う。

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↑レタッチ機能もおもしろい。圧電式だから、付属ペンや、写真のようにキズのつけない程度のプラスチックで自由にカキコミ可能。

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↑ハートや、わんこ(クマかも)の手型など、34個のスタンプも用意されてる♪

レタッチ画像は、5Mサイズ、VGAサイズどちらかで保存可能。

またまた個人的意見としては、、、HX5Vなければ、まちがいなくTX7買ってたと。
iPhoneのおかげで、タッチパネル操作に全く抵抗がなくなったせいで、今さらながら、タッチパネルのサイバーショットに魅力を感じまくり。。。

やはり、一般ウケは、間違いなく、TX7。カメラ好きな方、こだわりな方には、HX5V。こんな感じっすね。

●実際の静止画、動画を比べてみよう

某秘密基地から、HX5Vをこっそりと持ち出しての撮影^^;

※発売前のHX5Vの作例公開は、、、NG出るかも;

●暗闇での撮影

おまかせオート撮影っすよ!

どちらも、1/4秒 手持ち撮影!!!


↑DSC-HX5V

 
↑DSC-TX7

撮影場所は、某秘密基地の倉庫。照明消してるし、完全密室。窓もないし。まじで、暗い場所^^;
すごすぎです。レンズ口径の大きなHX5Vが圧倒的有利と思いきや、甲乙つけがたい結果。
さすがに、人間の目にはかなわないまでも、この感度はスゴイ。

で、、、HX5Vには、マニュアルモードがあるから、、、

シャッタースピード30秒にして、あえて、ISO125で、三脚撮影すると。。。

↑拡大しても、、、このクオリティ!


↑DSC-HX5V


↑DSC-TX7

先ほどと同じ暗がりで、ジッポライターの明かりでシロクマのぬいぐるみを撮影。

色味が違うものの、どちらも、優秀。

●光学式ズームを見る


↑25mm(HX5VもTX7も同じ)で、撮影


↑HX5V(250mmフル望遠)


↑TX7(100mmフル望遠)

これは、、、くらべるまでもなく、4倍ズームのTX7に対して、10倍ズームのHX5Vのすごさを見せつける結果。

●マクロ性能を見る

被写体は↓こちら


↑DSC-HX5Vでの最接写撮影


↑約3.5cmまで、ピントがあった。


↑DSC-TX7での最接写撮影。。。す、すごすぎ。。。

 
↑約1cmまでピントあってました、、、すげー。

●動画撮影での、手ぶれ補正検証

●まずは、旧型サイバーショット「DSC-W270」から

ごめんなさい、、、気持ち悪くなったっしょ?^^;

つづいて・・・

●サイバーショット「DSC-TX7」(光学式手ぶれ補正)

うん。まずまずじゃないでしょうか。従来のハンディカムレベルかな?

つづいて、真打ち・・・

●サイバーショット「DSC-HX5V」(光学式手ぶれ補正アクティブモード)

どう?どうよ?

まじすごいっすよ。

調子に乗って、もいっちょ!「小走りして撮影みた」

悪くはないっしょ?

ということで、最新のハンディカムにも搭載されている、「光学式手ぶれ補正アクティブモード」は、まじで、すごいってことですね。

また、ワイド端だけじゃなく、テレ端でも、手ぶれ補正はきくのも、特筆モノ。

ひとつ気になった点。
W270もそうだったが、HX5Vでは、静かなところでの動画撮影時に、ズーム使うと、モーター音がしっかりと録音されてしまう。TX7はかなり静かだけど、HX5Vは、ウィーンという音がはっきりと聞こえてしまうから、動画撮影時のズーム使用は注意が必要と感じた。

●まとめ

HX5V、TX7ともに、カメラとしての基本性能はしっかりと押さえつつ、TransferJetといった先進技術をいちはやくとりいれ、SDカードにも対応という柔軟さもありーの、スイングパノラマ、スマイルシャッター、フルHD撮影、HDMI出力といった、高付加価値もありーの、、、ヒジョーにバランスのとれた製品に仕上がってると感じた。

HX5Vは、コンデジとしては大口径のGレンズ、光学式ズーム、さらに進化した手ぶれ補正。そして、それらを、ホールド感を損ねないぎりぎりのコンパクトさにうまく納めて、、、お見事っす。

TX7は、液晶画質の向上を実現し、タッチパネルの優れた操作性に磨きをかけ、にも関わらず、あの薄型コンパクトをキープ。これまた、うまく仕上がってます。

どちらもしっかりとしたコンセプトで、2台のサイバーショットで、幅広い層をがっちりとつかまえてしまうんじゃないだろうか?

最後に、、、当ブログ読者には、10対1くらいで、HX5Vが人気っすね^^ある意味うれしいっす♪

※当ブログ関連ネタ

サイバーショット「DSC-HX5V」 プチフォトギャラリー

サイバーショット「DSC-TX7」無口な開梱レポート

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