じんわりと良さがわかってくる「VAIO Y」を分解。。。
発表後、スタートダッシュとはいかなかったものの、じんわりと良さが伝わってきたせいか、VAIO Yをお目当てにご来店のお客様が増えてきたところ。。。
左:VAIO S 右:VAIO Y ぱっと見、カラー違いにしか見えない^^;
やはり、みなさん、VAIO Sとはなにが違うの? 的なご質問が多い。
やはり、Sとこれだけ価格差があると、、、
1/31現在、VAIO S109,800円~、VAIO Y79,800円~と、ベーススペックで、3万円も違う。
VAIO Yは、価格が安く、光学式ドライブなしの中画面サイズ液晶PC。また、CPUが超低電圧版で、VAIO Sよりは、非力。この辺を理解して見てみると、意外にもイイVAIOに思えてくる。
さて、当店ブログにて、
>無線デバイス全部盛りにパワーアップした、店長野田の「P様」
をご紹介してから、VAIO Yは、WiMAX化できないの?
といったお問い合わせがちらほら。VOMカスタマイズで選択できない以上は、できませんとしか言いようがなく。。。すると、、、分解方法教えて欲しいというリクエストが。。。
ということで、分解してみよー。
※分解は自己責任で!
展示中の実機は、ソニスタさんからの借り物なので、、、お客様にご協力いただき、実機を貸していただいた。感謝!
まずは、、、言うまでもなく、ACアダプターと、バッテリーをはずす。。。
↑裏面のこのフタをはずすことからはじめる。ネジ3本外すだけ。
↑これで、SSD or HDDと、メモリーへあっさりアクセスできる。それぞれの交換は超簡単ってわけだ。
↑赤矢印の3本のビスがキーボード固定ビス。これを3本ともにはずしておく。
↑赤矢印の4本のビスをはずして、写真向かって左へストレージをスライドして、はずす。
↑ストレージをはずすと、左側にキーボード固定のツメが2つ見えてくる。
ツメの頭のすき間に、マイナスの精密ドライバーつっこみ、ツメを手前へかるーく倒して、下へ少し押し込む。そして、写真右下の前方後円墳の形したところが、キーボードの裏面で、液晶を開いた状態で、それをちょっと押すと、、、
↑キーボードがはずれる。キーボード四辺ともにツメ固定になっているので細心の注意で。
また、上、左、右のツメはオス。下側だけがメスになっているのも頭にいれとくべき。
特に上側のツメは結構長いので、最初に写真向かって右側がはずれたあとは、キーボード全体を少し液晶側へ押し気味にして、下側のメスツメから外すようにしつつ、左側へと進めていこー。
↑キーボードをはずしたところ。フィルムケーブルでつながっているが、くるっと手前へひっくり返せる。キーボードで隠れてるところは、パームレスト。
↑キーボード接続ケーブルのマザーボード側は、黄色い固定シールが貼られているから、ケーブルを外す場合は、注意してシールをはがそう。
↑2つ前の写真で、右上にあるのが、PCI Express Half-Mini カード規格の無線LANモジュール。
↑モジュールとは関係ないが、ジャマなので、上に被さっているケーブルを引っこ抜くが。
それぞれに細長いシールが貼られてるので、まずは、それをはがしてからケーブルを引っこ抜く。
そして、モジュールに接続されているケーブルを2本抜き、固定ビス2本をはずせば、、、
無線LANモジュールがとりはずせる。
↑無線LANモジュールをはずしたところ。。。
↑とりはずした、無線LANモジュール。Atheros製。
ということで、分解終わり。
キーボードの取り外しがポイント。やっぱり、ツメ固定ってのはほんと怖いからね^^;
さて、、、これで、無線LANモジュールを、無線LAN&WiMAXモジュールに換装することはできるだろう。が、、、実際に試したわけじゃないから、すんなりと、WiMAX化ができるかどうかは、わかりません。。。
もし、成功した方は、ご一報ください。と、他力本願状態でおしまい。。。
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